神奈川県の相模湾沿いに広がる、1192(イイクニ)つくろう鎌倉幕府の御膝元。

若大将シリーズの加山雄三氏を皮切りにサザンオールスターズTUBE湘南乃風などグレートなサウンドの系譜を誇り、陽光が降り注ぐサーファー達の一大聖地としても知られるシャレオツなエリア・湘南。

その湘南を構成する1市・茅ヶ崎市は桑田佳祐氏の出身地としても知られています。

市のシンボルであるえぼし岩を臨むサザンビーチで繰り広げられる関東三大奇祭の一つ『浜降祭』のド迫力さや、サザン通り・大岡越前通り・雄三通り・ラチエン通りなど著名人との距離感が近い土地柄だからでしょうか?

俳優の松坂桃李氏や「闇金ウシジマくん」の作者真鍋昌平氏など多才なタレント達を輩出続ける、人口約24万。
暖かな湘南の風に包まれた、Stop the season in the sunな街。
DSC_2017
(音に聞く茅ヶ崎サザンビーチ。昼も夜も夕暮れ時も、湘南の青春を映す鏡なり)

今回は、茅ヶ崎市サザンビーチ近くの東海岸エリアの、加山雄三氏に因んで名づけられた『雄三通り』沿いに2014年OPEN。

店主を挟んで文房具・駄菓子が売られるスペースが前面に、秀逸な文庫も完備され地域の種々なワークショップが開催できるカフェテリアが後方に広がるお店『ants』へ!
湘南の風に吹かれながら、鼻歌交じりで行ってきましたYO!
DSC_1996
(駐車場はおしゃべり・飲食・遊びなど、TPOに合わせて活用可なフリースペースに)
DSC_1999
(木の優しさが映える和テイストの造り。実に茅ヶ崎には和が似合う!!)

「ぉー。カッケぇ~!!」

以前からインスタ等のSNSや『ants』のブログを要チェックしていて外観のイメージも出来ていた(はずの)筆者ですが、モノホンを目の前にした際、思わず口に出していたのは、感嘆の声でした(笑)。

それはカッコよさだけではなく、「小さなお店」を自称している『ants』が店の前の駐車場スペースをフリーに開放していて、狭い国土と自称している島国日本の海洋面積(世界6位)同様、かなりの広さを擁していると気づいたから出た声でもあるのです。

コマなどの昔遊びも置かれていて、子供達は駄菓子を食べたり、おしゃべりしたり、任天堂Switch・コマベーゴマなど今昔の遊びに興じたり、思い思いに好きな事が出来る空間の出現・・・
交通量の多い茅ヶ崎市内において、この事は特筆に値します!!

それでは、その懐の広い小さなお店『ants』に入ってみましょう。
DSC_2010
(小上がり+畳とは・・・恐れ入りました!!。駄菓子の配置も子供目線なり)

「本当に駄菓子屋巡りされているんですね(笑)。小さいお店ですがゆっくりしていってください!」

大きな夕日が太平洋の彼方を朱に染む夕暮れ時、すなわち、学校終わりの子供達で混雑する時間帯に来た突然の来訪者(筆者)に対して、温かく迎い入れてくれた『ants』のおばちゃんと呼ぶにはあまりにも若い店主(以下・店主にて)

店主の文房具愛と旦那さんの駄菓子愛が見事にコラボ、新旧入り混じるイイ感じの家具や小物に収納された文具類は、売り物か展示品(非売品)か、一目ではわかりません。
安心してください。売り物ですYO!

向かって正面から右手に駄菓子・駄玩具類が、左手にこだわりの文具類が配置される大人も子供も楽しめる観音開きスタイルの店内は、駄菓子屋へ行く事に遠のいてしまった大人達も気軽に立ち寄れる不思議な魅力を秘めていました。
DSC_2001
(砂まじりの茅ヶ崎仕様。色落ちした収納棚が文具の魅力お最大限に引き出す)

「駄菓子屋に集まる小さくてカワイイ子供達と、砂糖に集まる小さなアリさん達に反映させて『ants』って店の名前にしました。」

毎週木・金・土のPM、『ants』が開店している時間帯には店名の由来通り、多くの子供達が集まってきます。
いやいや、子供達だけではありません。

奥のカフェスペースは、「幸せだなぁ~。僕は君といる時が一番幸せなんだ・・・」スタイルでドリンクを飲むお客さんだけでなく、地域の人達プレゼンツのワークショップが開催されたり、子供達の勉強ルームとして開放されたり。

家・学校(会社)とは違う第三の居場所、いや、アリさんだけに第三の巣か(笑)。
多くのAnt達が集まってくるのです。
DSC_2006
(敢えて統一感を無くし多ジャンルの本が置かれた『Ants』文庫も必見)
DSC_2009
(北欧の我が家的造りのカフェ。筆者は優雅にコーヒーを飲んだぞよ)

茅ヶ崎に灯がともる頃、色づくはサザンビーチ。

遊びに来ていた子供達も、そろそろおうちへ帰る頃。筆者も行かねばなりませんな。

「みんなが思い思いに好きな事が出来る場所。そういう店になっていきたいですね(笑)」。
駄菓子屋のコミュニティスペースとして可能性を十二分に発揮していますね~との筆者の言葉に対し、満面の笑みでの回答!

そうだった・・
店に来るAnts達だけではなく、それお迎い入れる店主夫婦も好きな事をされているのだった!!

神奈川湘南茅ヶ崎へ。
皆さんも遊びに来られた際は、素敵で楽しいアリさん達の巣『Ants』へ遊びに行かれてはいかがですか?

『Ants』アクセス
神奈川県茅ケ崎市東海岸南1‐21‐3
※営業日は木・金(13時~17時30分) 土(11時~17時30分)