かつては徳川家康公が大御所政治を行った駿河の都として、今や東西に長い静岡県のほぼ中央部で県都として、燦然と輝く静岡市。
その1区・駿河区に
歴史の教科書の初っ端に登場した(であろう)弥生時代の集落・登呂遺跡はありますよ!

さらに歴史好きには堪らない家康公を祀る国宝・久能山東照宮、歌川広重『東海道五十三次』にも描かれた丁子屋のとろろ汁でおなじみの旧東海道丸子宿、悠々流れる安倍川沿いで誕生した安倍川餅や、眼前に広がる美しき駿河湾産の海の幸に舌鼓打つこと間違いなし!

ミニ四駆でおなじみの㈱タミヤをはじめ多くのホビーメーカーが本社を構える『模型の世界首都』として、ホビーの情報を世界に発信続ける静岡ホビースクエアなど、多くの見処・喰い処・遊び処を完備する人口約21万、文化と歴史と令和の息吹が共存する街。
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(本邦初の学術調査が行われた登呂遺跡は必見。元々駿河区は稲作に適した肥沃の地)

そんな歴史探索・町歩きにおススメの静岡市駿河区・宮本町にあり、筆者がとても行きたかった駄菓子屋Pecoに、令和元年・年の瀬。

念願が叶い訪問してまいりましたのでブログにアップ致します!!
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(この外観にノックアウトされてから幾星霜…やっと出会えて感動しました!)
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(和そのものである駄菓子屋さん、されどアメリカ西海岸風のシャレオツな香りが‥)

JR静岡駅よりゆっくり歩いて15分程度と言ったところでしょうかね?
閑静な住宅街の一角、子供達の楽しげな声が聞こえてくる場所にPecoはありました。

SNSで交流があり、外観・内観共によく目にしていたはずなのに、実物は全然違いましたわ(笑)

オシャレと言うだけでは片付けられない、アメリカ西海岸的サンタモニカな香り(おそらく)が漂って来る様な素敵な佇まい。

「オシャレだな〜」

得意の独り言をブツクサ×2言っていたら、店のテラス(後述)でおしゃべりに興じていた子供達が少し怪訝な顔して四十路のオッサン(筆者)を見ていたので、「こりゃいかん」とばかりに入店させて頂きましたよ(笑)
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(駄菓子・駄玩具がいっぱいの店内。小物にも凝っていて、楽し過ぎるぞよ)

「はじめまして。いつもSNS上で拝見してるので、初めてお会いするって気がしませんね(笑)」

皆から愛され続ける不二家の「ペコちゃん」が大好きで、自身の幼少期のあだ名「ペコ」から店名をつけたと言う店主との挨拶で、お互い似た様な思いを持っていた事が判明して、顔を見合わせてニンマリしてしまいました(笑)

「子育て・介護が一段落して、自分のやりたい事にも時間を使えるようになりまして。そうだ!地域の子供達が自由に遊べる(交流できる)場所を創ろう!!となりました。」

Pecoの創業は2010年4月。
自身の夢でもあった駄菓子屋を開業した店主。

創業当時は「今の半分以下の狭いスペース」だったPecoでしたが、早くも常連となった当時の子供達から「駄菓子増やして」のリクエストと、膨らんできた自信のアイデアを加味した所、徐々にPecoはスペースを拡張し、今の姿になっていきました。
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(シール系も充実!一体全体、何百種類の商品があるのだろうか?)
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(『くまモン』やディズニーキャラの人形と、駄菓子のパッケージがコラボする不思議空間)

それにしても凄まじいのは、その駄菓子・駄玩具の種類ですわ・・・

一体全体、何種類あるのでしょうかね??

そして、背景が駄菓子のパッケージ(切り抜き有)というシチュエーションで駄菓子達と共存するように飾られる人形・ぬいぐるみなどのキャラ達。

これがまた映える映える。

中には、数年前に廃業されてしまった大黒屋本舗(大阪市生野区)のミルクパンのパッケージもあり、久々に見たドクタースランプアラレちゃん・・・にクリソツなキャラクターに感動してしまいましたよ。

「こだわりも何もなくて、かわいいなぁと思った物を好き勝手に飾っているだけですけど(笑)」

そう笑う店主のセンスがキラリと光る一コマでした。
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(当たり付きガムやラムネは一箇所に。見やすいよね~!!)
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(イカ系駄菓子も充実。酒に合うんですよ、これがまた!)

子供達が自由に遊べる場所。
しかし自由とは、守るべき秩序・・・っていうと堅苦しいですが、決められたルールを守ることが出来て初めて行使できる事なのですよね。

Pecoには挨拶やお礼と言った不文律なルールだけではなく、「店内では食べない・店内で(長い時間)溜まってしゃべらない。」と言った明文化されたルール(掟)も存在していて、来る子供達みんながきちんと守っているのです。

これは店主の「中で溜まっちゃうと、初めて来てくれた子や小さな子達は中に入りずらいのじゃないかな?・・・」という思いから始まりましたが、子供達どこで駄菓子を食べたりお話ししたりしているのか?

それは、前述のテラスなのです!
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(ちゃんと椅子まで完備。自転車置き場にもなる、まさに駄菓子屋版ドライブスルー)

「子供達が思いのまま話せて駄菓子も食べれる場所をって事で、家のガレージを改良して造りました。」

地域の方々の御理解もあり、子供達は自転車を乗り付け(キレイに停めて)、Peco版ドライブスルーで今日も元気にはしゃいでいます!

駄菓子が無くなればすぐに店に来て駄菓子を選んでテラスに戻るループ。
店主と日に何度も(多い子は10回以上繰り返してて笑えました)やり取りをし、話をしている姿がとても印象的でした。

「また遊びに来てください。全然話足りなかったし(笑)」

またの来訪を誓ったのは言うまでもありません!
多くの子供達が訪れる故に忙しく、そんな折でも話を聞かせて下さり、本当に感謝です!

皆さんも、素敵なテラスと温かな店主の思いに包まれた駄菓子屋Pecoで、お目当ての駄菓子を探しに行かれてみてはいかがでしょうか?

駄菓子屋Pecoアクセス
静岡県静岡市駿河区宮本町7-20
月・火・水・金・土14:30~18:00
(木・日定休日)