昔は店内にゲーム機、いわゆるレトロゲームを設置している駄菓子屋が少なからず在りました。

今はどうでしょうか?
駄菓子屋自体の絶対数の減少・ゲームセンターの多角経営とゲーム自体の急速な進化からの客足の流動化・レトロゲーム製造メーカーの衰退etc・・・・

枚挙に暇ない負のスパイラルは言うに及びませんが、B級デパートの屋上・レトロを売りにした博物館等でしか触れ合う事が難しくなっているのが現状です。

今回御紹介する駄菓子屋は、そんな業界の常識を打ち破る、まさに生きたレトロゲーム博物館とでも言うべき「いちせ商店」です。 ※この記事は2011年9月に書かれたものです。

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(タバコとジュースの自販機の間、ガチャガチャ付近に入り口あり!!)

店内は駄菓子コーナー・おもちゃコーナー・タバココーナーとすべての年代のニーズに適う三段活用の設計になっています。
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      レトロゲームZ戦士達の雄姿。くう電気代測定不能・・

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     太陽拳の如く輝きを放つカーレースゲーム。超レア。

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  じゃんけんポン→あいこでショ→ズコー。天さん、ごめん、マジ凹む。

駄菓子群との共存共栄が果たされた時のみレトロゲームの真価が問われます。
デパートの屋上・博物館でのレトロゲーム達は悟空のいないZ戦士のようなもの。ラディッツ来た時点で地球滅亡間違いなしです。

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    充実の駄菓子ラインナップに私の胸はときめきメモリアル。

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            トミカを始め懐かしき名作揃い。

「いちせ商店」に入ってくる子供達は、外で数名待機→店内に2人位で買い物という規則正しい動きするのは何故か?とおばちゃんに尋ねると「大人数だと目が届かないからねぇ」と。

子供達もその約束事項を頑なに守り、礼儀正しく買い物する姿に「日本もまだ捨てたもんじゃねぇな」と微笑ましくなりました。

駄菓子・おもちゃ・レトロゲームと昭和の三種の神器が未だ根付く駄菓子屋には、未だ昭和の道徳も一緒に根付いていました!

いちせ商店アクセス
JR常磐線・東京メトロ日比谷線・つくばエクスプレス線「南千住」駅 下車10分
東京都荒川区南千住5-3-11



2017年、ある雑誌に掲載する記事の取材をする為に再訪。
この年の1月に、厳しさの中に温かさを持った文字通り「昭和の男」だったおじちゃんが他界されたと知りました。

本当にありがとうございました。
店はおばちゃんが続けられておりますので御安心を!