東京都府中市。
我こそは古(いにしえ)の国府。かつては武蔵(東京都・埼玉県)の中心なり!
くらやみ祭りで有名な大國魂神社 を中心に、古道(鎌倉街道・府中街道・甲州街道)と鉄道(京王電鉄・西武鉄道・JR)が縦横にMix、それらを統べるが如き走る中央フリーウェイからの「右に見える競馬場・左はビール工場」は圧巻!
鎌倉幕府滅亡へカウントダウン!
新田義貞公が大活躍した分倍河原の戦いの舞台にもなった、歴史深き市域に林立する大企業の工場・研究施設が生み出すテクノロジーと、多摩川の流れに洗われし武蔵野の雑木林などの美しき自然をRemixするべく名プロジューサー・小室哲哉氏を「武蔵国 府中大使」に選出した人口約26万、東京都のほぼ中央に位置する街。
(荘厳な大國魂神社。永き歴史の息吹を感じる・・・・)
(分倍河原の戦いで怒涛の快進撃を遂げた名将・新田義貞公!)
今回は、その府中市・美好町に2012年OPEN。
その名を一度聞けば、語呂の良さとユニークな響きに一発で覚えてしまう事まちがいなし。
I Remenber!!
駄菓子屋「なまあず」。
赤の幟と白い建物が目印。素敵なお店です。
駄菓子屋なまあずHP
(白を基調としたシャレオツな外観。駄菓子の赤い幟が目印!)
(地域のお知らせが張られ、スケルトンで見やすい店内)
府中市内で構造設計・耐震診断などを手掛ける設計事務所「なまあず本舗」を経営されていたおじちゃん・おばちゃん。
(なまあず本舗設計室 建築関係はもちろん、府中市の歴史・文化も相当詳しく書かれ、とても見やすいサイトなので是非御一読ください)
設計事務所を現社長である息子さんに譲られ、一線を退かれた後に起きたのが悍ましい東日本大震災でした。
あの災害も契機の一つだったのでしょう・・・
地域の為・子供達の為、そして御自身の生き甲斐の為にと、事務所の一部を駄菓子屋として改装して誕生したのが駄菓子屋「なまあず」なのです!
そうそう。名の由来ですが。
わが日本で古来から「地震はナマズが起こしている」と言う民間伝承がありますよね。
そこから「なま」を、そして大ファンである人気コンビ「さまぁ~ず」から「あず」をとり、現社長が考案。
いや~。まさかの耐震ナマズクオリティ!
素敵すぎますYO!!
(色とりどりな駄菓子に玩具。そして耐震グッズまであるぞ!)
筆者が訪れたのは、ある冬の夕暮れ時の事。
店内から数人の子供が楽しそうに出てくるのと入れ違いに店内に滑り込みました。
多くの駄菓子・玩具、そして「なまあず」らしく防災用品も置いている店内。
「元々全く違う業界にいましたし、駄菓子の知識など皆無でした。でも今は来てくれる子供達と一緒に、時には駄菓子のリクエストを受けて四苦八苦(笑)しながら楽しくやっていますよ!」とナイスな笑顔でおばちゃん。
いいですね~。
(レアな玩具も豊富。備えあれば憂い無しな防災グッズは必見!)
(人形や置物もエスプリが効いててオシャレ!これは楽しい!)
慣れない中、御夫婦で始めた駄菓子屋業。
開店当初は戸惑いの連続でしたが、子供が大好きな御二人は直ぐにみんなと仲良くなり、「なまあず」は府中っ子にとってなくてはならない存在になっていきます。
しかし、ある日。
深い悲しみが「なまあず」を襲います。
子供達とのふれ合いを毎日楽しみにしていた優しきおじちゃんが亡くなられてしまったのです・・・
おじちゃんがいなくなった時、おばちゃんは「もう駄菓子屋はやめた方が良いのでは・・・」と思ったそうですが、その気持ちを察したのでしょう・・・・
「やめないでよ、おばちゃん!」「続けて欲しいな・・・」と言う、子供達から届く異口同音のエール。
そうなんです。
店を続けていこうとする気持ちを後押ししてくれたのは、「なまあず」ファンの子供達だったのです!
「いつ無くなってしまうか分かりませんが(笑)。仕事が終わってから3時に店を開けています。主人や子供達の事を思うと、ね。」と、皆の想いを乗せ「なまあず」は今日も絶賛営業中!!
な・・泣けてまうやろ~!!!
(子供達がとりやすい様・選びやすい様な工夫がなされる店内!)
開店当時は今より小さなスペースで展開されていた「なまあず」、徐々に駄菓子・玩具のラインナップを増やし拡張中。
(後日談ですが、店内を改装し広々とした!とのブログ記事より)
地震大国・日本において耐震設計・補強の重要性を改めて考える契機と、子供達にとって「いつ行っても同じ人がいる安心感」を与えてくれる駄菓子屋の貴重な意義をも教えてくれる「なまあず」。
もう脳裏にがっつりインプット完了されたであろう、親しみやすく覚えやすい素敵なお店「なまあず」へ、皆さんも遊びに行かれてはいかがでしょうか!
駄菓子屋「なまあず」アクセス
JR南武線「西府」駅下車徒歩10分 京王線「分倍河原」駅下車徒歩10分
東京都府中市美好町2-25-8
我こそは古(いにしえ)の国府。かつては武蔵(東京都・埼玉県)の中心なり!
