愛知県稲沢市。

年に一度のハレの舞台は裸で入り乱れろ!!!

桜の名所でもある尾張大國霊神社(通称・国府宮神社)で開催される「国府宮はだか祭」は天下の奇祭として全国区の知名度を誇り、旧東海道(宮宿)と旧中山道(垂井宿)を結ぶ旅情心をくすぐるナイスネーミングな美濃路の宿場町(稲葉宿)として栄えた旧市内は、銀杏生産全国トップの祖父江町・平和町と合併⇒木曽川をはさんで岐阜県と接する様になった、人口約13万6千人を擁する街。
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 (歴史と伝統の息吹を感じる激シブな国府宮神社。)
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 (街中に突如姿を現す大鳥居!一気に神聖な雰囲気へGO)

今回は、その国府宮神社の参道(神社の目の前)にあり、名物「みたらし団子」が有名かつ超絶にマイウーで、後引く味の「はだかまつりのアメ」もラインナップに揃える駄菓子屋「にわや」を紹介します。
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 (国府宮神社参道にある「にわや」。一見は、和食の老舗っぽいね)

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 (暖簾は別世界への入り口!さぁ。にわやワールドへようこそ!)

一見すると、和食の老舗の様な雰囲気の「にわや」。
暖簾をくぐると、すごく格式(値段)高いお品書きが出てきたらどうしましょう・・・なんて心配は御無用。

「とても昔からやってます(笑)。もう半世紀以上!私自身、嫁いできてもう40年経っちゃってますしね(笑)」。
名物の「みたらし団子」を頬張りながら店の歴史を訪ねると、ひょうきんと言うか底抜けに明るいおばちゃんが応えてくれ、一気にほんわかムードに。

さぁ!中に入ってみましょう!
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 (キレイに陳列された駄菓子。選びやすいし、楽しいし。いいね!)
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 (名物「はだかまつりアメ」!これも超絶にマイウーでしたYO!)

筆者が訪れしは、夏の終わりの或る夕暮れ。
ちょうど店内から、駄菓子を買い終えた地元の子供達が、それを楽しげに食べながら出てくる所でした。

駄菓子がキレイに陳列された棚。
そして、その上に飾られる「はだか祭」関係の写真やイラストが目を楽しませてくれるのと同時に、この祭りが持つ歴史と文化の重みを感じさせてくれます。

それをゆっくりと鑑賞する為のスペースでしょうか?とても広い空間が気になり聞いてみると・・・

「子供達がゆっくりとしゃべる為のスペース」との回答!
う~ん、子供目線ですYO。素晴らしい事ですね。
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 (このスペースは圧巻!曰く「子供達のくつろぎスペース!」)
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 (イカ系駄菓子のラインナップもスゴイ!大人も買っちゃうね!)

「祭の季節や、お正月など、客足はスゴイですね。みたらしなんて、焼いても焼いても間に合わなくて・・・」と、おばちゃんも感嘆せしめる、絶大な人気と知名度を誇る「みたらし団子」は、本当に美味しくてビックリ!
しかも1本=80円と言う驚きの価格設定。

これだけを求めて遠くより来る旅人がいると言うのも納得。本当にマイウーでした!
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 (何本でもイケちゃうYO!。ダイエッターもこの時ばかりは喰らうべし!)

「子供の頃、ハレの日に「にわや」の団子を食べてくれた子達が大人になって、祭りや正月にふらっと寄ってくれる。すごく嬉しい事です。Ahh、私も年取る訳だぁ・・・って、月日の流れも痛烈に感じるけどね(笑)」とおばちゃん。

はだか祭で有名な国府宮神社の目の前にある「にわや」。
皆さんも、ここの名物「みたらし団子」を食べて、子供の頃みたいに素っ裸な気持ちになってみては如何でしょうか??

「にわや」アクセス
名鉄名古屋本線「国府宮」駅 徒歩8分
愛知県稲沢市国府宮3-15-5