山梨県東部に位置する大月市は、山々に囲まれた桂川沿いに町が広がり、古くから甲州街道や富士山へ向かう道が交わる交通の要所として発展してきました、江戸時代には街道沿いに宿場が置かれ、人や物が行き交う町として栄えてきた歴史があります
大月の町を歩くと、駅周辺の商店や住宅地から山あいの道へ景色が変わり、少し先には桂川の流れがあります、岩殿山や富士山を望む場所もあり、山に囲まれた土地ならではの道のつながりが町の風景をつくっています
かつては織物も盛んで、郡内織と呼ばれる織物文化が地域の産業を支えてきました、現在も織物の技術が受け継がれているほか、山の斜面や川沿いの土地を生かした暮らしが続いています
大月駅周辺や猿橋の町を歩けば、昔からの商店や住宅、学校へ続く道があり、観光客が歩く場所とは少し離れたところにも普段の暮らしがあります、日本三奇橋のひとつに数えられる猿橋も、かつては人や物が行き交った生活の道の途中にありました
そんな大月市の道を歩きながら、甲州街道の歴史や桂川沿いの町並みをたどり、その先にある駄菓子屋を探していきます、富士山へ向かう大人たちが道を急いだ町で、子どもたちは駄菓子を買うために少し寄り道する、こちらは急ぐ必要もありません