「行こOH!観よOH!食べよOH!小田原箱根」
神奈川県・小田原市。
背後に聳える箱根の山、眼前豊かな相模湾、悠々流るる酒匂川!
薪を背負い山道を歩きながら読書する‥勤勉の象徴とある意味「歩きスマホ」のパイオニアでもある二宮尊徳公の出身地(栢山)を擁する、関東一円を支配した後北条家(早雲・氏綱・氏康・氏政・氏直)が夢の都。
かまぼこ・提灯・ういろうなどの特産は全国区の知名度を誇り
市のキャッチフレーズ「行こOH!観よOH!食べよOH!小田原箱根」は今も昔もかくのごとし
江戸からみて難所・箱根八里直前の宿場町として発展した近世~現代に至るまで、箱根への玄関口としても出家した早雲公の頭以上にグレートな輝きを放ち続ける人口約19万5千人
我らの慎吾ちゃん(柳沢慎吾さん)や、政治家・河野一族など多くの著名人を輩出する街
(日本100名城【小田原城】新幹線からも見えるガチもんの名城)
(小田急電鉄小田原線【栢山】駅そばの駄菓子屋物語)
校門前からEveryday
今回ご紹介する駄菓子屋さんは
新宿から小田急電鉄小田原線で約1時間半
『栢山』駅を降りて、ブラブラ歩くこと数分の場所にある【駄菓子・文具 くろやなぎ】です
※以下・【くろやなぎ】表記
ただでさえ車窓から見る酒匂川と聳える箱根連山の威容さにテンション上がりまくっていた所だったのに、
【くろやなぎ】は通りを挟んで学校(小田原市立桜井小学校)と見つめ合う様に対面に建っておりまして‥
児童とお店、登校・下校時にチラッとお互いを確認できる素敵すぎる関係性を見て、さらにテンション爆あげ!
それに満足して思わず『あばよ』って踵を返しかけたじゃないですか!
どうしてくれるんですか慎吾ちゃん🤣
気を取り直して(笑)
早速お店に入ってみましょう
(学校側より撮影 間口も広いし面構えもGood)
(ミニ黒板のOPEN告知板がイカス!)
駄菓子界の愛之助あらわる
『こんにちは。わざわざ遠いところまで、良くお越しくださいました』
と、出迎えくださったのが御両親である2代目御夫婦と共に店をきり盛りする黒柳貴雅さん、【くろやなぎ】の3代目にあたります
大学生の頃から『子供の居場所つくり』を学び、学童勤務の傍らお祖母様(初代)の療養に伴い店に入られました。
元々は金物・生活用具一式を扱う雑貨屋さんでしたが、
次第に学芸品や文房具を置き始め、子供達の要望に応じ駄菓子類をラインナップに加えたのだそうです
そして現在について
詳細は後述いたしますが、まずは少しだけ余談を😂
黒柳さんとは駄菓子屋店主の集いである『駄菓子屋オーナー会議室』・『全国駄菓子屋会』の会合で数回お会いした事があります
若くて爽やかな雰囲気が歌舞伎界の貴公子で【ラブリン】の愛称で親しまれる片岡愛之助さんに似ていると言う事で『駄菓子界の愛之助』の異名を持つナイスガイです👍
(ただのナイスガイではなく『居場所つくり』の仕掛け人)
(向かって右側を激写。駄菓子や飲料のほか色々ありますな😮)
居場所つくりの達人たち
『うわ〜。スゴイですね!』
思わず感嘆の声が出てしまいました😆
基本スタイルは正面向かって右側が駄菓子や玩具類エリアで、左側が文房具類エリアとなっています
なぜ『基本スタイル』かと言いますと‥
駄菓子エリアの中央に大きなテーブルあって、その上にはスライム・ホイミン(ドラクエシリーズ)が浮いておりますわな〜👍
漫画でしょ、フィギュアでしょ、壁一面に感謝状でしょ、犬の写真にUFOまであるのかよ‥
黒板に書かれた【くろやなぎの夢】※後述 は、店づくりに協力してくれた中学生(当時)プレゼンツなのか‥と
駄菓子に辿り着く前に、まずは足を止めて『これは?これは?』と黒柳さんに質問攻めせざるを得ないほど、ただの駄菓子エリアじゃない充実っぷり👍
そして‥
その一つ一つに、代々の子供達⇔【くろやなぎ】一家とで創り上げてきた思い出があり、若干目頭が熱くなったのが正直なところです。
