現在の鎌ケ谷市を歩いていると、住宅地のなかに畑や林が残り、ところどころで昔からの道筋に出会います、江戸時代には下総小金中野牧が置かれ、馬が放たれた牧の風景がこのあたりに広がっていました
江戸と房総を結ぶ街道沿いには鎌ケ谷宿が置かれ、人や物が行き交う土地として発展しました、今も鎌ケ谷大仏などに当時の街道文化の面影を感じることができます
街を歩いていると、住宅地のなかに昔からの家並みや寺社が残り、農村だった頃の風景と新しい暮らしが自然に重なっています、駅の周辺を離れるほど、鎌ケ谷らしい穏やかな生活の風景が見えてきます
下総小金中野牧跡に残る野馬土手や捕込を訪ねると、かつてこの土地で馬を育てていた人々の営みが身近に感じられます、街道と牧が交わった鎌ケ谷には、華やかな観光地とは少し違う土地の記憶が残っています
そんな街の暮らしを歩いていると、子どもたちがお菓子を選び、店主と言葉を交わす駄菓子屋に出会います、宿場と牧の記憶を今の鎌ケ谷の風景に重ねながら、その店を訪ねます