富山県富山市。

「越中富山の薬売り」で有名な旧富山藩の城下町に、開通しました北陸新幹線！

「かがやき」・「はくたか」が停車する富山駅周辺の中心市街地に、日本初となる本格的ＬＲＴ（富山ライトレール）＋上下分離方式によるＬＲＴ（市内電車環状線）を導入。
「歩いて暮らせるまちづくり」の旗印の元に活性化させ、世界から視察が訪れるほどのコンパクトシティ化に向け驀進中！

しかし市域は、「平成の大合併」により、キトキト（新鮮）な魚介の宝庫・富山湾～優美な立山連峰の麓にまで及ぶ県域の1/3、北陸でぶっちぎりＮＯ１の広大な面積を領するほど拡大。
胃袋満足・見所充実な人口約42万、歴史・文化と美しき自然が共存する環境未来都市。

（安い・早い・便利！これぞＬＲＴの底力！富山に来たら乗るべし！）

（神保長職⇒佐々成政・・・歴史好きにはたまらん富山城ストーリー）

今回は、その富山市に2012年ＯＰＥＮ。
大人達が真剣に商談している傍で、子供達が駄菓子を片手に楽しそうにしゃべっている・・・

そんな夢の様な光景が見れる、珍しい駄菓子屋さんをご紹介します。

（でんきやＳＵＮと目立つ看板。白が基調のオシャレな電器屋）

「でんきやSUＮ　はまもと」のPOPな看板が目印。
他にも、電機や家電メーカーさんの看板が立ち並んでいるぞ。
とってもオシャレで入りやすい電気屋さんですぞ！！

って、あれ？
ここは電気屋さんを紹介するblogだったっけ？
と思われた駄菓子屋好きの諸兄の皆様。

ご安心を。
道路に面した写真の右側をご覧ください。見えますか？
力強く「駄菓子」と描かれた赤い幟が風にはためいているのが！！

そうなんです。
ここ「でんきやＳＵＳ　はまもと」は、電気屋店内になんと駄菓子屋が併設されているんです。
それもかなり本格的に。

では、早速入ってみましょう！

（でんきやSUN内にだがしや・・・だと？どういうことなんだ？）

（本格的な駄菓子屋スタイル！ここだけ見たら電気屋には見えんよね）

筆者が訪れたのは、或る早春の日暮れ時。

店内には女子高生数名と楽しそうにしゃべりながら、筆者と同年代のおば・・ゴホゴホ、娘さんが手際よく会計をしている所でした。

一瞬、スーツ姿の筆者を見て「飛び込みの営業orお客さんかと思って身構えました(笑)」との事でしたが、お目当てが駄菓子（屋）のオッサンって、それはそれで珍しいし、逆にもっと身構えますよね。
改めて気づきました。ごめんなさい(笑)

それにしても、質・量ともにスゴイの一言に尽きます！
三十路のオッサン（筆者の事です）大興奮して駄菓子をガッツリ選びつつ、駄菓子屋をはじめられた経緯、人気の駄菓子、富山市の移り変わりなど、様々な質問をやや食い入り気味に集中砲火。

それらを親切に、時にユーモアを交えつつ答えてくださった娘さん。
本当にありがとうございました！

（イカ系駄菓子にきなこ餅。ハズレの無いくじもあるぞ！これは嬉しい）

（パチンコガムや当てくじ系の駄菓子のラインナップもゴイスーなり）

「この辺りも、昔は駄菓子屋があったんですが今はスッカリ・・・。お店のある場所はちょうど通学路の途中でもありますし、電気屋内のスペースで駄菓子屋をやろう！っていう事になりました。父母（社長御夫婦）と私の三人体制で朝8時～夜7時まで開けてます。店にいる誰かが対応するって形ですね」と娘さん。

あ、朝の8時から！！！と驚く筆者に、「と言っても、学校の時間帯は子供達は来ないですよぉ(笑)。もっとも夕方はほとんど子供達に占拠されますが」とのお言葉。

なるほど～。
さすがコンパクトシティ富山の電気屋さん。
空きスペースをこれでもかって位に見事に有効活用されましたねぇ！

（電気屋と駄菓子屋が自然な形でコラボ。こういうのイイね！）

（ニクイねぇ！三菱のポスターに囲まれながら食べる駄菓子の絶品な事）

色々と話を伺っている最中も、ひっきりなしに訪れるお客さん達。
その間、一旦車で戻ってこられた社長は直ぐに別現場へ。フルスロットルの御働き、ご苦労様です！

小学生の仲良しグループに、幼稚園帰りの親子連れ。孫と何でも買ってあげちゃうおじいちゃんコンビなどなど・・・

「電気の事でも駄菓子の事でも、老若男女みんなが気軽に集まって来れる様、これからも続けていきたいですね！』と話してくれた娘さん。本当に素晴らしいですＹＯ！！

来る人みんなを笑顔にさせてくれる太陽の様な「だがしやＳＵＮ」。
皆さんもここに遊びに来て、心と胃袋をエナジーチャージ＋キトキトにリフレッシュしてみては如何でしょうか！

「でんきやＳＵＮ　はまもと」アクセス
富山県富山市鍋田１３－２８