大阪市・大正区。
淀川+大和川+大阪湾プレゼンツ。
難波が誇る肥沃なデルタ地帯(三角州)の一翼・勘助島がそのルーツ。
区名の由来である大正橋を筆頭に、木津川・尻無川に掛かる多くの橋梁と、区民の足として愛され続ける7箇所の渡し船(渡船場)が奇跡の共存を果たし、慕情と旅情をくすぐりつつ、
大阪環状線の京セラドーム最寄り駅である『大正駅』が唯一の鉄道駅として区北部に君臨するも、肝心の京セラドームはお隣・西区に所在すると言うハードボイルドな一面も。
区域が全て河川に囲まれているし、もう大正アイランド(島)と呼んでもOKですかね?区民の皆さん(笑)。
(木津川から見る京セラドーム。渡し舟が映える×2!写真AC様より)
天下の台所から東洋のマンチェスターに!
大阪がアジアNo.1の工業都市へと変貌を遂げた1910年代、その躍進を支えた沖縄移民達の多くが定住。
本格的な沖縄物産店・料理屋が軒を連ねるサンクス平尾(平尾本通商店街)や、半世紀の歴史を有する【エイサー祭り】など、難波×琉球が織りなすオリジナル島人文化がちむどんどんと進化して、【リトル沖縄】と呼ばれてるので、琉球の風を感じに遊びに来てや〜!
俳優・萬田久子さん
タレント・大沢あかねさん、山田雅人さん
芸人・ぼんちおさむ(ザ・ぼんち)さん
落語家・桂文枝師匠
総合格闘家・前田日明さん
など、大阪24区の中で最小の人口約5万9千人ながら、多くの才能を輩出続ける、水運豊かな大阪ベイブルースな町。
(リトル沖縄こと大正区。琉球の風に吹かれに一度は行きたいサンクス平尾)
近年、大阪周辺ではSNSでの相互フォローはもちろんの事、駄菓子屋同士でのリアルな繋がり(友情)が広がり、かつてないほどの盛り上げりを魅せていると御存じでしたか?
その立役者の一人が、ここ大正区・千島で創業11年(2024年現在)を迎える駄菓子屋ゆうゆう(以下・ゆうゆう)の店主・古上宣幸さんなのです!
筆者が監修を務めたTWO VIRGINS社【全国駄菓子屋探訪】でも協力頂き、SNS上でも色々と絡みある古上さんと、ガッツリZOOM対談させて頂きました。
どさくさにまぎれて著書の宣伝をブチかませましたので(笑)、気合を入れてブログUPします。
(秘密基地が如く入り口がエモい!【ゆうゆう】の看板も素敵です。)
(配置は壁際に沿うが如し。店内は広いスペースが確保されている!)
『元々は個人で保険代理店を営んでました。
外回りが多く、外出中に店舗をうまく活用できな
いか?と思っていまして。
ある方から、【これからは『子供or高齢者』相手
の商売がええんちゃうか?】とヒントを頂いたん
です。
妻とも話し合い、考えた結果いきついたのが駄菓
子屋でした笑)』
今からしたら駄菓子屋のおっちゃんが天職としか言いようがない古上さんですが、元々は他業種でバリバリやられていたんですね〜。
その後。
妻・康子さんの協力の元、大正区小林西にてゆうゆうの歴史はスタートします。
(大人気のキャラクターくじ。パチスロ【うまい棒】もあるのか!!)
現在の場所に移転したのは2018年の事。
コンセプトは【100円以上の駄菓子を置かない】です。
見やすく・取りやすく・選びやすい様に陳列された駄菓子達や、壁側に沿って並んだガチャガチャ・アイスboxが広いスペース確保に役立ってます。
これも全て、子供達に楽しんでもらいたい!!という優しさの賜物。
さらに。
オリジナルの三角くじ・キャラクターくじなども圧巻のラインナップだし、店内キッチンでは腹減りっ子の強い味方・唐揚げやポテトフライも提供されているだから、駄菓子屋としてパーペキとしか言いようがありませんよね。
そうそう。
店名の由来は、悠奈(ゆうな)ちゃん・悠大(ゆうだい)くん、二人のお子さんの名前より付けらたのですって!
いや〜。
家族愛に包まれた、ナイスな由来ですやん!
(ナイス笑顔な古上さんファミリー!看板の下、ゆうゆうのベストスポット!)
と、はにかみながら笑う古上さん。
その柔らかな雰囲気、人懐っこそうな笑顔、沖縄民謡が上手そうなダンディな声、など。
実に、沖縄をルーツに持つ人が人口の1/4を占める、めんそ〜れ大正区で生まれ育った古上さん。
沖縄出身者の末裔っぽいな〜。
もしや??
と思い聞いてみると‥
『大正生まれ大正育ちですが、純正・大阪のおっち
ゃんです(笑)
沖縄の血は全く流れてないんですよ。
そうみられがちですが(笑)』
ちゃうんか〜い!!
ちなみに。
ゆうゆうのおばちゃん!として子供達に大人気の康子さんも、大阪市内(他区)出身で、沖縄の血は流れていないとの事。
なんくるないさ~(笑)

