別れ間際には無傷じゃいられない‥
TUBE・サザンオールスターズに代表される多くの歌・作品の舞台としても知られ、日本を代表する夏の代名詞である【湘南】の一翼・神奈川県平塚市。
かつて江戸より京都を目指した旅人達は、この地で右手に関東屈指の霊山・大山を、左手に母なる相模湾、正面にGoing Mywayな高麗山、遥か彼方に日本の象徴・富士山を望みつつ、爽やかな海風を全身に浴びたことでしょう‥
旧東海道の宿場町【平塚宿】は、今やJR東日本【平塚駅】へとバージョンチェンジ。
人馬(車)の流れは令和の御代も良好なり。
(市のターミナル【平塚駅】。今も昔も人で賑わう駅舎かな)
悲劇のヒロイン【番長更屋敷】のお菊を大切に祀る「もののあわれ」を知る優しさと、【湘南ひらつか七夕まつり】で大いに盛り上がる大胆さが、都心へのアクセスの良さと合わさり、世代を問わず人気エリアへと躍進。
自民党の要職を多く務めた河野洋平氏・次代の総理大臣候補河野太郎氏などの政治一家や、40歳の若さで世を去ったZARD伝説のボーカル坂井泉水さん、ひらつか観光大使の山瀬まみさんなど、湘南の風に洗われた多くの人材を輩出続ける人口約25万人(県下NO4)。
海あり・山あり・人情あり。
DAN DAN 心魅かれてく‥‥。そんな街。
(穏やかな相模湾。海から望む富士の山、なんと見事な風格よ‥)
『10年ぶりのI meet you』と言う、ロマンティックなタイトルを見た方々は、いきなり「なんのこっちゃ?」と思われたかもしれません・・・
しかし、今回ご紹介する【豆文商店(駄菓子屋まめぶん)※】、本当に10年ぶりの・・・なんですよ。
下記にて速攻でネタバレしますが(笑)
店主である鈴木順子さんと筆者とは、某SNSでつながっており、面識はバッチリ。
コロナ禍で始まった「時には起こせよZOOMメント」と言うリモート対談企画(電話・ZOOMなど)でお話しさせて頂きましたので、その様子をブログにアップいたします。
超楽しかった〜!
※以下【まめぶん】
(開店当日の【まめぶん】。多くの地元っ子達が待ちに待った日でもありました)
2021年4月3日。
平塚市・幸町にて、【まめぶん】はOPENしました。
近隣の子供達はもちろん、突然現れた駄菓子屋の存在に大はしゃぎ!!
まあまあ、近所に駄菓子屋が出来た!!ってはしゃぐ子供達の反応はそれが正しいとして。
今が「この世の春」である若人達、お孫さんを連れた祖父母の方々、働き世代の紳士淑女達の目には、哀愁⇔歓喜が入り混じる慕情にも似た輝きが溢れ、中には涙ぐむ人も見られたのだとか‥
それは・・
【まめぶん】は、東日本大震災の前年・2010年12月~ 約10年と言う間、長期休業していました‥
「子育てが一段落したら、また駄菓子屋やるからね。絶対だよ。待っててね」と、当時の子供達と交わした約束。
それが10年の時を経て、【まめぶん】再開+子供達との再会を果たし、約束が叶ったから!!
でした。
きっと多くの『久しぶり〜。元気〜。会いたかったよ〜。』の言葉が飛び交ったのではないでしょうか。
どうですか?
平塚の10年ぶりのI meet you物語は!
(昔の店舗の写真。奥の赤い幟は現在と同一の物かな??時の流れに想いを馳せる)
鈴木さんがそうとも語るOPEN初日。
立派な若者に成長した、かつて店に通った子供達200人以上がお祝いに来てくれました。
それほどまでに【豆文商店】は平塚の地に根付き、愛されていたのです!!
これは感動的やで・・
ですので、筆者の駄文を読むのではなく、【まめぶん】再開Dayの記事をお読みください。めちゃくちゃ伝わります!
