ランニングに短パンと言う山下清さんも驚きのスタイルで腰にコルトパイソン(PYTHON357)を小粋にセット。
町中で銃撃戦を繰り広げる小学生が昭和の昔はゴロゴロいたって事、ご存知ですか?

何を隠そう、この僕もかつては上記の清With鼻水スタイルでとぼけた顔してバンバンバン、バンバンババババババババン!!と🔫をぶっ放し幾人ものアウトロー達を監獄にブチ込んだものです。

もっともそれは火薬🔫の話。

皆さんの中にも、同様のスタイルで町中で爆音を奏で、駄菓子屋同様に令和の世では稀少になった近所のカミナリ親父に怒られた経験を持つ人もいるのではないでしょうかね?
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(美しきラインのPYTHON357。シティハンターの冴羽撩の愛銃でもある)

路地が多く、隣近所の垣根が低く、逃げ込む場所に事欠かなかった我が地元・東京下町の浅草では高学年になると、ケイドロ(ドロケイ)をする際に泥棒は、10分or5分に1回火薬🔫を鳴らし自らの居場所を暗に教えねばならぬ!と言うローカルルールが存在しておりました。

その際、PYTHON357のRevolverに装着していたのは、Tokyoダウンタウンとは全く関係のない、闘牛で国内外にその勇名を轟かす美しき瀬戸内を望む愛媛県・宇和島市のメーカー㈱カネコの8連火薬の「カネキャップ」だったのです!
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(1箱で8連×12=96発をぶっ放せる優れもの。子供に重宝されるよね~)
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(装着にかける時間を短縮する事が最大の防御!って事は西部劇もケイドロも変わらず)

国内のパーティクラッカーの9割を提供するカネコの創業は、まだ大日本帝国憲法が公布される前の明治17年(1884年)。
す・・・すげー。

花火事業部や、ひとだまくんシリーズなどオカルト分野にも進出、本当にリスペクトを禁じ得ないスーパーメーカーなんですね、カネコさんは。

子供達の遊びだけではなく、運動会をはじめスポーツの合図や、森林ではイノシシ・クマなどに対しての警戒音として、都会でゴミから餌を漁るカラス等への威嚇音(これは近所迷惑になるか…)へと用途のバラエティも広がりを魅せる、もとい見せる音系玩具の真骨頂を、令和の夜でもぶっ放して頂きたいですな〜!