東京都江戸川区。

団地⇒新築マンション、新築戸建て住宅が次々と・・

江戸川を挟んで接するお隣・千葉県と覇を競ったベットタウン合戦の時代から、未だに宅地開発一辺倒かよ‥と思うこと勿れ。

都内唯一のラムサール条約登録地・葛西臨海公園+国内初の親水公園である古川親水公園などをひっさげて、今や公園面積東京23区ナンバーワン!

荒川・中川・江戸川が東京湾へと流れゆく河口部一帯、いわゆる肥沃な三角州(デルタ)を擁する区域は、小松菜発祥の地・養殖金魚三大産地(愛知県弥富市・奈良県大和郡山市)・朝顔の産地としても知られ、23区トップクラスの農業エリアにして、産出額も23区ナンバーワン!

ちなみに小松菜は、江戸期に鷹狩に訪れたリアル暴れん坊将軍・徳川吉宗公に献上された際の地名(小松川)に由来するので、要チェックやで〜!!
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(都会に咲いた水辺のオアシス(仮称)の名にふさわしい‥多くの河川が走る区域)

一之江・瑞江・西葛西・・・

大竹しのぶさん、松崎しげるさん、亀梨和也さん、後藤真希さん、ぼる塾さん・・・などのタレント達や、不屈のスイマー池江璃花子さん・平成の怪物松坂大輔さんなど、多くの有能な逸材を生み出し続ける土壌は、緑と水辺と商店街が織り成す、若干カオスなハーモニーの賜物と言ってOKですよね?区民の皆様。

人口約70万も区の面積も共に23区ナンバー4!
住みやすい住環境と充実の福祉制度により若年層・ファミリー層のみならず、外国人(特にインド系)からも注目される街。
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(都心へのアクセス最強。東京メトロ東西線沿線は人気エリア。『葛西駅』より)

大観覧車と水族園が目印。

家族や若者の行楽地としても、渡り鳥の休憩・繁殖スポットとしても有名な『葛西臨海公園』を擁し、JR武蔵野線・東京メトロ東西線が駆け抜ける葛西エリアより。

創業は昭和49年(1974年)。

『探しものはなんですか?見つけにくいものですか?♪』

入店後、脳内BGMは自然と井上陽水さんの『夢の中へ』へスイッチ(笑)

タバコに食料品から、各地の名産品、バーゲンレベルの格安な大袋系、そしてもちろん駄菓子・アイスも充実のラインナップを誇る『欲しい物がきっと見つかる』楽しい店、『石川商店』を紹介しますよ!
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(自販機埋め込み型。店の入口は踊り場の奥と言うスタイル)
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(タバコ売り場も兼用。雑貨類・衛生用品が文字通り店頭に配置されてますぞ~)

元々はアイスクリーム・氷菓子の卸をされていた、御年84歳(令和3年時)のおじちゃん。

1970年代の開発ラッシュ時の事。
中葛西周辺にも区画整理の話が持ち上がった際、人口増加と駅チカによる利便性を考え、『石川商店』を開業されました。

筆者と仲の良い問屋さんで、復刻した人気駄菓子『ビンラムネ』販売元である㈱岡田商店の社長から、「葛西の『石川商店』さん、とても面白く博識な店主で、いろんなものが売ってて土橋さんすごい好きそう(笑)だから行ってみたら?」と、以前より言われていたのですが、本当にそのとおりでした!!

岡田社長〜!
『石川商店』のおじちゃん、色々詳しい事の多いお方で。
しかも、話もめちゃくちゃ面白かったですよ〜(笑)
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(振り向いたら菓子がいる・・凄まじき上下左右を何かに囲まれてる感。)
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(イカ系駄菓子はバラ売り・箱売共に対応!このポップのド迫力さに脱帽)

「岡田さんから!そうですか、そうですか。お会いできて嬉しいです。」

と満面の笑み‥からの商品説明を主軸にした対談スタート!

『うまい棒』の大袋品もあれば、各地の名産品、アイスにジュースに何でもあり!

まさに老若男女が喜ぶ萬屋(よろずや)的なスタイルと言って相違ないでしょう。

そして。
昨今厳しい目でも見られる賞味期限が近くなってしまった商品は、おじちゃん曰く。

「特売(笑)。子供達は駄菓子・親御さんはこっちに目が向くように(笑)。2個セットにしたりとか、色々と趣向を凝らし、かなりお手頃価格にしてます。商品ロスしてしまう方が勿体ないですしね。」
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素晴らしき哉、商売!!
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(パーティ用の大袋『うまい棒』。シェアで広がる笑顔の輪)

そして、その目を向かせる『仕掛け』が、おじちゃん手書きのポップの数々!!

これがまたスゲーたりゃありゃしない。

再び曰く。
「必ず自分で食べる・飲む・をしてから書くようにしてます。そうしなきゃ、お客さんに味含めて何か聞かれた時、答えられないでしょ(笑)」

おじちゃんに心の中で、実る稲穂同等に頭(こうべ)を垂れていた事は言うまでありませんね!
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(東京名物・港常のすももシリーズも充実のラインナップ!)

「岡田さんと同郷と言う事は??蔵前・三筋(東京都・台東区)辺りですか?御出身は。蔵前と言えば‥」

駄菓子・食料品に留まらず、おじちゃんの博識に裏打ちされたトークは、筆者の地元である東京下町エリアや、駄菓子横丁で名高い武州・川越エリア、遠くは大分・日田地方に及んでいくなど、底が伺いしれません。

「街歩きや各地の情報収集は好きですね。町内会・商店街の親睦会で行く旅行も楽しみです。最も、コロナで今は行けないですが。それにね。親睦会は近場(1泊2日)だから‥。もっと遠く行きたいんですよ、本当は(笑)」

底抜けに明るい愚痴には、笑っちゃいましたよ。
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(姿勢がとても良いおじちゃん。年より10歳は若く見えませんか??)

ご近所付き合い同様、歴代のお客さん達との関係を、とても大切にされてきたおじちゃん。

「毎日来てくれる子。タバコを買ってくださる人。そして、就職や転勤で葛西を離れて行ったけど里帰りなどで折に触れ遊びに来てくれる子達も沢山います。そういうお客さん達の事考えると、おちおち休んでいられませんよ(笑)」

全てのお客さんの為に、盆暮れ正月も店をあけ続けてると言う、心意気!!

「コロナで里帰りもままならない人達も多いと思いますが‥まだまだ元気に店に立ち続けてますから(笑)。葛西に戻って来た折には、ぜひ顔を出してくださいね」

『石川屋』・『いしかわ』など、子供の頃色々な呼び名で呼んでいた葛西を巣立ったみなさん!
あの頃買えなかった大袋・特売品を文字通り『大人買い』できる大チャンス発生ですよ(笑)

今日もいつもの街角で、みんなが来るのを待っている。
そんな素敵なお店の、素敵なおじちゃんの物語でした!!

『石川商店』アクセス
東京都江戸川区中葛西3-14-16
営業時間 AM8:00~PM21:00(不定休)
※コロナ禍は営業時間が異なる場合があります
東京メトロ東西線『葛西』駅より 徒歩5分