読んで頂いた所で。
ここで、【まめぶん】の今昔を少しお話しさせて頂きます。
時は大正年間。
創業者は鈴木さんの祖父母。
元々は、横浜市(石川町)にあった豆菓子製造のお店が本店です。
腕が良く、評判の菓子職人だったおじいちゃん。
戦時下では、配給製の商品も扱う【総合食料品店】の役割を果たすまでになりましたが、その戦争がおじいちゃんの命を奪ってしまいました‥
戦中・戦後の混乱期。
おばあちゃんの苦労と努力は並々ならぬ物だった事は想像するに難くありません‥
懸命に夫の志・店・屋号を大切に守り、昭和・平成と平塚の地に根付き、平塚の人々と共に生きて来たおばあちゃん。
その御姿は、代々の子供達の目に(胸に)ちゃんと焼き付いていたはずです。
高校生の頃から店の手伝いに立ち、間近でおばあちゃんの御姿を見てきた鈴木さんにとっては、尚更の事でしょう。
大正・昭和・平成と、平塚の移り変わりを見守ってきた【まめぶん】。
これからは、令和の世に向けて出陣でございますよ!!
スゴイことです。
(遊び心を刺激することで、子供達は大きく成長していくもの。こういうのイイね!)
「昔から店に立っていたので、久しぶりに再会したお客さんに『昔と全然変わってないし、何歳?っていうより、もしかして【魔女】?』って言われたり、気を使ってくれてるのか『お姉さん~』って言ってくれる高学年の女子もいたり。(笑)」
店での出来事や子供達との関係を、歯切れ・テンポよくユーモアを交えて話してくれる鈴木さん。
「みんなから沢山の【笑い】を頂いているので、目尻のシワは着実に増量中です。このまま本当に魔女になりそう(笑)」
と苦笑しがちな時は、前の店舗があった頃に流行ったお笑い芸人【2700】さんの『右ひじ左ひじ交互に見て〜♪』のRhythmに合わせ、目尻のシワを交互に見せ『右シワ左シワ交互に見て〜♪』という自虐ネタで明るく乗り切る所が素晴らしい(笑)
いや〜。
10年の月日の流れを感じさせないパワフルさも、子供達が【まめぶん】にジュディ・オングさんばりに『魅せられて』しまう理由なのでしょうね。
さて。
皆さんに言わせてもらいたいのが、子供達による鈴木さんの呼び名問題の件。
子育ても終えてそれなりの年だし、何より恥ずかしいから【おねえさん】じゃなくて→【おばちゃん】でOK
むしろ、それがいい!とのことです。
子供達〜
【おばちゃん】でいいってよ〜(笑)
※大人の方は御自身の判断にて。
(駄菓子だけではなく、オブジェ・置物もとても楽しい店内。)
(駄菓子ケース(棚)。かなり映えますね〜。配置も絶妙!)
そんな駄菓子屋のおばちゃん・鈴木さんのもう一つの顔が【粘土細工師】。
駄菓子を使ったレリーフ・実用的なメモスタンドなどを製作。
その作品が素晴らしく(面白いし)、リアルな駄菓子関係者の間でバズったのです。
「恩返しかな?ファンレターの様な気持ちでメーカーさんに送りました。この御時世、駄菓子を作り続けてくれるメーカーさんには感謝しかないですね。」
あくまでも贈答品として製作している為に非売品ですが、完成度とインスタ映えレベルがパネーわけですよ。
一部を載せますが、実際のものは【まめぶん】店内で見せてもらうか・公式インスタでチェックするか。どちらかでお願いします。
(圧巻!完成度・映えセンス共に間違いなしな逸品)
(駄菓子ALL STARS。要チェックやで〜!)
(思わず手が出そうになりますが、もちろん『食べれません』からね)
おばあちゃん時代から手伝っていたからでしょう。
駄菓子屋のおばちゃんとしてはベテランのレベルに達している鈴木さん。
(御本人には私なんてまだまだよと笑われそうですがw)
「今の子供達とも、昔の子供達とも。話してると時間忘れちゃう位楽しい。毎日充実してますね。楽しい事ばかりではなく、悩みや辛い事も打ち明けてね。全力で話聞くからね。でも、駄目なことやあれ?って思うことはビシバシ言っていくつもりです(笑)」
コロナ禍に(新しく)誕生した駄菓子屋!と思っていたら、周りの大人達はみんな【まめぶん】を知っていて‥
不思議な気持ちになった或る子供曰く「ここって【銭天堂】ですか?明日もここに存在してますか?」って。
違う違う。ここは【まめぶん】だよ~!
心配しないでね。
ちゃんと明日も明後日もこれからも。
おばちゃん、君のこと待ってるって!
時に厳しく、時に優しく、いつも温かく。
爽やかな湘南の風の様な駄菓子屋【まめぶん】。
これからも平塚の街と共に輝いていくことでしょう!
