東京都品川区。
日本の大動脈である東海道新幹線「品川駅」の所在地は、お隣・港区にあり!!
ターミナル駅が隣の区に属すというアンタッチャブルな事実はさておき、花のお江戸の日本橋~京都へ続く東海道53次の初っ端を飾り今なお往年の面影と旅情を残す「品川宿」を筆頭に、わが青春の五反田大崎エリア、しこたま酔いつぶれたくなる大井町周辺や縄文スパーク爆発な大森貝塚、近未来的輝きを放つ天王洲アイル・湾岸地区などを擁する、新旧ごちゃ混ぜ感がとても魅力的な人口約38万のお江戸チャンプルーな街。
(今回は開発著しい「大井町」の駄菓子屋物語) 
(夕暮れ時の小路。ゼームス坂周辺は最強の飲食店が集う)
JR・東急線・りんかい線が交差する今回の舞台「大井町」周辺は、しこたま飲んで酔い潰れたくなるような飲み屋・名店が居並ぶ多くの小路と、再開発によって建てられたシャレオツなマンションとがぎこちなく同居、独特のスパークを放っている事でも有名です。
今回はそんな大井の駄菓子屋物語。
人がゆっくり歩く歩道から、拡張工事により車がビュンビュン走るストリートへと移り変わった「一本橋商店街」で、創業以来60有余年。
世の流れと子供達を見つめ続けてきた、優しいおじちゃん・おばちゃんのいる「甘味堂菓子店」を御紹介します。
(かつて「一本橋商店街」だった通り。いまや完全なストリートに・・)
(写真見て気づいたんだけど、隣の「せかいめし」気になるね。)
拡張工事前は、大人向け(贈答用の菓子)をメインで扱っていたと言う「甘味堂菓子店」。
拡張工事後は、子供向けに駄菓子を置くようになり、気付けば放課後は入れ替わり訪れる子供達でいっぱいになる店内。
お目当ての駄菓子を探し回る子供達の目は真剣そのもの。それも「超」がつく程の!
思い返せば30年あまり昔の事。
当時小学校に上るか否かの年齢だった筆者、「思い出の駄菓子屋 駒形ババヤ」に於いて、少ない持ち金で買える駄菓子を、まるで赤ペン先生の執拗な要チェックが如く、皺の少ない脳みそ(今もあんまり変わらないがね・・)をフルスロットルして選んでいた記憶があります!
時は変われど、あんまり子供の感覚は変わらないものなんですよね!
(品数の豊富さに子供達は歓喜の顔。思わず筆者も大興奮!)
(やっぱり「うまい棒」は偉大なり!最高のラインナップ)
さすがは大人向けの菓子も扱っていただけあって、店内は広い広い!
そして駄菓子の方も、西鉄時代のライオンズ並の超充実なラインナップを誇ります。
筆者も子供達に紛れて、色々と探し回ってしまいましたYO・・・完全に怪しいオッサンだよなぁ・・・・
「毎日のように見ているからか?どこに何があるか子供達は完璧に分かっているんですね。新作が入ったり、配置を換えると、直ぐに気づかれ指摘されます(笑)」と、子供達を優しげな目で見つめながら、おじちゃんは話してくれました。
(駄菓子だけではなく、単価の張るお菓子も沢山おいてあるYO~)
(いや~懐かしい。シャンペンサイダー系の糸飴。)
初夏の5時過ぎ、まだまだ外は明るいとは言え、子供達の勢いはまるで止まらない・・・
「かつての一本橋商店街。人と人との距離が絶妙で笑いや会話の絶えない通りでした。今は車が沢山通るし、商店街の景色も変わり、残っている商店少なくなり、そうした関係も薄れてきたのが残念ですね・・・」とおじちゃんが感慨深く言うそばから、夕食までの小腹を満たす為か、優しいおじちゃん・おばちゃんと話したいが為か、店に訪れる子供はドンドン増えていきます。これはスゴイ!
そんな子供達と接する上でお二人が最も大切にしている事。それは「目を見てする挨拶」なのだそうです。
「目を見て挨拶をすれば、いつしか会話が生まれます。そして、それが人と人との関係を創る第一歩なのではないしょうかね?」と、付け加えるおじちゃん。
なるほどなるほど。
こんにちは!ありがとう。またね!じゃあね!!などの言葉が、幼い子や高学年の子の口から自然とこぼれ、そこから会話が始まっています。
まさに目と目が合ったらミラクル!
学校や家庭以外で、こうした関係を築ける事、特筆に値するでしょう!
賑やかで人との繋がりの上に成り立っていた商店街時代を知るお二人の思いと優しさが、昔の事を知らない子供達に挨拶を通じてキチンと伝わってるのが良くわかります。
酒飲みが集う町・大井町には、酒ではなく人情で気持ちよく酔わせてくれる駄菓子屋「甘味堂菓子店」があります!
皆さんも一度行ってみてはいかがでしょうか?
「甘味堂菓子店」アクセス。
りんかい線・JR東海道本線・東急線「大井町」駅 徒歩5分
東京都品川区大井2-1-6
東京都品川区・大井の駄菓子屋 ~目と目が合ったらミラクル! 甘味堂菓子店~
品川区 駄菓子屋

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