東京都豊島区。

神奈川の一部+東京+埼玉がまだ「武蔵国(むさしのくに)」と呼ばれていた時代、23区部のかなり広大な面積を占めていた由緒正しき豊島郡。

その名跡をガッツリ引き継いだ区域を駆け巡るチンチン電車(都電荒川線。大塚が中心)、「おばあちゃんの原宿」にして「女子高の聖地(メッカ)」こと巣鴨、ソメイヨシノと六義園で有名な駒込や高級住宅街・目白など。

個性溢れる街並みが、メトロポリタン池袋を中心にまとまる人口約30万、ハイソ感と下町人情感を併せ持つサンシャイン・ブギな街。
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(おばあちゃんの原宿は伊達じゃない!毎日賑わう巣鴨地蔵商店街)
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(御利益をGETせよ!とげぬき地蔵で有名な高岩寺 行くべし!)

今回紹介する駄菓子屋は昭和34年(1959年)創業。

JR山手線「巣鴨駅」のすぐそば、昔ながらの商店街の中にあり、移りゆく巣鴨の町を見つめ続けてきた「菓子の店 松よし」です!
※以下「松よし」
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(飲食店が建ち並ぶ中にある「松よし」。看板がCOOL!だね~)

「店の歴史?長いわよ~(笑)。私が嫁いで来る前からだし、継いでからもう40年近く経っているのよ。」

そう言って笑うは、優しく明るく話し上手な「松よし」2代目にあたるおばちゃん。

かつては個人商店が連なっていた商店街の今昔(現在でも味のある個人飲食店が多い)から、人気の駄菓子、子供達の趣向・考えの変化など、毎日子供達と接しているおばちゃんだからこそ「気付ける」貴重な話が次から次へと・・・

いや~。
勉強になりましたYO!
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(入口付近のデコレーションもクリスマス仕様!いいよね~)
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(駄菓子の種類もスゴいが、配置もカッコいいし、子供達が取りやすい!)

見事なラインナップを誇る駄菓子・駄玩具・お菓子、それらは子供達に取りやすく見やすい様にと、低い位置に配置されています。
粋な気配りですね!

でも、「松よし」はそれだけじゃないんですよね~。

店内を見渡せばわかる、子供達への想いや駄菓子愛がこんもり詰まったハンドメイドの作品集。
この完成度は「超スゴイ!」の一言。

もちろんMade fromおばちゃん。
オシャレ~!!
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(Santa Claus is coming 松よし!赤い靴下がイイ感じだよね~)

「この辺りにも何軒かあったんだけどね。駄菓子屋さん・・・今はうちくらいかしらね・・・」

「絵やデコレーションは御趣味で?」
との筆者が投げかけた質問に対し、ゆっくりとそう前置きしてから、おばちゃんは、御自身の想いを話してくれました。

「『あ~良かった!松よしまだやってたよ!!友達に連絡しとくね。ありがとう、おばちゃん』って、大人になってから来てくれる子もいるし、わざわざ遠くから自分の子供を連れてきてくれる子もいてね。感謝するのは、こっちの方よ。だから、『店内をもっと(×2)楽しくしてみよう!』そう思っていたら、ドンドン増えてっちゃった(笑)。まあ、嫌いじゃなかったていうのもあるかな?」と今日一の笑顔。

好きこそ物の上手なれ~!
って言葉ありますが、歴代の子供達への愛と感謝の気持ちがそれをさらに加速させていたんですね。

ハイソな店は、歴々の子供達とおばちゃんとの間に生まれた「合作」と言っても過言じゃないって事です。いいよね、こういうの。
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(お菓子は心をいやす必需品。至高の名言なり・・・)

「入り口が狭くて、自転車で来る子達には申し訳ないって思うけど。隣近所のお店の迷惑にならない様に、止め方と止める場所にだけは目を光らせてます(笑)」

「松よし」のみならず、自転車置き場問題は、駄菓子屋業界での永遠のテーマです。
筆者も微力ながら、解決に向けブログから啓蒙活動をしていこうと思っております。

子供達~。
大変だけど、みんなで考えような!置き方を!!!と。

「私達、駄菓子屋の重要性を考えてくれている人がいるだけで、とても嬉しいし、頑張ろう!って気持ちになります。本当にありがとう。体には気を付けて下さいね!」と、去りゆく筆者に温かな言葉を投げかけてくれたおばちゃん。

忝いッス!こちらこそありがとうございました。

「おばあちゃんの原宿」巣鴨には、子供達のみならず大人をも元気にさせてくれる駄菓子屋「松よし」があります。

全国のおばあちゃん方!
お孫さんと一緒に巣鴨詣で⇒「松よし」詣でで、心と体に御利益と駄菓子エナジーをガッツリ沁み込ませててはいかがでしょう!!

「松よし」アクセス
JR山手線「巣鴨」駅・都営地下鉄三田線「巣鴨」駅 徒歩3分
東京都豊島区巣鴨2-9-28