愛知県名古屋市・西区。
区域の中央を悠々と流れるは庄内川。
来る者拒まず、那古野地域に残る武家屋敷や円頓寺商店街は歴史深き香りを今に残し、近代企業の発祥の地(トヨタグループ=産業技術記念館。森村グループ=ノリタケの森など)を多く擁する、さすが信長(清須市)・秀吉(中村区)を生んだ名古屋地域と思わずにはいられない風格ただよう町。
(リスペクトTOYOTA。いつか行きたい産業技術記念館)
そして何より西区には本邦最大級(世界一でゴワス)の駄菓子問屋街および駄菓子メーカーが軒を連ねる、駄菓子フリークどものパライソ・明道町(新道・幅下)がある事でも有名(行けなかったけどね)。
(なんか風格あるよね?東京の下町と比べても。)
今回はその名古屋市・西区の栄生にあり、以前は駄菓子の地方卸として全国(主に西日本)を行脚していたおじちゃんのいる「やまみつ商店」を御紹介します。
(一見は普通の一軒家(シャレじゃないぞな)。でも扉を開けると・・・)
(広い店内と間口が名古屋の駄菓子屋の特徴。)
広い間口から店内に入ると、昭和8年(1933年)生まれ・今年(平成26年現在)81歳になるおじちゃんがニコニコしながら出て来てくれました。
東京から来た事を告げると「え!!東京から・・・」と、初めは驚きを隠さず、次第にこの近辺の今昔や地方卸として全国を駆け回っていた日々の事を話してくれました。
(カクダイ製菓(クッピーラムネ)など、西区のメーカー物が目立つ)
さすが、現役で地域の子供達や町内会の催し(袋詰めにして駄菓子を売るのだとか)で沢山の人と接するだけあって、非常に若々しくてエネルギッシュで次から次へと話をしてくれるおじちゃん。
40年以上も昔、今よりもっとエネルギーに満ち溢れていた頃。
トラックに駄菓子を乗るだけ詰め込んで、近くは和歌山・三重の山奥から山陰・山陽を超え九州まで!
駄菓子を地方に届け⇒名古屋に戻り⇒また地方に出かけ・・・と。
子供達の無数の笑顔を地方につくる為に走り回っていたそうです。
(今では地方卸はやめて、この町で子供相手に駄菓子屋を)
年を経て、息子さん・孫一同からの「そろそろ運転は止めた方がいいYO」の大エールを受けて、今では運転(配達)をパタッとやめ、この町に根差した駄菓子屋になったと言う「やまみつ商店」。
それにしても、今よりインフラの整っていなかった時代、地方卸は非常に大変だったと想像できます。
特に田舎で災害(台風・大雨・大雪など)を喰らった時の絶望感はハンパなかったでしょう・・・
地方の駄菓子屋へ。田舎の子供達へ。
駄菓子を届ける為に、それらの困難を力に変えて走り続けてきてくれたおじちゃんの笑顔には「誇り」と、なにより「優しさ」がにじみ出ていました。
帰り際に「また遊びに来てね」とにっこりと笑ったおじちゃんと交わした握手。筆者は忘れません。また遊びに行きます!
このブログを見てくれている駄菓子屋愛好家の方々。名古屋を訪れし日には、駄菓子界の聖地「西区」へ。そして、人情溢れる駄菓子屋「やまみつ商店」へ!!
「やまみつ商店」アクセス
名古屋鉄道(名鉄線) 「栄生」駅・「東枇杷島」駅 徒歩10分
愛知県名古屋市西区栄生1-14-9
愛知県名古屋市(西区)・栄生の駄菓子屋 ~貴重な地方卸の話 やまみつ商店~
名古屋市 駄菓子屋

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