
津軽が生んだ郷里の誇り〜松尾の【手作り麩菓子 ジャンボー】
創業明治15年
日本古来から伝わる『麩』を代々受け継ぎ、今も丹念な手作業・手細工にこだわる津軽地方唯一のお麩屋【お麩の松尾】
『お城とさくらとりんごのまち』と知られる津軽地方の中心都市・弘前市に本社を構える老舗のメーカーさんです。
出現した江戸期には雑菓子(ざがし・ざつがし)と呼ばれていた駄菓子
高価で使用が制限されていた白砂糖由来の菓子≒上菓子(茶菓子・京菓子)に対し、安価な黒糖を余り五穀にペーストしたのが元祖・駄菓子でありまして。
そう考えると『お麩』+『黒糖』の麩菓子こそ、かつての原初的な姿を今に残すシーラカンス的存在であり、【駄菓子界の長老】と言える訳です
黒棒(福岡〜佐賀)
げたんは(鹿児島)
さくら棒(静岡)
など
日本各地には【麩菓子一門】の子孫達が、地元の人達は元より日本全国のファンから令和の御代もに愛され続けています
そう考えるとスゲ〜ですよね(笑)
筆者は東京下町・江戸川区の駄菓子屋【しろがねとんぼ】で、松尾の【手作り麩菓子 ジャンボー】を教えて頂きました
一口食べてみた所、あまりの素晴らしさに『たんげ、めぇ!※1』と虚空に向かい叫んでました
こんな『めっだらだあもの※2』食べられて幸せですYO
※1 津軽弁≒すごく美味しい
※2 津軽弁≒美味しいもの

OLD FASHIONED FUGASHI

黒糖タップリ、お麩の密度もゴイゴイス〜
ジャンボーの凄さ、一言で言うと『ごっついの〜』
その大きさも、麩に絡みつく黒糖の厚みも、そして何より中身の麩の密度がめちゃくちゃごっつい!
その重厚さ、食べてみればその凄さ一撃でわかります。
さらに
ごっつい≒ジャンボと誰もが思いきや、側面にはジャンボー(こんにちは)の表記を発見

もしや、松尾さん‥まさか??
もしかしてですが、松尾さん
東アフリカの多くの国が公用語にしているスワヒリ語の『Jambo(ジャンボ)≒こんにちは』に由来している感じでしょうか?
お見逸れしまくりです!
さらに価格は¥388円(税込)なり
通販でも購入可能ですが、ぜひとも青森旅行の際に買って頂きたい津軽郷土駄菓子
もし難しければ、東京では【しろがねとんぼ】でガッツリ在庫おいておりますので御賞味頂きたく
ヤ〜ヤド〜🎵
ヤーヤド〜🎵
弘前ねぷたの掛け声を脳内BGMに奏でつつ、弘前が誇る麩菓子を食べる、なんて乙な体験を皆さんもしてみませんか!

こんなに密度あってもカロリーは控えめなのも魅力だよ
〜商品説明〜
麩菓子ジャンボー
名称・菓子
原材料名
砂糖(国内製造)、加工黒糖、小麦粉、小麦たんぱく、カラメル色素、トレハロース
栄養成分表示(100gあたり)
エネルギー 383kcal
たんぱく質 12.3g
脂質 1.1g
炭水化物 81.1g
食塩相当量 0.19g
製造者
株式会社松尾
青森県弘前市大字城東北3-11-12
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