東京都と横浜市の間に君臨し、日本最強の京浜工業地帯の一翼を担う150万都市。
7つの行政区を持つ縦長の川崎市(川崎区・高津区・宮前区・幸区・多摩区・麻生区・中原区)の中で、トップの人口(約26万人)を擁する中原区。


市域を流れる多摩川は、川崎フロンターレのメイン競技場にして多くの国際大会が開かれる等々力陸上競技場を含む等々力緑地を潤し。
東急電鉄・JR南武線が走り、都心・横浜へもアクセス良好な鉄道網(混雑は凄いですが)は、武蔵小杉を全国有数の高層住宅集積率を誇る人気エリアへ躍進させる原動力に。

セレブタレントとして名高い神田うのさんが少女時代を過ごしたからか?
工業都市・川崎市の中で最もセレブの香りが漂う街。
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(川崎と立川を結ぶJR南武線沿線。中原区は駅前もとてもハイソ!)

今回紹介する駄菓子屋さんは、JR南武線「武蔵新城」駅より徒歩8分程でしょうか。

定年退職後に店に入ったおじちゃんと、おばちゃん(2代目)の素敵なご夫婦が切り盛りするお店。

藤の木に守られる様な佇まいがとても風流な駄菓子屋「永田商店」です!
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(藤の花が満開の時期に訪れたい…とても風雅な佇まいにやられましたYO)
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(近影。街路樹が藤の木って…それだけでも珍しいですよね。本当に素敵!)

藤の花が満開(4月中旬〜5月中旬)の頃に来たら、それは見事な光景でしょう‥‥
そのルーフを通り、「永田商店」の扉を開けたのは令和2年(2020年)の冬の最中の事でした。

「今でこそオシャレになって、若い人達に人気のエリアになったけど私が嫁いできた頃は、ってはるか昔の事だけど(笑)。長靴履かなきゃ進めない田んぼのあぜ道が多く、夜は必ずカエルの大合唱だったのよ!」

今年「年女」であるおばちゃん。
小学生達はもちろん、近所にある高校やスイミングスクールに通う子供達(親御さん含む)で賑わう中、色々とユーモアを交えつつ教えてくださいました。

そうそう。
年女と聞いて72歳かな?と思ったんですが、なんと一回り上の84歳。
おじちゃんも米寿との事でした‥

み、見えない(笑)

筆者の持論でありますが、日々老若男女と接し、大いに話し、笑い合う駄菓子屋さんの店主の方は年より若く見え、元気である!

「永田商店」のおじちゃん・おばちゃんもまさに我が持論そのものでございました!
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(夏涼しく冬暖かい。日本伝統の土間空間が素晴らしい店内)
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(アイス・ジュース類も完備。夏場は重宝必須!)

おばちゃんとご両親(先代)が共に店を切り盛りする形で昭和42年(1967年)創業。

100歳で大往生された先代の初代おばちゃんについて、なんと「亡くなる数年前まで店に立ってて、駄菓子の合計で暗算で計算していたのよ(笑)」と聞いて、仰天してしまいました。

親から子へ、子から孫へ。
「永田商店」での買い物体験を共有している親子も多く、今やこの辺りでは2代・3代続く常連さんも少なくありません。

「プール帰り?だから、お腹空いちゃったんだね〜」とか。
「ちゃんと挨拶できない子は買い物できないよ〜(笑)」とか。

子供達に声をかける御二人と、それに答える子供達のやり取りを見ていると、なぜか胸が熱くなってきましたよ。

地域の絆とは、こういう所で築かれていくんですね〜。
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(コマやボール、シール類も!昔遊びに注目が集まっているからね、最近。)

夏涼しくて冬暖かい。
土間空間の優しさと言うのでしょうか?

自然換気の「永田商店」には、その土間特有の香り(筆者が大好きな香り)と、おじちゃん・おばちゃんの温もりが相なって、なんとも言えないいい雰囲気です。

「夏場は店の前の藤の木が日避けになってくれて、涼しいんですよ。」と、おじちゃん。

緑の効用をフルに活かした屋上緑化が増えてきた昨今、軒先を緑化する花鳥風月さは特筆に値しますよね!

筆者が訪れた日も、数人の高校生達が店前のベンチに腰掛け、駄菓子を片手に談笑していましが、その姿がやけに風流でした(笑)
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(イカ系駄菓子BOXを再利用して、駄菓子ケースへと!)

「昔は朝から店を開けてたんだけど、朝は子供達来ないから、最近は昼過ぎ〜夕方までの営業。夫婦二人で無理せずに長く続けていければと思ってます」

素敵な街には素敵な店がある!!

筆者如くが言わずもがなでしょうが、改めてその様に思った「永田商店」訪問記
てございました!!

コロナが終息したら、また遊びに行きたいと思っております!!

「永田商店」アクセス
神奈川県川崎市中原区新城中町17-14
日曜定休(月〜土 12:00〜夕方まで)