東京都北区・堀船。
桜の名所「飛鳥山」を眼前にひかえ、3路線(JR・メトロ南北線・チンチン電車)が交差するアクセス良好な「王子駅」へも徒歩圏内。人気があるが為の開発ラッシュが進む中、今なお細い路地に古い家々がテレサ級に時の流れに身を任せながらびっしり残る町。
今回はその堀船の芋と駄菓子のコラボ「青木屋」を御紹介します。
(Sweet Memoriesな面構え。懐かしい痛みが胸に突きささる。)
「青木屋」は、元々はonly鹿児島産の焼き芋・ふかし芋を売るお店でしたが、夏場は芋関係の売れ行きがパッタリな事から、近所の子供向けにアイスクリームや駄菓子を売る店にクラスチェンジしていき、今に至るそうです。
「夏はあきらめて、芋は秋以降売るんだよねぇ。」と「青木屋」のおじちゃんがふとこぼした言葉を聞いてから、頭の中の小さなオーケストラが「夏をあきらめて・研ナオコVersion」を奏で始めたのには驚きです。
(芋見参!! From秋口から春先まで!)
筆者は木枯らし吹きすさぶ寒い日に伺い、ふかし芋を頂きましが、これがまたうまい!!
これまで多くの駄菓子屋もんじゃ・駄菓子屋おでんは堪能してきましたが、駄菓子屋とお芋のコラボは初めてで、逆に目新しささえ感じました。
(お菓子とは、元々果物の意味。原点まさにここにあり!)
駄菓子屋を回るようになった経緯・崩壊しつつある町・堀船の今昔・雇用情勢・今後の日本の事etc・・・
気付けば超ミクロな話から、予想だにしないマクロな展開まで。
近所の老若男女・子供も交えつつ「青木屋」で話し合ってる内に、夜は帳が下りて町に灯が燈りはじめました。
探し求めた地域社会の姿が「青木屋」にはまだ残っていました。
(東京の下町は、夜の帳が下りるころが最もよく映える。)
皆さんは「戦争を経験した人が生きてるうちに戦争の話を聞いておきなさいYO」と言われた経験、ありませんか?
筆者は幼き頃、近所のおじいちゃん・おばあちゃん(駄菓子屋のおばあちゃんには相当聞いたなぁ・・・)に戦争の話を聞きまくっていた過去があります。
当時は奇特な少年でしたが、おっさんになった今振り返ると、それが何より得難い貴重な経験だったと気づきます。
地域社会の崩壊が確実な今、地域社会の生き証人である駄菓子屋さん。
賢明な読者の方は言わずもがなでしょうが、駄菓子屋さんに話を聞いておくことの意義・駄菓子屋さんに子供だけで行く意義。
少しでも皆さんに伝わればいいなと思いつつ筆を置きます。
夏はあきらめても、未来はあきらめずに・・・
青木屋アクセス
JR京浜東北線。メトロ南北線・都営荒川線「王子駅」徒歩3分
東京都北区堀船1‐11
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