神奈川県小田原市・東町の駄菓子屋 ~宿場町で出会った温もり 石井商店~

神奈川県・小田原市。

箱根の山を背に、関東一円を支配した後北条家(早雲・氏綱・氏康・氏政・氏直)が夢の都。
江戸期に入ると難所・箱根越え前の宿場町、城下町として貫録をグンバツに備え、それに加え今では、かまぼこ・提灯・ういろうなどの特産を数多く有す、出家した早雲の頭以上に眩い輝きをスパークさせ続ける神奈川県西部に位置する人口約19万5千人の街。
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(小田原城は市民の誇り!一度は行くべし)
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 (全ての道は箱根に通ず!凄まじき旧街道の慕情感)

今回はその小田原市の、昔も今も旅人を見守り続ける旧東海道沿いの温かな駄菓子屋「石井商店」を御紹介します。
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 (人馬から車へ・・・街道の主役は移り変わる・・・)

ジュースにタバコ、そしてメインの駄菓子で構成される店内。
しかし、なぜなのでしょう?
地元の年配の方からは「帽子屋さん」と今でも言われている「石井商店」。

その理由を「昔は奥で麦藁帽子を作って売っていて、その名残から!」と、昭和6年(1931年)生まれ・今年(2014年現在)83歳になるおじちゃんが教えてくれました。

う~ん・・・
昭和6年といったら、満州事変勃発の年ですよ・・・・
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(優しい木のぬくもりに包まれた店内。懐かしい~)

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(ガラスケースに入った駄菓子もいい感じでしょ~)

古今を問わず、おじちゃんは色々と話してくれました。
さすが魚介類の宝庫「相模湾」を眼前に臨むだけあって、戦時中の小田原では魚がたくさん採れて比較的飢えとは無縁だった事や、今で言う「カルメ焼き」もよく食べていた事。
また、ゼロ戦とグラマンの壮絶なる空中戦(ドックファイト)を間近で目撃した事(ゼロ戦が撃墜され、相当なショックを受けたとか・・)など思わず手に汗握る位、臨場感タップリに戦時中の小田原での体験を話してくれました。

それにしてもおじちゃん。
背筋もピン!として、髪の毛の多さも話の仕方も、肌つやも、どれをとってもとても若い!!70代、いや下手したら60代後半くらいにしか見えません・・・
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 (どう?若いでしょ。口調とか聞いたらびっくりするYO!)

早寝早起き・魚を中心とした食事・何より人とたくさん話すこと。
「若さと健康の秘訣は?」という筆者の質問にそう答えてくれたおじちゃん。

さらに、「実は先祖代々長生きの家系で、母は97歳まで生きましたよ!」と言って顔を崩して呵呵大笑。
よく笑う事もその秘訣のようですね!

午前中は近所のご高齢の方が集まる憩いの場となり、午後は子供が駄菓子を買いに来る社会勉強の場になる「石井商店」。

城下町で出会った駄菓子屋「石井商店」には、元気なおじちゃんと優しい「ぬくもり」が溢れていました!

「石井商店」アクセス
JR東海道線・東海道新幹線「小田原」駅・徒歩15分 伊豆箱根鉄道大雄山線「緑町」駅・徒歩10分
西湘バイパス「小田原」IC・車すぐ 小田原厚木道路「小田原東」IC・車15分
神奈川県小田原市東町2-8-1




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