くらやみ祭りで有名な大國魂神社 を中心に、古道(鎌倉街道・府中街道・甲州街道)と鉄道(京王電鉄・西武鉄道・JR)が縦横にMix、それらを統べるが如き走る中央フリーウェイからの「右に見える競馬場・左はビール工場」は圧巻!
鎌倉幕府滅亡へカウントダウン!
新田義貞公が大活躍した分倍河原の戦いの舞台にもなった、歴史深き市域に林立する大企業の工場・研究施設が生み出すテクノロジーと、多摩川の流れに洗われし武蔵野の雑木林などの美しき自然をRemixするべく名プロジューサー・小室哲哉氏を「武蔵国 府中大使」に選出した人口約26万、東京都のほぼ中央に位置する街。
(荘厳な大國魂神社。永き歴史の息吹を感じる・・・・)
(分倍河原の戦いで怒涛の快進撃を遂げた名将・新田義貞公!)
今回は、その府中市・美好町に2012年OPEN。
その名を一度聞けば、語呂の良さとユニークな響きに一発で覚えてしまう事まちがいなし。
I Remenber!!
駄菓子屋「なまあず」。
赤の幟と白い建物が目印。素敵なお店です。
駄菓子屋なまあずHP
(白を基調としたシャレオツな外観。駄菓子の赤い幟が目印!)
(地域のお知らせが張られ、スケルトンで見やすい店内)
府中市内で構造設計・耐震診断などを手掛ける設計事務所「なまあず本舗」を経営されていたおじちゃん・おばちゃん。
(なまあず本舗設計室 建築関係はもちろん、府中市の歴史・文化も相当詳しく書かれ、とても見やすいサイトなので是非御一読ください)
設計事務所を現社長である息子さんに譲られ、一線を退かれた後に起きたのが悍ましい東日本大震災でした。
あの災害も契機の一つだったのでしょう・・・
地域の為・子供達の為、そして御自身の生き甲斐の為にと、事務所の一部を駄菓子屋として改装して誕生したのが駄菓子屋「なまあず」なのです!
そうそう。名の由来ですが。
わが日本で古来から「地震はナマズが起こしている」と言う民間伝承がありますよね。
そこから「なま」を、そして大ファンである人気コンビ「さまぁ~ず」から「あず」をとり、現社長が考案。
いや~。まさかの耐震ナマズクオリティ!
素敵すぎますYO!!
(色とりどりな駄菓子に玩具。そして耐震グッズまであるぞ!)
筆者が訪れたのは、ある冬の夕暮れ時の事。
店内から数人の子供が楽しそうに出てくるのと入れ違いに店内に滑り込みました。
多くの駄菓子・玩具、そして「なまあず」らしく防災用品も置いている店内。
「元々全く違う業界にいましたし、駄菓子の知識など皆無でした。でも今は来てくれる子供達と一緒に、時には駄菓子のリクエストを受けて四苦八苦(笑)しながら楽しくやっていますよ!」とナイスな笑顔でおばちゃん。
いいですね~。
(レアな玩具も豊富。備えあれば憂い無しな防災グッズは必見!)
(人形や置物もエスプリが効いててオシャレ!これは楽しい!)
慣れない中、御夫婦で始めた駄菓子屋業。
開店当初は戸惑いの連続でしたが、子供が大好きな御二人は直ぐにみんなと仲良くなり、「なまあず」は府中っ子にとってなくてはならない存在になっていきます。
しかし、ある日。
深い悲しみが「なまあず」を襲います。
子供達とのふれ合いを毎日楽しみにしていた優しきおじちゃんが亡くなられてしまったのです・・・
おじちゃんがいなくなった時、おばちゃんは「もう駄菓子屋はやめた方が良いのでは・・・」と思ったそうですが、その気持ちを察したのでしょう・・・・
「やめないでよ、おばちゃん!」「続けて欲しいな・・・」と言う、子供達から届く異口同音のエール。
そうなんです。
店を続けていこうとする気持ちを後押ししてくれたのは、「なまあず」ファンの子供達だったのです!
「いつ無くなってしまうか分かりませんが(笑)。仕事が終わってから3時に店を開けています。主人や子供達の事を思うと、ね。」と、皆の想いを乗せ「なまあず」は今日も絶賛営業中!!
な・・泣けてまうやろ~!!!
(子供達がとりやすい様・選びやすい様な工夫がなされる店内!)
開店当時は今より小さなスペースで展開されていた「なまあず」、徐々に駄菓子・玩具のラインナップを増やし拡張中。
(後日談ですが、店内を改装し広々とした!とのブログ記事より)
地震大国・日本において耐震設計・補強の重要性を改めて考える契機と、子供達にとって「いつ行っても同じ人がいる安心感」を与えてくれる駄菓子屋の貴重な意義をも教えてくれる「なまあず」。
もう脳裏にがっつりインプット完了されたであろう、親しみやすく覚えやすい素敵なお店「なまあず」へ、皆さんも遊びに行かれてはいかがでしょうか!
駄菓子屋「なまあず」アクセス
JR南武線「西府」駅下車徒歩10分 京王線「分倍河原」駅下車徒歩10分
東京都府中市美好町2-25-8
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