2021年1月24日。
名古屋市・大須商店街の一角にある『お菓子屋けんちゃん』が閉店されます‥
(写真=公式Twitterお菓子屋けんちゃんより。)
信長公が夢の跡。
お隣清須から名古屋へと、城下まるごと移動のいわゆる『清洲越し』でこの地に移ってきた文化・伝統と、東京の秋葉原・大阪の日本橋と並んで日本三大電気街時代より根付くマニア文化が文字通り『ごった煮』となり形成された、名古屋を代表とする一大繁華街・大須商店街。
その中で2014年創業。
名古屋市中の子供達から絶大な人気を誇るだけではなく、多くの親子連れや国内外の観光客達を魅了し、地元名古屋のを筆頭に全国各地のいわゆる『ローカル系駄菓子』や、全国各地のお取り寄せ系お菓子も扱うチャレンジ精神あふれるお店が『お菓子屋けんちゃん』でした。
人出が多く人気エリアという事は、地価もめちゃめちゃ高く、店の入れ代わりも非常に多い事の裏返し。
大須も国内有数の地価・テナントの高さで有名なエリアなのです。
その大須で駄菓子をメインに広く展開されているという事。
駄菓子の聖地と謂われる名古屋においても、その意義、存在感は非常に大きく、メーカー・問屋を始め駄菓子業界にとっても心強い存在だったに違いありません。
その、名古屋菓子・駄菓子文化の真骨頂を魅せ続けている『お菓子屋けんちゃん』のメッセージ。
これを読んで、心に揺さぶられましたよ‥
__lt__script async src=”https://platform.twitter.com/widgets.js” charset=”utf-8″__gt____lt__/script__gt__”>【お菓子屋けんちゃん閉店のお知らせ】
— お菓子屋けんちゃん【1月24日で閉店します😭】 (@osu_kenchan) January 6, 2021
ごめんなさい
けんちゃんコロナに負けちゃった😭
最後まで笑顔で頑張るね
↓長文ですがご一読ください🙇♀️ pic.twitter.com/WAc1xjYAsf
一部抜粋させて頂きます。
「ただただ自分の力不足を痛感しております。今まで来ていただいたお客様の顔を思い出すと感謝と同時に悔し涙が出てきます。お菓子屋けんちゃんを応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。そして、ご期待に応える事ができず、申し訳ございませんでした。」
この状況は未曾有の天災がもたらせた不況であり、店側に落ち度など1ミリもあるわけありません‥
色々と、本当に色々と試行錯誤を重ね、店の存続をスタッフ一同一丸となり、頑張り続けた結果の御判断。
筆者はこの『悔し涙』と言う表現にすべてが含まれていると感じ入り、同じく悔しくてたまりませんでした・・
(量り売りも2020年10月よりスタート。駄菓子屋的ニューノーマルに挑戦。)
(GO TOけんちゃん。地元の名産・土産も積極的PR。まさに『愛知の星』が如き活躍をしてたのに‥)
コロナ禍においても、『量り売り』や『GO TOけんちゃん』など、駄菓子屋的なニューノーマルスタイルに次々とチャレンジされ、大須を、いや名古屋を盛り上げようとされる勇姿を、筆者はInstagram越し(お菓子屋けんちゃん)に見ておりました。
閉店の知らせを知ったのもインスタであり、その際は哀しみと同じ位に驚きが大きかったのも事実です‥
「まさか、けんちゃんまでもが‥」と。
そして。
筆者は後悔してる事があります。
「あ〜。あの時、もっと店内をじっくり見とけばよかった‥」と。
まだ平成だった頃、(本業での)新年の挨拶まわりで名古屋に訪れた時に、『お菓子屋けんちゃん』に行った事があります。
その時は、店内はお客さんでいっぱいだった事と、時間が押していたことも重なり、「また機会あるし、次回ゆっくりと訪問しよう」と、三ツ矢製菓㈱の『ビスくん』などの名古屋ローカル系駄菓子を買って、足早に次の客先へ向かいました。
その後、筆者の友人であり、静岡の若き革新的駄菓子マスターでもある『あまのや繁田商店』の4代目より、「『けんちゃん』は見れば見るほどすごい店。駄菓子の種類やレイアウトもそうですが、ひな壇什器(菓子を入れるケース)が半端ないです!!」と言われ、次は必ずや!と思っていながら行けずじまいでした‥
閉店のお知らせを聞いても行けない状況で、後悔しっぱなしでしたが・・・
(もはや『名古屋銘菓』と言っても過言ではない。ビスくん大好きやで~!)
店主とメールでやり取りをして、色々とお話しさせて頂きました。
さすがは、天下人を送り出した尾張人気質。
苦渋の御決断だけではなく、通販サイト(こちらより⇒お菓子屋けんちゃん公式サイト)の拡充や大須の地での再起の誓いなど、先を見据えた心情に触れることが出来て、感動しました・・・
『ごめんなさい けんちゃんコロナに負けちゃった・・・ 最後まで笑顔でがんばるね』
Twitter上ではこの様に綴られています。
苦しくつらい状況なのに・・・
本当にありがとうございました。
1月24日。
その『お菓子屋けんちゃん』の第1章が幕を下ろします・・
先のメッセージの結びの部分を改めて抜粋させてもらう事を持ちまして、当記事の結びとさせて頂きます。
『閉店まで残りわずかとなりますが、コロナウィルスが拡充している中で「お店に来てください」とは決して言いません。お菓子屋けんちゃんが大須商店街にあったことを、忘れないで頂けたら幸せです』


コメント