大人気漫画『進撃の巨人』の作者・諌山創先生の「故郷に恩返しがしたい!」と言う想いと、調査兵団・・もとい市民有志の連携により、壁に囲まれた大山ダムにウォール・マリアが誕生!!
ミラクルな波状攻撃が始動したのは九州北部のほぼ中央。
人口約6万1千人を擁し、福岡県(うきは市・朝倉市・八女市など)と熊本県(山鹿市・阿蘇市・小国町など)の多くの自治体に隣接する大分県日田市。
近世には、筑前・筑後・肥後⇔豊後を結ぶ交通の要害に位置する地の利と、三隈川が育んだ農林水産業の豊かさが徳川ジャイアン、いわゆる江戸幕府に目をつけられてしまい‥
速攻で代官所(のちに西国郡代)が置かれ直轄地となり、『水郷(すいきょう)の日田』・『天領日田』・『大分の小京都』など、多くの呼び名を賜るほどの隆盛を極め、雅で粋な町人文化が大ブレイク!!
(日田が誇る祇園祭‥大変な熱気の中に上品な雅・風流を感じる‥素晴らしい)
(日田が誇る祇園祭‥大変な熱気の中に上品な雅・風流を感じる‥素晴らしい)
名奉行川路聖謨、スーパージャーナリスト・故筑紫哲也氏、スーパーアナウンサー江藤愛さんなど。
古今より多くの人材を輩出する市内の見所は、先哲・広瀬淡窓先生プレゼンツの日本1の私塾・咸宜園跡や、祝!ユネスコ無形文化遺産登録の『日田祇園の曳山行事』、B級グルメ『日田焼きそば』など、小京都・豆田町だけでもこの層の厚さ!
長良川(岐阜県岐阜市)、肱川(愛媛県大州市)と共に日本三大鵜飼の一つに数えられ、夏の終わりのハーモニー(花火)が美しすぎる三隈川や、日本一のおんせん県としての面目躍如な天ケ瀬温泉など、多くの魅力に包まれた町。
(ぜひとも行きたい『大分の小京都』。三隈川の花火の美しさに絶句・・)
歴史に文化に食べ物に、自然も遊びも温泉も、なんでもござれ!
『大分の小京都』だけではない、日田市の魅力。
名所や由来を調べていると、「あ〜。日田行きたいYO」と言う気持ちがヒタヒタ忍び寄って来る訳ですが(笑)
コロナ禍で、ステイホームな自粛期間‥
こんな時代だからこそ、駄菓子業界をみんなで一緒に盛り上げYOと企画された『時にはおこせよZOOMメント』に応募→対談してくださったのは、2021年(令和3年)3月に日田市内で新規開店した『駄菓子屋きよちゃん』の林さん御家族でした!
(Made from娘さん.友達&友達ママさん製の看板。す、素敵やん!)
きよちゃん‥
実は対談の話が決まった時、勝手に想像を巡らせてた訳です。
清田さん?清川さん?、やっぱ清原さんかな~?と。
名の由来は絶対苗字でしょ!!って、思ってたわけですよ・・
そこで、早速聞いてみると‥
「違います。『きよちゃん』って私の名前からつけたんですよ(笑)。」とバッサリ!
短絡的な発想するおっさん(筆者)やな~しかし。大変失礼いたしました(笑)
店主(社長)のきよちゃんは、SNSでは【平社員の旦那】と一人称で発言される旦那さんと共に4人のお子さんを育てられている、カケフくん世代(S53年)の筆者より、幾分若いママさんでもあるんです!
ですので、今後日田に行かれ『駄菓子屋きよちゃん』を目指す人は、店主の事をおばちゃ‥ではなくて(笑)、地元の子供達同様に『きよちゃん』って呼んでOKでございますよ。
(側面『きよちゃん』看板はスーパー平社員の旦那氏が彫りこんだ、魂の作品!)
