2018年5月、『マツコの知らない世界』で紹介された事により、世の中に広く知られる様になった『ローカル系駄菓子』を再特集。
因島出身の某メジャーアーティストも絶賛、あの頃から県民達は駄菓子屋で、ゲームセンターで、遠足のお供にも持って行った、真空パックで低温殺菌済みのスゴイ奴・『ブロイラー』。
筆者(東京下町生まれ)は初めて食べた際、「癖になりそうじゃけん・・・」と思わず広島弁でのたまった程、仁義なきガーリックの洗礼‥(笑)
では、かつて書いた記事(2014年2月)を、ご覧になってください!
・・・・もう四半世紀以上前になるのか。
東京のド下町で生まれ育った筆者にとり、駄菓子屋で「100円もんじゃ」(少量のキャベツとあげ玉+小麦粉ONLYみたいなもんじゃ。通は駄菓子でトッピングを施す)を頼む事は、超絶なアドベンチャーだった。
なぜなら、駄菓子の相場は10円~20円が多く(今現在もそうだが)、100円=その日使える全財産だった子供にとってチビチビねばるのが王道で、「100円もんじゃ」を頼む事は一発でステージクリアしちゃう5000ガバス級の「裏技・裏テク」みたいなものだったからだ・・・・・
広島の駄菓子屋で定番の100円駄菓子を手にした際、思わず幼少期の思い出がフラッシュバック。
危うく「時をかけるおっさん」になってしまう所だったぜ・・・ふーぅ。
と言うわけで、今回は「尾道三部作」有名な映画の街・尾道から広島中を席巻する㈱オオニシの「若鳥の手羽」を紹介するぜよ。
(駄菓子と言うよりつまみや食事の域だねぇ)
広島周辺では「ブロイラー」と親しみを込めて呼ばれているとの事。
静岡周辺の駄菓子屋にはおでんが、大阪周辺=鉄板焼きなど、画一的ではない日本各地の駄菓子屋文化を語る上で外せないのが広島=ブロイラー文化。
筆者も実は初見。
仲良くさせてもらっている千葉県八千代市の「まぼろし堂 」で教えてもらい、思わず飛びついてしまった。
(密閉されまくった形跡が激シブ。「ブロイラー」と表記されている)
窒素も酸素も、往年のサンフレッチェ広島を思わせる鉄壁のガードでシャットアウト。
この密閉力はハンパない。打倒!賞味期限!!!
(脂っぽさがマジでない。燻製の様な味。病みつき必至)
見た目通り、脂っぽさがあまりなく、まるで「手羽先の燻製」を思わせる雄姿。
その仁義なき歯ごたえに一発で虜になってしまった。
酒は進むわ美味しいわ。これはすごい!
やはり広島の駄菓子屋文化は面白い。
いつの日か必ず、広島の駄菓子屋めぐりに行ってやるけんのう!
名称:そうざい
原材料名:鶏肉(国産)、大豆油、食塩、ガーリックパウダー、でん粉/調味料(アミノ酸等)、増粘剤(グァーガム)、(一部に大豆を含む)
栄養成分表示:手羽先1本(標準30g)当り
エネルギー:104.7kcal
たんぱく質:17.5g
脂質:3.8g
炭水化物:0.1g
食塩相当量:1.5g
.
【ローカル系駄菓子について】
日本各地には、その地方では絶大な人気と知名度を誇るも、他地域ではかなりマニアックな好事家じゃないと知らない駄菓子が数多く存在します・・・
.
そういう駄菓子は『ローカル系駄菓子』と呼ばれていますが、製造メーカーとしては初めから地域限定を狙っていたわけではなく、かつての輸送・販売体制などにより他地域まで行き渡らなかったことから、【ローカル】となったケースも多々あると‥ご理解ください
コメント
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。