高知県民のソウルフードにして誇りであり、今や多くのコラボ・新フレーバーの開拓など、快進撃を続ける㈲野村煎豆加工店『ミレービスケット』。
以下・過去記事(2020.10月)です
土佐の高知のはりまや橋で 坊さん かんざし買うを見た~
人も人ぜよ。
幕末の風雲児・坂本龍馬や、三菱グループ創設者・岩崎弥太郎を筆頭に、武市半平太・板垣退助・浜口雄幸元総理など、数多の偉大なる『いごっそう』達を輩出。
そんな『南国土佐を後にして』※、全国区の輝きをスパークし続ける名産・有名人はとても多いですよね!
そして、そんな高知県に暮らす県民みんなが、とってもとってもとってもとってもとってもとっても大好きよ!!と愛してやまない郷土駄菓子がある事、皆さんはご存じですか?
皆さんも食べたことあるかもしれません。
野村煎豆加工店をはじめ、いかにして『ミレービスケット』が高知のソウルフードと呼ばれるまでになったか?
そこには、ミレーにMajiでKoiしちゃいそうな、すごく深イイ話が隠されているんですよ。
今気づきましたよ・・・
って嘘いうな~。
今でもテンション上げたいとき、広末SONGを聴いてるくせに(笑)。
では。
『ミレービスケット』見てみましょう!
(素朴な味で半世紀愛され続けるミレービスケットはまじめなおかし!)
野村の前身である『野村商店』の創業は大正12年(1923年)。
なんと、令和5年(2023年)で創業100年ですわ‥すごい。
豆菓子や甘納豆製造がメインだった野村がミレービスケット製造を開始したのは昭和30年(1955年)頃の事。
当時は、後の『明治』となる『明治製菓』からミレーの元となるビスケット生地を直接購入していましたが、昭和40年(1965年)頃にミレーの製造が名古屋にあるに引き継がれ(ミレーの名もライセンス料を払うこのメーカーのみ名乗る事が可能)ると、今度はその名古屋メーカーと取引を開始。
以後半世紀以上に渡り、精進に精進を重ね、多くのバリエーションに富んだフレーバーを開発しながら県民と共に歩んで来たのです。
な、泣けてくるじゃき…
ちなみに。
創業大正7年(1918年)‥
第一次世界大戦終結の年創業のレジェンドメーカーと、高知の宝が繋がりがあるとは‥
驚きましたよ‥
秀逸です!
(昭和の頃から変わらぬデザイン。『まじめなおかし』よいつまでも!!)
ミレーミレーと書かれた下腹部がイカス!
昭和の頃から変わらぬデザインで、『まじめなおかし』は令和の今も進撃中。
パッケージに描かれるかわいらしいキャラの名は『ミレーちゃん』。
インタビューを受けた野村の常務取締役・戸田氏曰く
「ミレーは高知県民に育ててもらった」と。
県民を愛し、県民に愛される・・・
この素晴らしき相思相愛スピリットは、特筆に値します。
ありがとうミレービスケット。
〜商品情報〜
名称:ビスケット
原材料名:ビスケット生地(小麦粉、砂糖、ショートニング、ぶどう糖、食塩)植物油、食塩/膨張剤、乳化剤(大豆由来)
栄養成分表示(70g当り)
エネルギー:379kcal
たんぱく質:3.9g
脂質:20.1g
炭水化物:44.8g
【ローカル系駄菓子について】
日本各地には、その地方では絶大な人気と知名度を誇るも、他地域ではかなりマニアックな好事家じゃないと知らない駄菓子が数多く存在します・・・
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そういう駄菓子は『ローカル系駄菓子』と呼ばれていますが、製造メーカーとしては初めから地域限定を狙っていたわけではなく、かつての輸送・販売体制などにより他地域まで行き渡らなかったことから、【ローカル】となったケースも多々あると‥ご理解ください
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