自宅のすぐ脇、四畳半のスペース。
内装や小物、看板など制作物は平社員の旦那さんがDIYパワーをいかんなく発揮し、娘さんと友達母娘をはじめ、地域の皆さんの強力な助力にも支えられ2021年3月にオープン。
皆で創り上げたといっても過言ではない『駄菓子屋きよちゃん』。
営業時間は
月・水・金は15:30〜18:00まで
土・日・祝日は不定休。
子供達の下校時間に合わせた、いわゆる『駄菓子屋ゴールデンタイム』に営業時間をセットしたのは、きよちゃん自身が看護師として働いており、仕事が終わった後に店を開けるから‥なのです。
4人の子育てだけでもスーパー大変なのに‥
「すごすぎますね・・・」
と、実る稲穂レベルに頭(こうべ)を垂れつつ、当時小3で看板作りに全集中の力を発揮した長女ちゃんが深くかかわっている、駄菓子屋誕生秘話を聞かせてくださいました。
(四畳半のスペースを見事に活かしたシャレオツ店内。奥の冷蔵庫の存在感がゴイスーです)
(小物のセンスもキラリ。それにしても、うんちくんグミって映えるよね〜)
娘さんの通う小学校では「駐車場のある場所に子供達だけで行ってはいけない」というルールがあるそうです。
車を使った連れ去りや誘拐、予期せぬ交通事故を含め、特に郊外型の大型店(スーパー・ドラックストアなど)の駐車場は一歩間違えると危険がいっぱいで、こうしたルールは子供達を守るうえでも重要であると思われます。
娘さん達もそれを守り、近所のよろず屋的商店に行っては、お金の使いかたや小腹の足し+話のネタ探しまで、友達と一緒に買い物を楽しんでおられたそうですが・・・
「去年(2020年)、そのお店が廃業してしまいまし…近所の自販機に行ってジュースを買う事くらいしか、日々娘たちがお金を使う機会がなくなってしまって・・・」
長女を含む地域の子供達のそのような状況をみて、きよちゃんは決心し旦那さんに話してみたそうです・
「子供達がちょっとした買い物をできるお店やってみたいよね。やってみない??やってみようよ(笑)」と!!
(駄菓子・駄玩具のラインナップは徐々に子供達の趣向を見ながら増やす所存(笑))
それからは市内はもちろん、お隣・中津市や県都・大分市、昭和レトロな街並みで有名な国東半島の昭和の町・豊後高田などへも、駄菓子屋・駄菓子問屋行脚を開始。
快く話を聞かせてくれ、店を続ける理由を満面の笑顔で口々に「利益は無い。でも子供達や町の皆が喜んでくれるから!」と答えてくれる、各・駄菓子屋の店主達に触れるにつれ、「仕事で大変かもしれないけど。やっぱり駄菓子屋をやりたい!!」との思いは、確実なものになっていったそうです。
う~。いい話や・・・
「オープン時は、想像をはるかに超える位に子供達(100人以上)や近所の方々が来てくれました。ビックリしましたが嬉しかったです。そんな子供達と一緒にルールを決めたり、徐々に駄菓子の種類も増えてきました。」
例えば‥
佐賀県小城市に本拠を構え、九州の魂こと『ブラックモンブラン』でおなじみの竹下製菓㈱のアイスがぎっしりと入っている冷凍庫(冷蔵庫)の件。
それは、疾(はや)きこと風の如しスピリッツで外気温から中の温度を守り、絶妙な管理で溶けからアイスを守る「7秒ルール」は、今や皆が守る掟になっているのだとか(笑)。
そうそう。
ZOOM対談の際、好きな駄菓子とか人気商品を教えてくれ、駄菓子屋開店の元になった長女ちゃん。
きよちゃん曰く「長女を筆頭に、子供達は本当によく店を手伝ってくれるんです。」との事。
えらい、えらいで~!
(1日5人限定。ゴミ拾い探検にでかけ、ご褒美をGETしてみないか??)
