鶴舞う形の群馬県!
その頭部付近に位置し、平成の大合併の荒波を北関東トップクラスの財政力指数ではねのけ、町として体裁を保ち続ける天晴な5町の連合(板倉町・明和町・千代田町・邑楽町・大泉町)である邑楽郡。
その1町・邑楽町には、上州三山(妙義山・赤城山・榛名山)~富士山・筑波山まで望めるシンボルタワー未来MiRAiがありますよ!!
人口約2万5千人。
ロバーツの山本博さんが観光大使を務め、工業立国・群馬県の中でも優秀な工業力を誇る町。
今回紹介するお店は、大泉町・藤川にある『原商店』。
創業は半世紀以上も前に遡り、かつては仏具から日用雑貨、文房具・雑誌・書籍まで扱う万屋でしたが、20数年前より駄菓子・駄玩具がメインを飾る様になった素敵な駄菓子屋さんです。

(見事な日本家屋。この外観を前に感動してしまいました‥)
伝統的な日本家屋、横開きのガラス戸に貼られる交通マナーや注意喚起のポスター類、整然と並べられた買い物カゴと力強く咲き誇る草花達‥
遠目から『原商店』が見えた時、「す、すごいぞ‥」と、感嘆の声をあげていた筆者。
入り口付近で見惚れていたのは、言うまでもありませんね。
ガラガラガラ〜。
「こんにちは~」という挨拶と共に、ガラス戸を開けて店内に入る筆者の目には、オシャレな古民家カフェか??と見間違える位のとても素敵な空間が飛び込んできました。
伝統的な土間スペースと、屋内へ続く式台・小上がりをうまく活用したNostalgicでカッコいい世界観に、我が心の中に住まう細胞達が感動のあまりスタンディングオベーションしておりましたよ・・
では、店内へと案内いたしましょう。

(土間空間をオシャレに活用。柱も駄菓子を区分ける境界線になっているぞ)

(小上がり有効活用ここに極まれり!見やすく選びやすい配置に惚れた!)
伝統的な土間スペースと、屋内へ続く式台・小上がりをうまく活用したNostalgicでカッコいい世界観に、我が心の中に住まう細胞達が感動のあまりスタンディングオベーションしておりましたよ・・
では、店内へと案内いたしましょう。

(土間空間をオシャレに活用。柱も駄菓子を区分ける境界線になっているぞ)

(小上がり有効活用ここに極まれり!見やすく選びやすい配置に惚れた!)
「こんにちは〜」
店の奥から出てきてくれたのは、笑顔がとても素敵なおじちゃん。
筆者はこの日お会いできませんでしたが、「クレヨンしんちゃん」の舞台【埼玉県春日部市】御出身のおばちゃんと、夫婦二人三脚で店を切り盛りしてきました。
「盆暮れ正月や週末は家族連れが多いですよ。大体うちに昔通ってた子達の家族。みんなの成長が見れるのは楽しいし、嬉しいですよ。」
『ここはパパが君くらいの年にね〜』
『パパも僕くらいの年の頃に来てたの??って、パパも昔子供だったの??』
みたいな親子の会話も繰り広げられてるんだろうなぁ‥と、勝手な想像をして、少し胸が熱くなりました(笑)

(梁にはone-piece、奥には賞状がズラリ。オッ!巨人軍も!!!)
駄菓子に見とれてしましますが、実に『原商店』。
プロ野球、特に読売ジャイアンツのカードやポスターが多く張られています。
「巨人、お好きなんですか?」
思わず聞いてしまった東京生まれ阪神タイガースファンの筆者(笑)
「特別ジャイアンツが好きってわけではないんですよ(笑)。言うならば、野球そのもののファンですかね。都市対抗野球も高校野球も何でも好きですよ!!」
実におじちゃん。
自身も学生時代は野球に打ち込み、長じて町内野球のコーチを長らく務められたという大の野球好き!でした。
「少年野球チームの子達も良く来てくれました。みんな腹すかせてるでしょ?だからよく店の中でたくさん食べていきましたよ(笑)」
そうそう。
筆者もかつては少年野球の名(迷?)サードとしてならした身。
練習終わった後は、みんなで近所の駄菓子屋【駒形ババヤ】に駆け込んで、色々と食い散らかしたものです。
あ~懐かし!

(東豊製菓のポテトフライBOXの最強活用術、我大泉で発見セリ!)

(一番目立つ場所。そこに近所の小学生達が『原商店』に送った感謝の気持ちが飾られていた‥)
野球のコーチだけに留まらず、長らく交通指導員として町角に立ち続けたおじちゃん。
見ている人は必ず見てくれているもの。
その長年の功績は、多くの「賞状」となり送られ、店の奥に飾られています。
そして‥
入口付近の目立つ場所に、課外学習(我が町探検)の際に『原商店』に訪れた小学生達の感謝の気持ちを綴ったアルバムが飾られています。(過去の分も大切に保管)
「普段買いに来てくれる子達が、『小学生』としてちゃんと学びに来てくれる姿に、毎年感動をもらってます。こちらこそ感謝したい位ですよ‥」
お互いがお互いに感謝し、リスペクトしあう姿。
売って良し⇔買って良し⇔世間良し!の三方良しの教え。
まさにそれを『原商店』で見させてもらった気がしました。
良き町には良き人たちがいる。
改めて、駄菓子屋っていいなぁ・・・と思いました。
皆さんも上州のからっ風が吹く邑楽町へ、温かな風の吹く『原商店』へ遊びに行かれてはいかがでしょうか?
『原商店』アクセス
群馬県邑楽郡邑楽町藤川150-4
※コロナ禍の為、営業時間は要確認
お互いがお互いに感謝し、リスペクトしあう姿。
売って良し⇔買って良し⇔世間良し!の三方良しの教え。
まさにそれを『原商店』で見させてもらった気がしました。
良き町には良き人たちがいる。
改めて、駄菓子屋っていいなぁ・・・と思いました。
皆さんも上州のからっ風が吹く邑楽町へ、温かな風の吹く『原商店』へ遊びに行かれてはいかがでしょうか?
『原商店』アクセス
群馬県邑楽郡邑楽町藤川150-4
※コロナ禍の為、営業時間は要確認
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