埼玉県蕨市の駄菓子屋 ~今日も元気に 中村商店~

埼玉県蕨市。

元は中山道の宿場町で、現在人口約7万。
川口市・鳩ヶ谷市との合併に否を唱えたはその特異性を維持するためか?
埼玉県南東部に位置し、全国の市町村の中で最小の面積・最大の人口密度を誇り、尚且つ市区町村を名前の順に出席番号を付けると栄光の最終番号を手にするハードボイルドここに極めり!な街。

今回はその蕨市で昭和32年(1957年)創業、半世紀以上の歴史を有する駄菓子屋「中村商店」を御紹介します。
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 (映えるような黄色のテントが目印!ガチャガチャもあるぜよ)

「創業してからもう50年以上になるのよね!3度も家を改装しちゃったわよ~」と元気にハキハキしゃべる昭和6年(1931年)生まれ、今年(平成25年度現在)で82歳のおばちゃん。

昭和6年というと、あの「満州事変」が起こった年。ラストエンペラーも真っ青なおばちゃんの若さには脱帽です。

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 (店頭にはミカンとガチャガチャの異例のコラボがお出迎え)

高度成長期、都内へのベットタウンとして急速に発展してきた蕨市。
現在では人口ピラミッドがいびつな形になり、子供の数も減っているとの事。これだけ通勤に便利で都心にも近い蕨でも、日本中の多くの街が抱えるのと同じ問題を抱えていました・・・

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 (駄菓子の種類も豊富。見てて楽しいね!)

「このあたりもね、20~30年前は子供が相当いたのよ。毎日が戦争だったね。今は本当に少なくなってしまったし、コンビニにみんなが行っちゃう・・・・」と往年の「駄菓子屋黄金時代」を交え、懐かしげに話してくれました。

筆者も、あのなんとも言えない温もりが町全体を包括していた時代を今の事のように思い出すことができます。合理化・グローバルの名の元に、大切な何かを失っていませんか?我々みんな。

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 (リポビタンDの飾りは伊達ではない!これは渋い)

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(本当にスーパーなボールだよね!今にしてみれば)

おばちゃんの趣味は旅先での写真を撮ること。
店内にはプロ顔負け(少なくとも筆者の数倍は上手)の風景画が飾られております。
※おばちゃんにデジカメで撮影した今までの写真も見せてもらいました。すごく楽しかったですぜ!
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 (名所・名跡が飾られている。筆者の数倍上)

筆者が多くの駄菓子屋を巡り実感していることに、「生き甲斐・趣味を持つこと=若さを保つ秘訣だということ」が挙げられます。駄菓子屋をやっている事が生き甲斐になっているおばちゃん・おじちゃんも多く、皆が皆、年のわりに非常に若くエネルギッシュに輝いて見えます。

「中村商店」のおばちゃんも同じで、趣味=旅行・写真 生き甲斐=駄菓子屋というダブルスタンダードをもっているから非常に若く元気です!

歯止めが利かない少子高齢化を日本人全員が一丸となって乗り越えていくために、「駄菓子屋文化」を真摯に見直してみる必要があるのではないでしょうか?

「中村商店」アクセス
JR京浜東北線「蕨」駅 徒歩8分
埼玉県蕨市中央7-1

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