(店内はイベントも可能。スゴ〜イ!10周年イベントで、パフォーマー・アミティさんと)

(イベントへ精力的に参加し、駄菓子屋文化の可能性を発信続けている!)
大正区民祭り(千島公園)や、ルンウキマーケット(サンクス平尾)など。
ゆうゆうファミリーは、積極的に地元・大正区のイベントへ参加しています。
千島での通常営業や地域社会でのつながり同様に、新たなエリア・客層へのアプローチもとても大切にされているんですね〜。
それはサードプレイス(学校⇔家庭以外で子供達が笑顔になれる居場所)としての駄菓子屋の可能性を広げて行こうとする気持ちのあらわれでもあるのでしょう!
『イベントや出張駄菓子屋を通じて、子供達と同じ
位、御高齢の方々が駄菓子屋を懐かしい目で見て
くれて、喜んでくれていました。
高齢者・福祉施設への出張駄菓子屋などにも、も
っと取り組みたいですね。
時間との戦いで、
どこまでやれるかわかりませんが(笑)』
なるほど〜。
創業10年を経て、駄菓子屋開業のきっかけともなった『高齢者+子供相手の商売』を両方体現する様になっているんですね〜。
さらに。
今後のゆうゆうは、どうありたいか?との質問に
- 関西はもちろん、各地の駄菓子屋さんとの交流をもっと活発化したい。
- 新規開店を目指す人達の、良き手本・良きアドバイザーでありたい。
との事でした。
素晴らしき、そのスピリッツに敬礼!!

(大正区民祭りでも大人気!テントの設営もパーペキですな〜。)
コロナ禍を経て、大阪周辺は駄菓子関係者同士での各SNS相互フォローはもちろんの事、イベントへの共同参加や情報交換が活発で、いうなれば駄菓子業界内で【協業】スタイルが活発だと先述した件。
そのきっかけの一つが、古上さんの誤発注から始まったHold me tight 大阪ベイブルースだったのです。
あるイベント後に、大量に余ってしまった駄菓子達を前に途方に暮れていた古上さん。
SNS上で、一連の流れを見ていた各地の駄菓子屋オーナーの皆さんが口々に「ウチが買うよ!」と名乗りを上げてくれたのです。
なんちゅういい話や〜。
そして、その返礼は‥
行ける範囲内の駄菓子屋へ古上さん自ら感謝の言葉と品物を届けると言う題すれば【ありがとう!By関西駄菓子屋行脚の旅】でした。
そこで、ゆうゆう公式Instagramを要チェック!!
直接訪問し、お互い労をねぎらう事でさらに深まる親交。
【駄菓子屋目線】で見た駄菓子屋紹介を上記ゆうゆうInstagramにアップする事で益々相互理解が進むという好循環が生まれました。
今や、周年記念や自治体主体のイベントなどでコラボしたり、駄菓子メーカーと共演したり、コンサートをしたり、時にはクイズ大会の司会として場を盛り上げたりと。
駄菓子屋の枠を超えた、その活動の末広がりっぷりは特筆に値しまくりです。

(クイズ大会での司会も乙なもの。大阪の駄菓子屋夢のコラボ!)
『今でこそ笑い話ですが‥
大量発注後、余った駄菓子の山を見た時は青ざめ
ましたよ。
本気でヤバかった〜(笑)。
ですから。
応援してくれたり、購入して頂いた皆さんには
感謝しかありません。
恩返しと言ってはなんですが、子供達の為、駄菓
子業界の為、そして家族の為にも。
今まで以上に頑張っていきたいと思ってます!』
対談のラスト。
そう〆てくれた古上さんの柔らかな笑顔を支え続けているのは、優しい奥さんと二人のお子さんの存在なのだと改めて感じました。
そしてこれからは。
創業10年以上に渡り培ってきた知識・経験と、その旅の途上で出会った心強い駄菓子屋関係の仲間達の友情パワーも加わっていくのだから、その活躍の幅は‥と考えると、期待に胸を弾ませるほかありませんって!
レペゼン大正アイランド!
皆さんも、素敵な家族が織りなす、素敵な駄菓子屋ゆうゆうで、悠々遊びに行きましょう!

【駄菓子屋ゆうゆう】アクセス
大阪府大阪市大正区千鳥3-1-6 1階
営業時間
月~金15:00~18:00
土 13:00~18:00
定休日・日曜日
公式Instagram⇒ゆうゆう
公式X ⇒ゆうゆう


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