【豆文商店(まめぶん)】アクセス
神奈川県平塚市幸町26-3
営業時間 火~金13:30~17:00
土~日10:00~18:00
定休日 月
公式Instagram⇒駄菓子屋まめぶん
公式ブログ ⇒公式ブログ
TUBE・サザンオールスターズに代表される多くの歌・作品の舞台としても知られ、日本を代表する夏の代名詞である【湘南】の一翼・神奈川県平塚市。
かつて江戸より京都を目指した旅人達は、この地で右手に関東屈指の霊山・大山を、左手に母なる相模湾、正面にGoing Mywayな高麗山、遥か彼方に日本の象徴・富士山を望みつつ、爽やかな海風を全身に浴びたことでしょう‥
旧東海道の宿場町【平塚宿】は、今やJR東日本【平塚駅】へとバージョンチェンジ。
人馬(車)の流れは令和の御代も良好なり。
(市のターミナル【平塚駅】。今も昔も人で賑わう駅舎かな)
悲劇のヒロイン【番長更屋敷】のお菊を大切に祀る「もののあわれ」を知る優しさと、【湘南ひらつか七夕まつり】で大いに盛り上がる大胆さが、都心へのアクセスの良さと合わさり、世代を問わず人気エリアへと躍進。
自民党の要職を多く務めた河野洋平氏・次代の総理大臣候補河野太郎氏などの政治一家や、40歳の若さで世を去ったZARD伝説のボーカル坂井泉水さん、ひらつか観光大使の山瀬まみさんなど、湘南の風に洗われた多くの人材を輩出続ける人口約25万人(県下NO4)。
海あり・山あり・人情あり。
DAN DAN 心魅かれてく‥‥。そんな街。
(穏やかな相模湾。海から望む富士の山、なんと見事な風格よ‥)
『10年ぶりのI meet you』と言う、ロマンティックなタイトルを見た方々は、いきなり「なんのこっちゃ?」と思われたかもしれません・・・
しかし、今回ご紹介する【豆文商店(駄菓子屋まめぶん)※】、本当に10年ぶりの・・・なんですよ。
下記にて速攻でネタバレしますが(笑)
店主である鈴木順子さんと筆者とは、某SNSでつながっており、面識はバッチリ。
コロナ禍で始まった「時には起こせよZOOMメント」と言うリモート対談企画(電話・ZOOMなど)でお話しさせて頂きましたので、その様子をブログにアップいたします。
超楽しかった〜!
※以下【まめぶん】
(開店当日の【まめぶん】。多くの地元っ子達が待ちに待った日でもありました)
2021年4月3日。
平塚市・幸町にて、【まめぶん】はOPENしました。
近隣の子供達はもちろん、突然現れた駄菓子屋の存在に大はしゃぎ!!
まあまあ、近所に駄菓子屋が出来た!!ってはしゃぐ子供達の反応はそれが正しいとして。
今が「この世の春」である若人達、お孫さんを連れた祖父母の方々、働き世代の紳士淑女達の目には、哀愁⇔歓喜が入り混じる慕情にも似た輝きが溢れ、中には涙ぐむ人も見られたのだとか‥
なぜだと思います??
【まめぶん】は、東日本大震災の前年・2010年12月~ 約10年と言う間、長期休業していました‥
「子育てが一段落したら、また駄菓子屋やるからね。絶対だよ。待っててね」と、当時の子供達と交わした約束。
それが10年の時を経て、【まめぶん】再開+子供達との再会を果たし、約束が叶ったから!!
でした。
きっと多くの『久しぶり〜。元気〜。会いたかったよ〜。』の言葉が飛び交ったのではないでしょうか。
どうですか?
平塚の10年ぶりのI meet you物語は!
(昔の店舗の写真。奥の赤い幟は現在と同一の物かな??時の流れに想いを馳せる)
「何回も泣いちゃった‥」
鈴木さんがそうとも語るOPEN初日。
立派な若者に成長した、かつて店に通った子供達200人以上がお祝いに来てくれました。
それほどまでに【豆文商店】は平塚の地に根付き、愛されていたのです!!
これは感動的やで・・
ですので、筆者の駄文を読むのではなく、【まめぶん】再開Dayの記事をお読みください。めちゃくちゃ伝わります!