(当て物・駄玩具コーナーが中央。ここが文具エリアとの境界なり)
(感謝状と駄菓子との間に赤いダイヤル式の電話ハケーン)
『【褒めて伸ばす】教育が盛んに言われてますが、子供達によってはあまり褒められた経験ない子もいると思いまして‥
小さな事でも何か良い(と思う)事してくれたら感謝状書いて贈ってました🤣』
子供達がくれた感謝状や目標・川柳などが貼られる箇所に一際整然と【感謝状】が並んでいて、『これは?』と聞いた際の黒柳さんの御回答
皆がとか大多数がそうだから=そうするべきと言う民主主義の前提ですが、確かに様々な家庭環境の子がいて一概的に決め込むのはナンセンスですよね
子供達が駄菓子屋店主に感謝を伝える【感謝状】を目にする機会はあり、それも感動しますが、掟破りの逆【感謝状】は筆者も初見でした。
って、掟破りじゃないか🤣
もらった子たち嬉しかったろうな〜!ただただ素晴らしい贈り物です👍
(低い位置は駄菓子ゾーン。フレーバーや味ごとに陳列)
(夏場は重宝!熱中症対策にアイスをどうぞ!)
イメージキャラと【くろやなぎ】の願い
駄菓子の配置にもセンスがキラリ!
大人の目の位置から下、子供にとってはベスポジ辺りが駄菓子ゾーン
しかも、同種類や味のベクトル(方向性)が近いもので固め、選びやすい様にディスプレイされています
要チェックしていると、その駄菓子達の合間から高頻度で顔を出す、顔の様な字の様な‥何とも言えない丸っぽいキャラにお気づきになることでしょう
ボンバーマンのオマージュかなにか?と思い、聞いてみると‥
『うちのイメージキャラです
スゴイ絵心ある子が書いてくれて😉』とのこと。これ、サインにもなるしスゲー良いです👍
とりあえず筆者は【くろやなぎッチ】と名付けておきました(笑)
(顔にも文字にも見える不思議な【くろやなぎッチ】)
(【くろやなぎ】の夢】は店⇔子供達の想いが具現化された金字塔)
目を高々と上げれば、先述の黒板にチョークで書かれた『くろやなぎの夢』※が色褪せぬ輝きをスパークさせています
『僕が本格的に店に入った頃に、当時よく手伝ってくれた子達が書いてくれたんですよ。【くろやなぎ】がなりたい夢と言うか、皆への想いと言うかを。』
・楽しい場所
・ホッとする場所
・ついつい時間を忘れられる場所
すなわち【みんなの居場所】になっていきたい!と言う決意表明(今となっては初志貫徹)がイカスやないか👍
この話には後日談‥というか現在進行系のアナザーストーリーがございまして
『これを書いてくれた子が(成長して)福祉関係の仕事に就いてて、イベントや利用者さんを連れてうちによく来てくれるんですよ😉』
初代⇔2代目⇔3代目が紡いできた歴史がこうして町の人達に伝わり、【くろやなぎファミリー】の絆は盤石なものへと昇華しているのです!
(マルシェやイベント用の移動式駄菓子ボックス)
(来店して駄菓子屋さんカードをGETだぜ!)
『小田原は市として【こどもの居場所】を大切にしてくれております。
市内の方々との連携や店内外の活動を通じ、もっと幅広に動いていきたいです!
あ〜。両親(2代目御夫婦)にも会ってもらいたかった😂』
午後からマルシェに出店するからと、手慣れた捌きで移動用駄菓子セットを用意し終えると、そんな言葉で「今日の日はさようなら〜また会う日まで〜」する3代目と筆者
世のため人のため、それが巡り巡って自分たちのためになっている素敵な駄菓子屋【くろやなぎ】
もう、駄菓子界の二宮尊徳公名乗っちゃいなYOと思いながら店を後にしたわけです(笑)
皆様も遊びに、そしてたまりに行かれてはいかがでしょうか?
【駄菓子・文具くろやなぎ】 アクセス
神奈川県小田原市曽比1961
定休日 なし
営業時間 10:00~19:00
公式HP=駄菓子・文具 くろやなぎ商店|HP
公式インスタグラム くろやなぎInstagram

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