市町村の中では大阪市(人口約270万)を抑え日本NO1の人口約370万を擁し、東京23区に迫る18区の恋人も濡れるシャレオツな街角(行政区)を誇る湾岸都市横浜の1区・南区。

「いざ鎌倉!!」
古の侍を幕府のある地・鎌倉へ誘った鎌倉街道に、寄り添う如く流れる大岡川の見事な桜並木は国の誉れとも言える存在。

一度は行きたい市内最古の寺として知られる弘明寺や門前を賑わすぐみょうじ商店街など、歴史と文化が下町人情とハマ風に洗われ見事にドッキング。
人口約19万5千人、市内18区中トップの人口密度を誇る街。
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(寺院と商店街のマッチングスタイルこそ横浜の真骨頂!弘明寺にて)

今回紹介する駄菓子屋は創業30有余年。

2017年の暮れに、新居の完成と共にリニューアルOPEN、井土ヶ谷~蒔田地域の子供から大人に至るまで、多くの人たちに愛され続けるお店「駄菓子屋ばあば」です。
※店主の事は以下「ばあば」と表記。皆に親しみをもってそう呼ばれていますし。
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(キレイな新居に手作り看板が妙にマッチ。素敵ですよね~)

あ・・隣に大手コンビニがあるじゃん・・・

と、危惧する事勿れ。

「駄菓子屋ばぁば」には、子供達だけのグループはもちろん、パパ+子供orママ+子供のオーソドックスペアや、祖父母と孫の微笑ましいペアなど、ひっきりなしに買い物客が来店します。

そして、多くのお客さんは買い物がてらに「ばぁば」と温かで楽しげなやり取りを交わしていたのが印象的でした。

この場合は、町の・・・
いや、心のホットステーションというのが正しいのでしょう。
コンビニとも共存共栄、素敵な関係性を築いているのも「ばぁば」が持つ魅力の賜物なのでしょう。
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(手書きのポップもいい感じ。10円系は子供視線の低い位置に!)
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(豊富なラインナップと鮮やか駄菓子の色彩に感動

今年(2018年現在)で御年90を迎えられる
という
「ばあば」。
実年齢を聞いた時の筆者、全くその御年にそぐわぬ元気かつ
明朗なお姿に腰を抜かしそうになりましたYO・・


同居している息子さん御夫婦の応援の元、「子供達が楽しみにしてくれてますからね~。
あ、あとボケ防止にもなりますのでね(笑)」とリニューアルを決意された「ばぁば」。

そんな「ばぁば」の最近嬉しい事の一つは。
かつての「小さな常連」達、いわばここで駄菓子を買い大人になった人達がリニューアルした噂を聞きつけて店に遊びに来てくれる事!なんですと。

親兄弟や友達以外、地元に自分を知る昔馴染みの人が出迎えてくれる事の素晴しさ!

筆者の「オラが駄菓子屋」はもうなくなってしまったので、そういう人達が羨ましいですよ。
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(地元に残った人も巣立った人も・・本当に嬉しい再開店の御知らせ!)

御年90歳。
終戦を迎えたのが、今の世ならば「我が世の春」である青春真っ盛りの20歳前後の事・・・

そんな「ばぁば」に教えてもらった貴重なお話の数々。

戦前~戦時中の事。
戦後~今に至る横浜の移り変わりや、自慢の家族の事、子供達に人気のある駄菓子や、今まで起きたエピソードなど・・・

「一度こちらからあいさつをすれば、次は子供からしやすくなるし、店にも入って来やすくなるでしょ。話も弾むのよ!その方が(笑)」
子供達が入りやすい店でいられる様、常に気に掛けている「ばぁば」の姿には頭が下がると共に、健康の秘訣=人と良く話す事だと改めて感じ入りました!
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(とても素敵な掛け軸。皆に愛されているのが一目瞭然です!!)

「体が元気でいる限り、店は続けていきたいですね。この子達(買い物に来ていた小学5年生グループ)が結婚して子供連れてくるまで、あ・・少なく見積もっても100歳か?それまで頑張れるかしらね??(笑)」

何をおっしゃいますか!
是非是非、100歳まで頑張ってください!!
ね。そうだよね!井土ヶ谷っ子達。

駅へと帰る道すがら・・・
「ばあば」と話した余韻と心地よい浜風とが相まって、何とも言えぬ優しい気持ちが沸き起こってくるのでした。

皆さんも、井土ヶ谷の誇りとも言うべき「駄菓子屋ばぁば」へ遊びに行ってみてはいかがでしょう!

「駄菓子屋ばぁば」アクセス
京急本線 「井土ヶ谷」駅・「南太田」駅 徒歩10分
横浜市営地下鉄ブルーライン 「蒔田」駅 徒歩12分
神奈川県横浜市南区井土ヶ谷下町27-2