読んで頂いた所で。
ここで、【まめぶん】の今昔を少しお話しさせて頂きます。
時は大正年間。
創業者は鈴木さんの祖父母。
元々は、横浜市(石川町)にあった豆菓子製造のお店が本店です。
腕が良く、評判の菓子職人だったおじいちゃん。
戦時下では、配給製の商品も扱う【総合食料品店】の役割を果たすまでになりましたが、その戦争がおじいちゃんの命を奪ってしまいました‥
戦中・戦後の混乱期。
おばあちゃんの苦労と努力は並々ならぬ物だった事は想像するに難くありません‥
懸命に夫の志・店・屋号を大切に守り、昭和・平成と平塚の地に根付き、平塚の人々と共に生きて来たおばあちゃん。
その御姿は、代々の子供達の目に(胸に)ちゃんと焼き付いていたはずです。
高校生の頃から店の手伝いに立ち、間近でおばあちゃんの御姿を見てきた鈴木さんにとっては、尚更の事でしょう。
大正・昭和・平成と、平塚の移り変わりを見守ってきた【まめぶん】。
これからは、令和の世に向けて出陣でございますよ!!
スゴイことです。
(遊び心を刺激することで、子供達は大きく成長していくもの。こういうのイイね!)
「昔から店に立っていたので、久しぶりに再会したお客さんに『昔と全然変わってないし、何歳?っていうより、もしかして【魔女】?』って言われたり、気を使ってくれてるのか『お姉さん~』って言ってくれる高学年の女子もいたり。(笑)」
店での出来事や子供達との関係を、歯切れ・テンポよくユーモアを交えて話してくれる鈴木さん。
「みんなから沢山の【笑い】を頂いているので、目尻のシワは着実に増量中です。このまま本当に魔女になりそう(笑)」
と苦笑しがちな時は、前の店舗があった頃に流行ったお笑い芸人【2700】さんの『右ひじ左ひじ交互に見て〜♪』のRhythmに合わせ、目尻のシワを交互に見せ『右シワ左シワ交互に見て〜♪』という自虐ネタで明るく乗り切る所が素晴らしい(笑)
いや〜。
10年の月日の流れを感じさせないパワフルさも、子供達が【まめぶん】にジュディ・オングさんばりに『魅せられて』しまう理由なのでしょうね。
さて。
皆さんに言わせてもらいたいのが、子供達による鈴木さんの呼び名問題の件。
子育ても終えてそれなりの年だし、何より恥ずかしいから【おねえさん】じゃなくて→【おばちゃん】でOK
むしろ、それがいい!とのことです。
子供達〜
【おばちゃん】でいいってよ〜(笑)
※大人の方は御自身の判断にて。
(駄菓子だけではなく、オブジェ・置物もとても楽しい店内。)
(駄菓子ケース(棚)。かなり映えますね〜。配置も絶妙!)
そんな駄菓子屋のおばちゃん・鈴木さんのもう一つの顔が【粘土細工師】。
駄菓子を使ったレリーフ・実用的なメモスタンドなどを製作。
その作品が素晴らしく(面白いし)、リアルな駄菓子関係者の間でバズったのです。
「恩返しかな?ファンレターの様な気持ちでメーカーさんに送りました。この御時世、駄菓子を作り続けてくれるメーカーさんには感謝しかないですね。」
あくまでも贈答品として製作している為に非売品ですが、完成度とインスタ映えレベルがパネーわけですよ。
一部を載せますが、実際のものは【まめぶん】店内で見せてもらうか・公式インスタでチェックするか。どちらかでお願いします。
(圧巻!完成度・映えセンス共に間違いなしな逸品)
(駄菓子ALL STARS。要チェックやで〜!)
(思わず手が出そうになりますが、もちろん『食べれません』からね)
おばあちゃん時代から手伝っていたからでしょう。
駄菓子屋のおばちゃんとしてはベテランのレベルに達している鈴木さん。
(御本人には私なんてまだまだよと笑われそうですがw)
「今の子供達とも、昔の子供達とも。話してると時間忘れちゃう位楽しい。毎日充実してますね。楽しい事ばかりではなく、悩みや辛い事も打ち明けてね。全力で話聞くからね。でも、駄目なことやあれ?って思うことはビシバシ言っていくつもりです(笑)」
コロナ禍に(新しく)誕生した駄菓子屋!と思っていたら、周りの大人達はみんな【まめぶん】を知っていて‥
不思議な気持ちになった或る子供曰く「ここって【銭天堂】ですか?明日もここに存在してますか?」って。
違う違う。ここは【まめぶん】だよ~!
心配しないでね。
ちゃんと明日も明後日もこれからも。
おばちゃん、君のこと待ってるって!
時に厳しく、時に優しく、いつも温かく。
爽やかな湘南の風の様な駄菓子屋【まめぶん】。
これからも平塚の街と共に輝いていくことでしょう!
【豆文商店(まめぶん)】アクセス
神奈川県平塚市幸町26-3
営業時間 火~金13:30~17:00
土~日10:00~18:00
定休日 月
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