台東区と荒川区の桶狭間にある三ノ輪。
今回紹介する駄菓子屋ヤマシタ商店は台東区にあるので、便宜上台東区とさせてもらいます。


まだ子供達の絶対数が多かった昭和40年~50年代後半にかけては、駄菓子のほかにレトロなメダルゲームや格安で提供する具沢山なもんじゃ焼きなど、子供達の脳・体の発育に貢献してきた駄菓子屋も少なくありませんでした。
ヤマシタ商店もその一つ。今はもんじゃ・お好み焼きはやってはいませんが名残はあります。
DSC00735
 (トタン造りの外観がノスタルジーを掻き立てる。)

時の流れに身を任せトタンの壁に張り付き一度の人生それさえ捨てることも構わない。とでも言いたげに壁に張り付く看板の姿に感動を隠し切れませんでした。
DSC00737
(現物を見るのは初めて。絶滅危惧種「新幹線ゲーム」)

10円で東京START→見事博多までたどり着けばメダルが出てきます。(20円相当の買い物可能。もちろん店内流通限定)
こだま・ひかり時代の懐かしさにあふれていますね。
現役で動いている「新幹線ゲーム」は、都内はおろか、日本中を探しても少ないと思いますね。
DSC00740
(新幹線ゲームについて、おばちゃんと意見交換を敢行。)

新幹線ゲームのみならず、古きメダルゲーム達の多くは製造中止→メンテ会社も無くなる→廃棄処分・・・と言ういとあわれな状況に陥ってしまっています・・・・

心ある有志が買い取って保有・保管して次代に細々継承しているのが現状です。ヤマシタのおばちゃんもその有志である事はその雄姿を見れば一目瞭然でしょう。


私は幼き頃、家でも学校でも「戦争を知っているおばあちゃん・おじいちゃんが生きている内に戦争の話を聞いておきなさい」と教えられ、事実多くの人に話を聞いて育ってきました。

多くの戦争世代が亡くなってしまった今はもう叶わぬ事ではありますが、駄菓子屋・銭湯等の社交場としての機能を次世代に伝える事はまだまだ間に合う事と思います。


身近な歴史を学ばせる事。これこそ食育・環境教育など理屈ありきの教育の前に教える事ではないでしょうか?

閉店を確認いたしました。永らくの間、お疲れ様でした。
そして、本当にありがとうございました!


ヤマシタ商店アクセス
東京メトロ日比谷線「三ノ輪駅」より徒歩8分

大きな地図で見る