車を使った連れ去りや誘拐、予期せぬ交通事故を含め、特に郊外型の大型店(スーパー・ドラックストアなど)の駐車場は一歩間違えると危険がいっぱいで、こうしたルールは子供達を守るうえでも重要であると思われます。
娘さん達もそれを守り、近所のよろず屋的商店に行っては、お金の使いかたや小腹の足し+話のネタ探しまで、友達と一緒に買い物を楽しんでおられたそうですが・・・
「去年(2020年)、そのお店が廃業してしまいまし…近所の自販機に行ってジュースを買う事くらいしか、日々娘たちがお金を使う機会がなくなってしまって・・・」
長女を含む地域の子供達のそのような状況をみて、きよちゃんは決心し旦那さんに話してみたそうです・
「子供達がちょっとした買い物をできるお店やってみたいよね。やってみない??やってみようよ(笑)」と!!
(駄菓子・駄玩具のラインナップは徐々に子供達の趣向を見ながら増やす所存(笑))
それからは市内はもちろん、お隣・中津市や県都・大分市、昭和レトロな街並みで有名な国東半島の昭和の町・豊後高田などへも、駄菓子屋・駄菓子問屋行脚を開始。
快く話を聞かせてくれ、店を続ける理由を満面の笑顔で口々に「利益は無い。でも子供達や町の皆が喜んでくれるから!」と答えてくれる、各・駄菓子屋の店主達に触れるにつれ、「仕事で大変かもしれないけど。やっぱり駄菓子屋をやりたい!!」との思いは、確実なものになっていったそうです。
う~。いい話や・・・
「オープン時は、想像をはるかに超える位に子供達(100人以上)や近所の方々が来てくれました。ビックリしましたが嬉しかったです。そんな子供達と一緒にルールを決めたり、徐々に駄菓子の種類も増えてきました。」
例えば‥
佐賀県小城市に本拠を構え、九州の魂こと『ブラックモンブラン』でおなじみの竹下製菓㈱のアイスがぎっしりと入っている冷凍庫(冷蔵庫)の件。
それは、疾(はや)きこと風の如しスピリッツで外気温から中の温度を守り、絶妙な管理で溶けからアイスを守る「7秒ルール」は、今や皆が守る掟になっているのだとか(笑)。
そうそう。
ZOOM対談の際、好きな駄菓子とか人気商品を教えてくれ、駄菓子屋開店の元になった長女ちゃん。
きよちゃん曰く「長女を筆頭に、子供達は本当によく店を手伝ってくれるんです。」との事。
えらい、えらいで~!
(1日5人限定。ゴミ拾い探検にでかけ、ご褒美をGETしてみないか??)
また、こんな面白い(素晴らしい)取り組みも。
子供達にトングと袋を持ってもらい、店の周囲を数パターンに分けて散策してもらい⇒落ちているゴミを拾い⇒店に帰還。
ゴミと交換で、きよちゃん特製の『くじ』を引き景品(景品は一部大人達の寄付)をGETという見事な地産地消系システム。
子供達も自分たちの足で町を歩き、町をきれいにし、町の人々にも褒められ、対価としてくじが引ける。1日5人限定の冒険。
そうした経験が知らず知らずのうちに故郷を大切に思うきっかけとなっているのでしょう!
「アイドルのシール入れたら、松潤人気が衰え知らずで(笑)。今後は竹下製菓のアイスも全種類集めたいですし、子供達の好きな駄菓子を取り入れて行きたいですね」
店内をスマホで紹介してくれながらのZOOM対談。
駄菓子の配置や種類、店の造り以上に伝わってきたのが、『駄菓子屋きよちゃん』の持つ柔らかなぬくもりでした。
きよちゃん、みなさん、ありがとうございました。
素敵な町に現れた進撃の駄菓子屋さん物語。
お近くの方、日田を訪れし旅人は、是非是非『駄菓子屋きよちゃん』に遊びに行かれてみてはいかがでしょうか??
『駄菓子屋きよちゃん』アクセス
大分県日田市清水町864-5
営業日 月・水・金・土(不定休の為要確認)
営業時間 15:30〜18:00
※コロナ禍の為、営業日は上記SNSをご確認ください。
※コロナ禍の為、営業日は上記SNSをご確認ください。
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