北海道南端に位置する函館市は、津軽海峡と函館湾に面した港町で、江戸時代から北方への玄関口として人や物が行き交い、1859年の開港後には外国との交易も盛んになりました、函館山と海に囲まれた独特の地形も、港を中心に広がった町の形につながっています
元町を歩けば、教会や洋館、石畳の坂道が続き、坂を下ると港へ出る函館らしい街のつくりがあります、五稜郭には幕末から明治にかけての歴史が残り、函館が新しい時代の入口になったことを伝えています
函館は北前船の寄港地としても栄え、港を通じて北海道と本州を結ぶ商いが続いてきました、現在も函館朝市や古くからの商店街などに海と商売に近い暮らしが残り、海産物や水産加工などの仕事も町の文化のひとつになっています
元町や弥生町、湯の川などを歩くと、観光地のすぐ近くに住宅や学校、昔からの商店が並んでいます、坂道を上り下りする生活はなかなか足腰を使いますが、子どもたちはそんな道も普通の通学路として歩いてきました
そんな函館の街を歩きながら、港へ続く坂道や商店街、住宅地をたどり、その先にある駄菓子屋を探していきます、北前船が大人たちのお腹をいっぱいにした町なら、駄菓子屋は子どもたちのお腹と財布を少しだけ軽くしてきた店なのかもしれません