東京都江戸川区・平井。

下町の代表河川である荒川と江戸川(中川も流れるYO)に囲まれ、若年層・ファミリー層に人気エリアである江戸川区において、「平井大橋よろしく!」荒川を渡った先(外側)にある・・・・!地理的に墨田区・江東区なんじゃねーの?と言いたくなる気持ちを「旧中川 Wikipedia」が抑えてくれる、総武線ブギな町。
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 (旧中川から見るスカイツリーの雄姿。夜景もキレイ也)

今回は、その平井で地域の子供達からお年寄り・アジア系(ベトナム系が多いとの事)の留学生に至るまで皆に愛される駄菓子屋「メグ」を御紹介します。
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 (「メグ」正面より。こじんまりとして素敵な雰囲気!)

昭和55年(1980年)誕生の「メグ」。
店の名前の由来は「娘の名前からとった」とおばちゃん。胸キュンなエピソードですね!

表札もちゃんと「メグ」となっていて、中々シャレオツなんですねぇ~
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(「メグ」と書かれた表札。かっこいいでしょ!)

筆者が訪れた日、店の前には二人のおばちゃんが楽しそうに会話し、その横で小学校4年生位の男の子が駄菓子をパクつきながら、二人の話をしっかりと時に笑顔を作りながら嬉しそうに聞いていました。

初見で筆者は、孫+おばあちゃんコンビVS「メグ」のおばちゃんの図式だと思ったのですが(それ位仲よさげ)、全く違いました。
「メグ」に集まる人達(老若男女)はみんな仲良しになるんですねぇ。すばらしいことです。
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(駄菓子がきれいに置かれた「メグ」店内)
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(近所の小学校で遠足があったら、みんな買いに来て大変なんだとか)

 「メグ」のおばちゃんが居てくれるからこその安心感なのでしょう。
上記の男の子が筆者に対しても屈託のない笑顔を見せ美味しそうにラーメン(おばちゃんにお湯入れてもらった)を頬張りながら、好きな駄菓子や買う順番についてなど話してくれました。

まあ、ようするにね。仲良くなっちまったよ!「メグ」の引力で!!って感じですわ。
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 (間食は貴重なんだよ。そこで得る外の世界での経験もね)

筆者が「地域の老若男女、みんなの憩いの場ですね。僕まで輪に入れてもらえて、楽しかったです」と言うと、おばちゃんは「仲良くなるのは日本人だけじゃないわよ。近所にアジア系の日本語学校があってね。そこに通う学生さん皆と挨拶交わすようなっちゃった(笑)!また、遊びにいらっしゃい!」と、何とも言えない素敵な笑顔で答えてくれました。

来たるべく東京オリンピックに向け、真の国際化・おもてなしの根底にある何かを「メグ」で教えてもらった気がします。
皆さんも旧中川のほとりにある、「袖振り合うも何かの縁」的に温かく向かい入れてくれる駄菓子屋「メグ」に行って見てはいかがでしょうか?

駄菓子屋「メグ」アクセス。
JR総武本線「平井」駅 徒歩5分
東京都江戸川区平井6-4-17