東京都・葛飾区。

フーテンの寅さんでおなじみ「男はつらいよ」シリーズの柴又帝釈天。
こち亀(こちら葛飾区亀有公園前派出所HP)の舞台・亀有。
「下町の酒都」と呼ばれる立石にある高橋陽一氏の母校「東京都立南葛飾高校(通称・南葛)」は、その代表作品「キャプテン翼」の主人公・大空翼君の所属する学校名に。
(氏の出身地・四つ木には翼君はじめメインキャラのブロンズ像が設置されています。)

上記以外にも、荒川・中川・江戸川が流れる肥沃なデルタ区域を舞台にした多くの作品・豊かな自然にも恵まれ、その屋台骨を支える義理と温かな下町人情は21世紀の現在もバリバリ健在。

人口約44万人。
中川に浮かぶ夕日が美しい、葛飾ラプソディを奏でたくなる町。
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(23区内とは思えぬ広大な水元公園。多くの都民に愛されし名園)

今回紹介する駄菓子屋の出自は、な・・・なんと珍し牛乳屋さん!!

葛飾区・白鳥の地に昭和51年(1976年)創業の「梅原牛乳店」。
看板メニューは昔と変わらず「コーシン牛乳」です。

筆者も小・中学校時代の給食で毎日飲んでましたYO~!

美味しんですよ、これがまた!
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(お花屋さん・クリーニング屋さん・牛乳屋さん。3軒並ぶ葛飾区白鳥の街角)
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(その牛乳屋さんが、駄菓子も扱う様になり老若男女の憩いの場へと躍進!!)

筆者が訪れたのは、或る日の夕暮れ時の事。

店の入り口付近にある団欒スペースでは、「梅原牛乳店」のおばちゃんと御近所の常連さん達が楽しそうに談笑している所でした。

「コーヒー牛乳おいしくなりました」
「牛乳だよ お母さん」

牛乳愛溢れる手書きの看板に囲まれながら、おばちゃんに駄菓子屋をまわって勉強している旨を伝えると、「ちょっと~!本当?色々な駄菓子屋をまわっているの?すごい!初めて見たよ、そういう人(笑)」と言いながら、快く店内に招き入れてくれました。

常連さん達もはなからウェルカムモード!
ありがたい事この上ないッス!

では、早速入らせて頂きましょう!
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(入口からわかる、所狭しと並べられる駄菓子達。いいね~👍)

元々は牛乳を始め、美味しい乳飲料を扱う「梅原牛乳店」でしたが、当時店番だったおばちゃんが駄菓子・菓子類を置き始め、今のスタイルにクラスチェンジしていったとの事です。

「小学生をはじめ、子供達が来るのは学校が終わる午後3時以降かな。午前中は地元の常連さんが多い(笑)牛乳飲んだり、外の休憩スペースで休んでいったり。毎日楽しくやってますね(笑)」とおばちゃん。

「そう、私なんか皆勤賞!ほぼ毎日この時間帯に来てるからね(笑)」と、さすが下町葛飾区。

筆者がおばちゃんから話を聞いている際に常連さん達から、温かで面白いベクトルも様々な回答がたくさん飛んできました!
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(大人にも嬉しい、イカ系駄菓子も充実のラインナップ!素敵です)
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(人が笑うは生きるため。来訪した芸能人の写真と同じ位の存在感を放つ訓話も貼られているぞ)

その素敵な店の生い立ち・佇まいのみならず、おばちゃんや常連さんの人柄も影響してでしょうか?

「梅原牛乳店」には「モヤモヤさまぁ~ず」や、葛飾区をロケのメインに据えた実写版「こちら葛飾区亀有公園前派出所」など、様々な番組や芸能人・スタッフさんが来訪してきたそうです。

多くのサインや写真でいっぱいの店内。いやいや、有名人達だけではありません。

地元の子供達が「町探検」の際に心を込めて書いてくれた御礼状などが一番目立つところに飾られており、子供達とおばちゃんの心のこもった交流の欠片も垣間見られます。

「子供達が一生懸命に書いてくれて・・・。嬉し過ぎる贈り物です!!」とおばちゃん。

いいなぁ~、こういうの。
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(カルシウムたっぷりの牛乳。骨粗しょう症予防に是が非に候!!)

「大人にも子供にも、うちがある意味『溜まり場』になってるでしょ。私自身のボケ防止にもなるしね(笑)。元気な内は店開けてるから、またいつでもいらっしゃい。」

帰り際、おばちゃんにかけてもらった温かな言葉を受けて「では、近くに来たら遠慮なく遊びに行きますね(笑)」と、再訪を誓ったのは言うまでもありません。

「一本(牛乳を)いっとく?」。
常連さんが来店する際、おばちゃんの挨拶がわりにう言っていた言葉です。

いつの日か・・・
筆者も、顔出すたびに「一本いっとく?」と言われるほどになりたいなぁ・・・と思った「梅原牛乳店」探訪記でした。

東京下町葛飾区、駄菓子屋が残る街角へ!
皆さんも、遊びに行かれてはいかがでしょう?

「梅原牛乳店」
東京都葛飾区白鳥3-26-13