塩が採れる訳では無く、『四方が良く見える』事に起因する、故郷の山・塩ノ山や、
青梅街道随一の難所にして紅葉の名所である大菩薩峠、武田家の経済的バックボーンであり続けた黒川金山などを擁する
(旧)塩山市
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甲州市勝沼 ぶどうの丘でおなじみ、国内ワイン醸造とブドウ栽培発祥の地にして一大産地でもあり、かつ甲州街道宿場町・勝沼宿として栄えた(旧)東山梨郡勝沼町
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笹子峠間近の天目山で散った武田勝頼公に思いを馳せる、武田家終焉の地でもある
(旧)東山梨郡大和村。
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1市1町1村が合併して誕生した、山梨県甲州市。畏れ多くも、旧国名・甲州を名乗った由来は、甲州ぶどう・甲州ワイン・甲州鞍馬石・甲州金など【甲州】を冠する産物の多さと、武田家縁の史跡・寺社仏閣の多さが為せる誇りの賜なり。

(JR中央線【塩山】駅前に鎮座する信玄公銅像。戦国屈指の名君、ここにあり!)
日川渓谷や大菩薩峠ではトレッキングを、その疾きこと風の如く楽しみ。
【葡萄畑が織りなす風景】として日本遺産登録されている勝沼エリアでは、美味なるワインを静かなること林のごとくティスティングし。
信玄公の菩提寺・乾徳山 恵林寺や、武田家終焉の地にして勝頼公の菩提寺・景徳院で、侵掠すること火の如くな武田家の歴史を学び。
一頻り遊んだら、塩山温泉郷・やまと天目山温泉・大菩薩の湯などの温泉で、動かざること山の如く疲れを癒やす‥
あ!そうそう。
日本最古の日の丸御旗や【風林火山】の旗を所有する裂石山雲峯寺も甲州市にありますYO
山梨市・笛吹市共に、峡東地域の果樹農業システムとして世界農業遺産にも登録されている人口約3万1千人。
フルーツ王国・山梨の名に違わず、今も昔も甲州ハ珍果(ブドウ・梨・桃・柿・栗・リンゴ・柘榴・胡桃or銀杏)の一大産地にして、名優・三浦友和さんの地元でもある、歴史と文化とフルーティな香りに包まれた町

(心頭滅却すれば火もまた涼し‥快川紹喜上人を偲ぶ、信玄公の菩提寺【恵林寺】)
甲州市の中心ターミナルとなるJR中央線【塩山駅】より、徒歩2〜3分で到着。
人気アニメ【アサルトリリィBOUQUET】で、白井夢結が塩山の地に降り立ち、とある店先でラムネを飲むという印象的なシーンがあります。
その店のモデルとなった【日原商店】なのですYO
さらに。
夢結が飲んだラムネと同商品が売られており、店先でラムネを飲むという、人気アニメの人気キャラと同じ体験(追体感)ができると言う事で、【日原商店】はファン達の聖地になっているんですよね〜。
余談ですが。
甲州市自体が【アサルトリリィBOUQUET】及びファンの方々をめちゃくちゃリスペクトしており、市役所や勝沼ぶどう郷駅などでも展示スペースが設けられ、盛り上がっています。
この辺りの事は、一柳梨璃役の赤尾ひかるさんと、白井夢結役の夏吉ゆうこさんが甲州市の縁の場所を巡るYou Tube番組がとても面白いので、御参照ください。
だがしかし。
それだけじゃなかった~!!
アニメファン以外の方々でも、一度行けばファンになってしまう程、【日原商店】は素敵なお店でした!!

(アサルトファンの皆様は身震い必至。テントが甲州の青空に映える×2)

(入口に貼られる【アサルトリリィ】聖地の証。ファンは一気に興奮必至!)
『今日も本当に暑いですね〜。
えっ東京から?
もしかして、【アサルトリリィ】のファンの方かな?(笑)
それにしても、よくおいでくださいました。』
筆者が訪れたのは、茹だるように暑い或る夏の日の昼下りの事。
出迎えたくれたの笑顔が素敵な日原恵美子さんは、代々の塩山っ子達のハートと胃袋を掴み続ける【日原商店】の2代目です。
地元の子供達の呼び方に沿って、以下は日原さんのことをおばちゃんと呼ばせて頂きますね。

(土間作りの柔らかい店内。駄菓子だけじゃなく食料品も充実)

(見やすく取りやすい配慮が為される駄菓子類。いい感じやで〜)
昭和28年(1953年)。
戦争が終わり、傷口を抱えながらも徐々に人々が日常を取り戻していく…
その様な時代に創業した【日原商店】
石切り場の工員さんを始め、高度経済成長へと向かう働き手の胃袋を満たす総合食料品店としてスタートしました。
おばちゃんが店に入る様になり、少しずつ駄菓子・駄玩具をラインナップに増やし、今に至るそうです。
『先代のおばあちゃんは101歳まで存命でした。
私がメインで店に出てましたが、晩年も、時に店の奥側(手前が会計等できるスペース)で座りながら、ニッコリ子供達の様子を眺めてましたね。』
お子さん連れお孫さん連れなど、親子2代、3代で店に来るお客さんも多い【日原商店】ですから、おばあちゃんがまだ若かった頃から店を知っている人もいらっしゃるのでしょう。
代々の塩山っ子に愛されるのも頷けます。

(ジュースもアイスも冷え冷え。夏場は皆のオアシスに。)

(個人的な見解ですが、熱中症予防にはアイスっていいと思ってます。もちろんアイスいっぱいあるよ〜)
『暑〜い。おばちゃん、お昼のラーメン何がいいかな??ねえ、なにがいいと思う??』と言いながら、汗だくだくて入ってくる女の子ふたり組。
※赤いきつねを購入してました
おばちゃんとソフトタッチな世間話後、手慣れた手付きで数本の飲料を買っていく地元の妙齢レディ。
見慣れぬ大人の筆者が店内にいるからでしょう…
少し間合いを取りながら、店の前の涼スポットである水路前で話し続ける高校生男子達。
次々と訪れる常連さん達⇔おばちゃんとのやり取りは、ほんわかと心が温かくなる塩山の日常そのもの。
『部活帰りの中高生達は、お腹を空かせてる子多いですからね。
うちでお湯を入れて、あそこ(店の前の小さな水路そば)で腰掛けて、楽しそうに喋りながら食べてます(笑)』
超絶な青春の1ページやな〜
塩山の中高生のみんな。
絶対にこの光景、そう、【日原商店】で友達やおばちゃんとくっちゃべった記憶は永遠の宝物になるから、毎日を楽しく過ごしてくださいね〜!!

(店の前。細い水路の前にスペースがあり、子供達はここに腰掛けて話し、食べて、屯す。)
『ラムネ、そこで飲んでいきますか?(笑)』
不惑も半ば、いい感じのオッサンである筆者ですが、帰りがけにおばちゃんが言われた言葉に強く頷いたのは言うまでもありませんよね(笑)
【日原商店】の看板の下で飲むラムネ、これがまた美味しいこと×2。
貴重な体験!
本当にありがとうございました。
武田家ゆかりの地にして、【アサルトリリィBOUQUET】の聖地・甲州市にあり、笑顔が素敵な2代目のいる素敵な駄菓子屋【日原商店】。
皆様も遊びに行かれてはいかがでしょうか?

【日原商店】アクセス
山梨市甲州市塩山赤尾513
定休日・不定休
AM7:00~20:00まで


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