神奈川県川崎市・川崎区。

東京都と横浜市の間に位置し、日本最強の京浜工業地帯の一角をなす150万都市で7つの行政区を持つ川崎市(川崎区・高津区・宮前区・幸区・多摩区・麻生区・中原区)の中核を担う街。

そして、海浜地帯はメジャーどころ(JFEスチール等)の工場が建ち並び、JR「川崎駅」周辺は東海道53次の宿場町の面影を残しながらも近未来的に生まれ変わりつつある、見所満載な街でもあります。

今回はその川崎区の田島地区にある、優しい雰囲気に包まれた駄菓子屋「きんぎゃ屋」を御紹介します。

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 (いい雰囲気でしょ!「きんぎょ屋」正面より)

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 (入口付近にて。中はどうなっているのやら!ワクワク)

「きんぎょ屋」・・・なんてユニークな名前なのでしょう。
由来を聞いてみると「昔、金魚を売っていたから!」と初代から数えて3代目、お孫さんに当たる「おばちゃん!」というにはまだ若いおばちゃん(便宜上。お許しくだされ(笑))が教えてくれました。

「きんぎょ屋」という店の名前と、ホンワカとした店内の優しい雰囲気がとてもマッチしています。いいよね!

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 (駄菓子も豊富で、選びやすい配置に感激!)

「きんぎょ屋」に金魚がいた頃、店内には鉄板が置いてあって「駄菓子屋もんじゃ」もやっていたそうです。

当時の子供達は「きんぎょ屋」で鉄板を囲みもんじゃを食べながら、友情と空腹を満たしていった事でしょう。
鉄板はなくなりましたが現在でも「きんぎょ屋」では、子供達が集まって、買って、食べて、しゃっべって・・・かけがえのない居場所となっています。

「駄菓子屋が非常に少なくなっていく中、近所に「きんぎょ屋」があって良かったね。ここいらの子供達・親御さん!」と心の底から思います。


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 (色とりどりのかごに駄菓子が敷き詰められている)

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 (本当にいい雰囲気だわ。また行きたくなるね!)

今は小学校が終わる午後2時頃から午後5時位まで店を開けていて、温かく子供達を見つめてくれている「きんぎょ屋」。

筆者も心が折れそうになったら、必ず遊びに行きますね!!

「きんぎょ屋」アクセス
JR南武線「川崎新町」駅 「浜川崎」駅 徒歩7分
神奈川県川崎市川崎区田島町5
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