上野発の夜行列車おりた時から 青森駅は雪の中・・・
(津軽海峡冬景色)


どこかに故郷の香をのせて 入る列車の懐かしさ 上野は俺らの心の駅だ・・・
(ああ上野駅)


高度経済成長時代・・
第一次産業に従事する層の次男・三男を中心に、中学卒業後に集団就職で故郷を後に「上野」行の列車に乗りこみマンモス都市東京へ!!
文字通り「昭和」時代を支えてくれたのが東北出身の「金の卵」達でした。

そして、その金の卵達の望郷の想いが込められた歌としても知られる「ああ上野駅」を歌った井沢八郎さんの出身地は、奇しくも「ごらんあれが竜飛岬、北の外れと、見知らぬ人が指をさす」津軽海峡冬景色でお馴染みの本州最北・青森県なのです。

今回はその県都・青森市にある逢坂食品の「いかラーメン」を紹介します。
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(躍るイカ君とたぶん鱈君。逢坂の珍味度合いがストレートに響く!)

踊り狂うイカ君とタラ君(おそらく)のパッケージ。
逢坂の珍味「いかラーメン」との北海の荒海の如く猛々しくもどこか優しい表記に期待はMAX!!

ハイパーな余談ですが。

東京の下町、台東区の浅草で生まれ育った筆者。
日本屈指の観光地らしく、主要駅・空港からの地下鉄・バス網は都内でもTOPクラスのアクセスを誇るも、国鉄(現JR)の駅は近隣に無く、浅草周辺の住人にとっての最寄り駅(JR線)は少し離れた総武線・浅草橋駅か、東北地方からの玄関口・上野駅かのどちらかになるんですよね~・・・

筆者は高校~大学時代と上野駅を使用しており、文字通り「上野は 俺(おい)らの 最寄りの駅だ~♪」なんですわ。

だからなんですかね~?
幼き頃より、上野発の夜行列車降りた時から~、雪の中だった青森駅ならびに青森県にシンパシーを自然と感じてたわけで。

暦はもう少しで今年も終わりだろうが、逢いたくて恋しくて泣きたくなる夜には、青森出身の大歌手・吉幾三さんの歌をききたくなるわけで。

青森市内のみならず、八戸・弘前にも数度訪れた事もありますが、一度たりとも外れ無し!
やっぱり酒・肴がハンパない!
そしてねぶた漬つがる漬
あれヤベーっす。旨すぎて!!

って・・・
1人ブログ書きながら興奮してきて、その姿が最もヤベーっての(笑)

さあさ。
逢坂さんの「いかラーメン」。開けて食してみましょうか!
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(イカ系のつまみは1種類が鉄板だけど、これはmixだぜ!すごすぎる!)

イカに鱈にスケトウダラ!
まさに江戸期の昔より、松前~津軽の珍しき味(珍味)として重宝されし海産物達が口の中で踊る躍る。

冷たい北海で揉まれた魚介の実が引き締まってマイウ~って事は言及の必要ないですよね。
口に入れたら最後、I Can't stop。
あっという間に完食ですわ。

これが1袋=30円(税抜き)で買えるって言うんだから、凍えそうなカモメ見つめるまでもなく泣いてしまいますね。

子供の駄菓子に、親父のつまみに。

これを見つけたら、是が非に買いの一手!
津軽の海に思いを馳せ、「ああ~♪ 逢坂食品いかラーメン」と津軽海峡冬景色のサビのメロディーをのせて歌ってみてください!

もちろん、心の中で!だぞ!!