神奈川県小田原市・南鴨宮の駄菓子屋 ~子供も大人も和月堂 ~

神奈川県・小田原市。

背後に聳える箱根の山、眼前豊かな相模湾、悠々流るる酒匂川!

勤勉の象徴にして、ある意味「歩きスマホ」のパイオニアでもある二宮尊徳公の出身地にして、関東一円を支配した後北条家(早雲・氏綱・氏康・氏政・氏直)が夢の都。
かまぼこ・提灯・ういろうなどの特産は全国区の知名度を誇り、江戸からみて難所・箱根八里前の宿場町として発展した近世~現代に至るまで、箱根への玄関口としても出家した早雲公の頭以上にグレートな輝きを放ち続ける神奈川県西部を代表する人口約19万5千人の街。
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(小田原城は市民の・・いや県民の誉れと言っても過言無し!)
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(酒匂川から見る箱根連山。旅情と慕情を共にくすぐる景観)

今回はその小田原市の「新幹線発祥の地」としての呼び声高い鴨宮地区で、創業なんと50年以上!
近隣の子供達はもちろんの事、その親や祖父母もかつては常連だった!という人も多いと言われる、鴨宮に根付いた素敵な駄菓子屋「和月堂」をご紹介します。
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(風格が漂う和月堂。相模湾レベルの青のテントがいいよね~)

まるでブルーオーシャンの様な鮮やかな青いテントと、赤いガチャガチャのコントラストが素敵な「和月堂」。
筆者なんて遠目で店を見つけた時、あまりの興奮に小躍りしちゃってましたモン(笑)

そして、後にわかった事で筆者も感動しましたが、このガチャガチャ達、実は楽しむ事だけが役じゃありません!

おばちゃん曰く「本当は置きたくないんですがねガチャガチャ(笑)。でも遠くからでも置いていれば目立つし。お客さんからってだけではなく、トラックや車が気付くように・・・ね。」との事でした。
ガチャガチャ達は車から子供達を守る事にも貢献しているんですね。こいつはスゲーです!

そんな素敵な気遣いをバリバリしてくれている「和月堂」。
早速入ってみましょう!
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(所狭しと、それでいて整然と並べられる駄菓子達。いいね!)
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(駄玩具・オモチャ類も充実のラインナップ!万引きは犯罪だぞ!!)

駄菓子に駄玩具、それにお菓子類までもが充実のラインナップ!

思わず「沢山あるなぁ・・・」と感嘆の声を上げる筆者と、それをニッコリ微笑みながら受け止めてくれたおばちゃん。

創業当時のごくわずかな期間は和菓子も扱っていたと云う「和月堂」からすれば、この位は朝飯前って事ですかね。本当、見てるだけで違う世界に引き寄せられそうで・・・まいったまいった(笑)。
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(ジュース類も充実してるぞ!ゆっくり見て、初見の商品を探せ!!)

或る休日にプラっと訪れた筆者。
子供達の視線に合わせて低い位置に鎮座する10円~20円クラスの低価格駄菓子達の中に、いくつかの初見の駄菓子を発見!
興奮しつつ小田原の今昔、子供達の趣向・時代の変化、駄菓子屋を取り巻く環境等を色々と教えて頂きました。

「昔は店の前がもう少し大きな水路だったからか、子供達が良く花火を買って目の前で遊んでいましたね。かんしゃく玉で大きな音を出して近所の大人達や私達から怒られてた子もいっぱいいたなぁ・・・」

奥からおじちゃんも出て来てくれ、駄菓子屋談義に花を添えて頂きました。
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(近隣の小学生からの贈り物。いまや和月堂の宝物。いいなぁ・・・)

「和月堂」には近所の小学校に通う生徒達が、各々感謝の気持ちを綴った大きな紙が貼られています。

町探検のお礼、毎日駄菓子を売ってくれるお礼、いつも話し相手になってくれるお礼etc。

子供達が自発的に感謝の想いを伝える・・・
ただそれだけで、一個の「人の子の親」である筆者の胸を熱くビートさせるんですよ。
駄菓子屋って素晴らしいなぁ・・・ヤッパリ!

「週末になるとね。引っ越したり独立したりで小田原を離れた子が買いに来てくれるんだよ。自分の子供を連れて来てくれたりすると嬉しくってね。」

御二人の言葉にホッコリしているのも束の間。
「こんにちは~」と元気な挨拶をしながら店内に入ってくる子供達の群れに圧倒され、「和月堂」に別れを告げる筆者。

この子達もいずれ巣立っていき、成長した姿を見せに戻ってくるんだろうなぁ・・・

夕焼け染まる箱根の山を臨みながら、そんなに遠くない未来に想いを馳せてみる筆者なのでした!

「和月堂」アクセス
JR東海道線「鴨宮駅」徒歩5分
西湘バイパス「酒匂」インター 車5分
神奈川県小田原市南鴨宮1-10-11




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