山梨県東部に位置する甲州市は、甲府盆地の東側に広がり、甲州街道が通る交通の町として発展してきました、武田氏ゆかりの土地でもあり、江戸時代には勝沼宿が置かれ、街道を行き交う人や物を支えてきました
勝沼の町を歩けば、甲州街道沿いの古い建物や商店が残り、その先には斜面いっぱいに広がるぶどう畑があります、山の斜面を利用した果樹園と街道沿いの町並みが近い距離にあるのが甲州市らしいところです
甲州市を代表する産業がぶどう栽培とワインづくりで、勝沼では明治時代から本格的なワインづくりが始まりました、甲州種のぶどうもこの土地の名前を冠する存在で、農家や醸造所が地域の産業を支えてきました
塩山や勝沼の市街地を歩くと、昔からの商店や住宅、学校が並び、少し離れれば果樹園が広がっています、観光で訪れる人が歩く道のすぐ近くで、農作業や買い物をする人の普段の生活が続いています
そんな甲州市の道を歩きながら、甲州街道の宿場町やぶどう畑をたどり、その先にある駄菓子屋を探していきます、大人はワインの味を考え、子どもは駄菓子の味を考える、同じ町で育った味覚でもずいぶん方向が違うものです