東京都豊島区。
百貨店・大型商業施設
おしゃれなカフェや最先端いくショップ群
立教大学・学習院大学をはじめとする多くの学び舎
そして
サンシャインシティ・区役所が入るHareza Towreなど、シャレオツな高層ビルディングが建ち並び、新宿・渋谷と共に、東京3大副都心の1つに数えられる【池袋】が区のほぼ中央に位置。
埼玉からのアクセス最強、西武鉄道・東武鉄道・東京メトロ・JR線が乗り入れる【池袋駅】の1日平均乗降者数は約263万人(世界第3位)
そりゃ、待ち合わせスポット【いけふくろう】では、人の多さに待ち人探しきれず‥ですよ(笑)

(チンチン電車と高層ビルのコントラストが素敵。町歩きがとても楽しい!)
池袋区や目白区という、候補名が目白押しな区名トーナメントを制した【豊島】の由来は、旧武蔵国・豊島郡の名跡が元ネタ。
昭和を代表する漫画家達が若き日に暮らした木造2階アパート【トキワ荘】
おばあちゃんの原宿こと『巣鴨』
チンチン電車(東京さくらトラム)の終着駅『大塚』
荘厳なる法明寺(雑司ヶ谷鬼子母神)など、バラエティとキャラに富んだエリアから
松本潤さん
柴咲コウさん
竹野内豊さん
夏木マリさん
山下達郎さん
など、才能豊かな著名人を多数輩出続ける人口約30万人。
文化と歴史と先進性がベストマッチした街。

(大塚から雑司が谷を経て下町エリアへ向かう東京さくらトラム(旧都電荒川線)の勇姿)
今回紹介する駄菓子屋は昭和22年創業、75年以上の歴史を持つ【中村菓子店】です。
ガチャあり、ゲームあり、駄菓子あり!
なにより子供の笑顔あり!
角地に立地し、放課後は子供達の楽しげな声が聞こえる素敵なお店です。

(文字通り、高田の街角に位置する【中村菓子店】。放課後のパラダイス)

(勝っても負けても真剣勝負!10ゲームで学ぶ勝負のイロハ)
あなたはもう忘れたかしら。
赤い手ぬぐいマフラーにして
南こうせつとかぐやひめの名曲【神田川】で有名、新宿区⇔豊島区の区境を流れるリアルな神田川のすぐ近くに位置する高田エリア。
火曜日〜土曜日
15:00〜の開店時間に合わせて、【中村菓子店】のある一角には地域の子供達はもちろんのこと、近隣エリアからも次々に子供が集まってきます。
駄菓子を買いに
ゲームをやりに
くじを引きに
中には、『友だちと待ち合わせしに』とやって来た童もいたりして。
そんな子供達を温かく向かい入れる女将は、【中村菓子店】の2代目にあたります。
「おばちゃ〜ん。お湯入れて〜」
「さっきの当たってたよ!!」
と言う腹減りっ子やくじの勝者達と楽しげに談笑。
時には
「あら、またやるの??クジやゲームはね、ハズレの方が圧倒的に多いんだからね(笑)」
と、人生の厳しさを子供に気づかれぬ様に優しく諭すシーンも見受けられてホッコリしました。

(手書きのポップがとても見やすい!!配置も丁寧でいい感じやね〜)

(近所のお知らせ等を入り口にて告知スタイル。目立つもんね〜!)
店内を見ると、一つ一つの駄菓子に価格と手書きのポップ(駄菓子の名称つき)が添えられていて、これがとてもわかりやすくて、見やすくて、ベリーナイスです。
先述しましたが【中村菓子店】は戦後まもない昭和22年(1947年)、先代が始められた雑貨屋スタイルの店としてスタート!
戦後の混乱期〜高度経済成長期を通し、徐々に商品ラインナップが増えてきました。
様々な食品等も扱う総合食料品店を経て、今の形になったとの事です。
そう言われれば。
駄菓子の配置、動線を意識した造り、軒先に貼られる空き室の告知・近所の習い事の案内など。
駄菓子屋へとスタイルは変わりましたが、子供達のみならず地域住人達の集まる場所(情報発信基地)としての役割を今も果たし続けているのですね。

(子供達が詰まらない様に動線を意識した島式駄菓子ブースもお見事!)

(瓶のコーラ・オレンジもあるとは‥水駄菓子も冷えてるよ〜!)
それにしても、すごい回転率‥
次から次へと、ひとグループが帰ればまた次のグループが来店してきて、見ているだけでも目が回る様な忙しさ‥
そんな中でも。
子供達との談笑合間に色々と教えてくれたおばちゃんには感謝です。
初見の、しかも自分達のパラダイスである駄菓子屋に入ってきた不気味なおっさん(筆者)に対して、最初は物珍しげに、次第にフレンドリーになり、ちょくちょく感想や意見を言ってくれる子供達。
これは、自分達の事をよく理解してくれている【中村屋菓子店】のおばちゃんが近くにいてくれる安心感あっての人懐っこさなのです。
こうした【安心感】の源は。
筆者は、例えば幼稚園・保育園を含む学校の先生方や学童等の職員さん⇔子供達との関係がこれに近く、子供の心の成長に大いに寄与していると思っております。
一昔前は当たり前だった、同じ町内(ご近所)に自分をよく知る大人が何人もいて、挨拶は当然の事、おやつをご馳走になったり、悪さをすれば注意をされたりした関係性。
今となっては注意してくれてありがとう!な気持ちでいっぱいですが、こと都会では希薄になった人間関係が【中村菓子店】をはじめとする駄菓子屋界隈では、令和の時代も続いているのですよ!
これは特筆に値します。
素晴らしい事ですやん!!

(【モヤモヤさまぁ~ず】をはじめ、多くの番組にも出演している名店なり)
子供達で賑わう名店であるが為、【モヤモヤさまぁ~ず】や【ゲームセンターCX】などの多くの人気番組・メディアが訪れ、レジ付近には来店されたタレントさんのサインが飾ってあります。
また、おばちゃん曰く
「通りすがりの方が撮ってくれたのよ。きれいに伸ばしてくれたし(笑)」
と、モノクロの店近影スナップが飾られていて、見ていると幻想的な気分になりました。
その間も、次から次へと訪れる子供達。
そろそろオジサンは出ていく事としよう(笑)
おばちゃんと子供達に別れを告げ、少し歩いた道すがらにすれ違った数人のグループ。
慣れた足取りで【中村菓子店】に吸い込まれるように入って行きました。
子供達の笑い声と笑顔が咲き誇る都会の街角には、それを優しく気づかれないように守り続ける素敵な駄菓子屋がありました!!

【中村菓子店】アクセス
東京都豊島区高田1-23-3
営業日:火曜~土曜 15:00~18:00
定休日:日曜・月曜


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