神奈川県川崎市(川崎区)・田島町の駄菓子屋 〜ルーツは金魚すくい!駄菓子屋『きんぎょや』再訪録〜

恋人も濡れるシャレオツな街角・横浜市と、○にたいくらいに憧れた花の都・大東京と。

両隣をBig Cityに囲まれ、南北に細長い市域に7つの行政区と約150万の人口を誇り、独特の輝きをスパークさせ続ける神奈川県下ナンバー2の政令指定都市・川崎市

その中心部に位置するのが川崎区。

京浜工業地帯の中核をなす港湾部。
初詣参拝客数全国トップクラスの平間寺・川崎大師
ぜひともホルモンを食べに行きたいコリアンタウンや、風俗街に競馬場。
玄関口・川崎駅(JR線・京急線とも)周辺の一大繁華街(CLUB CITTA川崎ルフロン)などなど。

決して大きいとは言えなかった旧東海道53次の宿場町『川崎宿』の現在は、商工業の発展凄まじく、魅力的で清濁併せ持つ『川崎』のイメージそのもの。

人口約23万人。
故・坂本九さんを筆頭に、芸術・文化・スポーツに活躍する多くの人材を輩出続ける、上を向いて歩きたくなる街。
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(1128年創建の平間寺=川崎大師。ライトアップされた参道はお見事!)

臨海エリアにほど近い川崎区の南側・田島町には、コロナに負けずに頑張り続ける駄菓子屋『きんぎょや』があります。

『きんぎょや』??

ギョギョギョ・・それが正式名称なの??
と思った方、挙手願います。
もちろん、独りエア挙手でお願い致します(笑)

答えはYES!
その名の由来は、かつて『金魚すくい』・『魚すくい』が店内にあったことから!!でございます。

ちなみに、その頃は店内に鉄板が置かれ『駄菓子屋もんじゃ』が食べられたり、多数のゲーム機も設置されていたとの事ですが、『金魚すくい』のインパクトは群をぬいてますよね・・・

だから、かつての子供も今の子供もみんながこう呼ぶ『きんぎょや』と。

代々地元の子供達に伝わっていく愛称でもあり、正式名称でもあるんですね~。
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(コカ・コーラの自販機が目印。木漏れ日が如く明かりも素敵でしょ!)
DSC_0718(コロナ時代。扉は開きっぱなしスタイルで対応!換気もバッチリ。)

「祖父が本当に凝り性な人で。金魚すくいの『ポイ』を作る際、襖(障子)の貼り方や紙の厚み・強弱など、メーカーによっての差異をよく調べてました。その研究の成果(笑)である紙を、祖母が朝方糊付けして乾かしてたのを覚えてます。」

金魚すくいのポイは、研鑽を重ねた初代ご夫婦の手作り!!とは驚きでした‥

時の流れに身を任せ、徐々に駄菓子屋へとシフトチェンジしていった『きんぎょや』の現在。

筆者(昭和53年生まれ、間下このみ世代)より少し上世代、2013年の訪問で初めて顔を合わせ、今やInstagram上でもマイメン!である孫娘により、『きんぎょやスピリッツ』は見事に受け継がれています。
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(中央に島式の駄菓子ブース。動線とスペースを考慮した造り)
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(駄菓子と同レベルにカラフルな駄菓子ケース。きれいな陳列もGood!)

それにしても‥

「実は両親は駄菓子屋に関してはノータッチでして(笑)。祖父母から一気に私が引き継いだので、私が2代目なんですよね。実際(笑)」との報告には、びっくりしてしまいましたよ。

なにせ、3代目だってずっと(勝手に)思っていたのですから‥

例えるなら。
仮面ライダーで言えば、V3(3号ライダー)だと思って観ていたら、実は一文字隼人扮する2号ライダーが出てきて、デストロンじゃなくてネオショッカーと戦ってた‥みたいな?

いや、分かりづらいし、そもそも全然違うな。

絶対なる人気を誇る『三代目 J SOUL BROTHERS』。
前身であり、かのボビー・ブラウンに命名されたダンスユニット『Japanese Soul Brothers』を初代と考えたならば、実は4代目の可能性もあるのよね‥みたいな?

って、それも全然違うし、しつこいし、もうやめなはれ(笑)



2013年『きんぎょや』過去記事

Go back to the story(話を戻して)
久しぶりに『きんぎょや』へ伺い、2代目にコロナ禍における駄菓子屋の現状と周辺の子供達の様子などを聞いてまいりましたので、添付した過去記事と共に読み進めてくださいませ。
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(シール系・10円系駄菓子が置かれる棚は年代物。シブいよね〜!)
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(殻になった駄菓子パケはちょっとした袋として再利用。初代から続く『きんぎょやスピリッツ』はこんなところにも!)

「コロナ禍の1年。皆が皆、とても大変でした・・。特に、学校に通っている子供達は、運動会(体育祭)・文化祭は元より、一生の思い出となるはずの修学旅行も中止・縮小になってしまって・・・」

長き自粛生活。
『きんぎょや』に遊びに来る子供達、いや遊びに出て来れる子供達と言った方が妥当でしょうかね。
本当に少なくなってしまったそうです。

しかし、これは川崎市に限った話ではなく、全国各地の都市部で似た様な話がたくさんあった事は周知の事実です・・・

いくら換気や消毒を徹底しても、肝心の子供達に「おうちじかん」を強いていれば無理からぬことですが、やるせないですよね・・本当に。

「子供達に会えないからって、しょげてばかりもいられません。だから、出来る事をやろう!と思い、息子に手取り足取り教えてもらいながらInstagram(※『きんぎょや』インスタアカウント)を始めてみたんですよ(笑)。そうすれば例えみんなに会えなくても、【きんぎょやは元気!!】って知ってもらえますもんね(笑)。」

母親(2代目)の新たなチャレンジは、JKで3代目候補(⇦また勝手に思い込んどるww)でもある娘さんにしっかり伝わっていて、店の奥には、長き自粛Timeと若い感性とがぶつかりあって生まれた、娘さんプレゼンツの見事なハンドメードマスクが飾られております。

もちろん、売り物!
購入可能ですYO、みなさん!
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(駄菓子屋グッズ系とマスクの異例のコラボ。鬼滅柄は目立つなぁ~!)
DSC_0703(筆者も2ヶ購入。中々友に会えずとも、学校に行けずとも、逞しき若人の力に感動!!)

大きく手を降ってくれる子。
お母さんと恥ずかしそうに話してる子。
「おばちゃ〜ん」って近づいてくる子。
などなど。

スーパーや町中などでバッタリ遭遇した時、子供達が一人一人が違うリアクションしてくれる事が、とても楽しく、そしてとても嬉しくなると言う2代目。

「みんな、『きんぎょや』に遊びにおいで!!と言えないところがつらい(笑)。だから最近はこう思ってます。店の前通る時、中に入らなくてもいいから、元気な顔だけでも見せて!と。(笑)」

コロナは多くの事・物語を遮断しましたが、コロナにも断ち切れない事も多く日常に、町中にある事をも浮き彫りにしました。

素敵な店にいる素敵な『おばちゃん』に、みんなの元気な顔‥見せに行ってあげてね〜!

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『きんぎょや』アクセス
神奈川県川崎市川崎区田島町5
営業時間
平日14:30〜17:00
土日祝祭日13:30〜16:00
※定休日は不定休ですが、コロナ禍の為に要確認。インスタにて要確認!

きんぎょやInstagramアカウント




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