東京都北区。

暴れん坊将軍(8代吉宗公)プレゼンツ!の由緒正しき歴史を持ち、今や都内屈指の桜の名所として名高い 「飛鳥山公園」を筆頭に、明治期に多くの文人を惹きつけた高台・田端や滝野川など、風流の香りを今に残す・・・・


だけではなく、都内唯一のチンチン電車が駆け巡る区域には、清野とおる先生 の大ヒット漫画「東京都北区赤羽」で全国的知名度を誇る様になった最強の人情タウン赤羽(素敵な飲み屋多し!)や、激シブ商店街が縦横無尽に駆け巡る十条など下町情緒も色濃く残す人口約34万5千人、埼玉県との県境に位置する「住めば北区東京」な町。
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(町歩きが楽しい区域。下町情緒に溢れ、多くの商店街を有する!)
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(趣ある「きつね塚通り商店会」が今回の舞台。いい通りだなぁ・・・)

今回の舞台は滝野川。
人情と情緒に溢れたきつね塚商店会 の一角にあり、長年に渡り各世代の子供達に愛され続けてきた素敵な駄菓子屋「斎藤商店」を御紹介します。
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 (文字通り、商店街の一角にある。いい感じだねぇ~)
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 (ガチャガチャや10円ゲームもある!本格的なお店!)
 
自販機あり、ガチャガチャあり、そして10円ゲームあり!

「スゴイ楽しそうな店だなぁ・・・・」
商店街を歩く道すがらに見えてきた「斎藤商店」。
もの凄いオーラと、それとは対照的な優しい雰囲気に包まれていますね~。
自然と胸が高まりテンションは一気にMAXに!!!

さあ!早速中に入ってみましょう!
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(駄菓子に玩具類、そしてペペロンチーノまであるぞ!)
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(シール系の豊富さはお見事!の一言に尽きる・・アイドルは不滅なり!)

喜び勇んで入店!!

充実のラインナップを誇る駄菓子。玩具にプラモデル、文房具もあるぞ!
そしてシール類の品ぞろえには口あんぐり・・・
「す、すげぇ・・・」と、思わず口に出してましたよ。完全なる三十路のオッサンの独り言ですわ(笑)

そんなオッサンの突然の来店に、ビックリした顔を浮かべた3人の男の子達(小4位かな?)。

ゴメンな・・・

そう思ったのも束の間、すぐに元の無邪気な顔に戻り、駄菓子を食べながら楽しそうにおしゃべりに興じていたので一安心。
良かったね、こういう自分達が主役になれて本気で遊べるお店が近くにあって!
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(子供達の所定の場所なんだね。まるで我が家の様に寛いでたね)
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(横より接写!バーカウンターの様な造り。これはスゴイ!)

そんな子供達の様子を優しく見つめながらも、店の歴史や滝野川の移り変わりなどを教えてくれたのは、御両親である初代の跡を継ぎ、子供達の笑顔と居場所を守り続ける2代目・おじちゃん。

共に御長寿で、子供達に愛され続けた先代の御両親が亡くなった際の事。
頭に過ったのは「店をたたもう」と言う想いでした・・・・

しかし、毎日の様に通ってきてくれる子供達や、先代の時代から「斎藤商店」の常連さん達(孫を連れてくる常連さんも!)からの「辞めないで欲しい・・・」と言うお願いや声を沢山聞き、店を残し継ぐ決意をされたそうです。

「昔、この辺りには駄菓子屋が多くありましたが、今はほとんど残っておりません・・。両親がやってきた店とお客さん達の思い出を残そう!と思って、気付いたら続けていました(笑)。おかげで楽しくやっています」。

そう言ってはにかむ様に笑うおじちゃん。
滝野川の皆さん、良かったですね。
そして皆さん、おじちゃんの決意に感謝されている事でしょう!
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(店内にはゲームもあるぞ!もちろん、現役バリバリだYO!)

あっと言う間に楽しい時間は過ぎ去り、辺りは三丁目の夕日状態に・・・

「バイバイまたねぇ~」と、子供達。
「車に気を付けて。じゃあね。」と、おじちゃん。

挨拶っていいなぁ~・・・・

「いいですねぇ。こういうの。」と、そのほのぼのした光景に少しうるっときた筆者に、おじちゃんは「毎日の様に来てくれる子供達もいて。楽しく無理せず、永く続けていける様にしたいですね」とニッコリ。
さらにジ~ンときましたわ・・・


移り行く町並みの中、受け継がれていく大切なつながり。

滝野川の商店街の一角「斎藤商店」で、それを目の当たりにした気がします。
皆さんも、素敵な町の素敵な駄菓子屋へ、忘れかけている何かを思い出しに遊びに行かれてはいかがでしょうか?

「斎藤商店」アクセス
東京都北区滝野川6-81-1
JR埼京線「板橋駅」徒歩5分