山々に囲まれた日光市は、日光の社寺を中心とする歴史と、今市や足尾、鬼怒川などそれぞれの土地で育まれてきた暮らしがある街です、日光杉並木が続く街道も、長い時間をかけて人の往来を支えてきました
日光の社寺へ向かう道を歩けば、杉の並木や古くからの商店が続き、今市まで足を延ばすと宿場町らしい街並みと駅前の商店が並びます、観光地だけを見て歩くより、一本裏の道に入ったほうが日光の普段の顔に近づけそうです
日光彫や日光下駄などの手仕事もこの土地の文化のひとつで、山の木材や街道を行き交う人々との関わりの中で、地域の商いが育ってきました、立派な文化財の横にも、普通に暮らす人の店があります
今市の住宅街や学校の近くまで歩けば、観光客のためではない商店や公園があり、子どもたちが学校帰りに歩く道もあります、日光といっても、いつも東照宮を目指しているわけではありません
そんな日光市の日常を歩きながら、山と街道のあいだにある駄菓子屋を探してみます、杉並木を見上げたあとに小銭を握って店先へ向かうくらいが、日光の街歩きにはちょうどよさそうです