埼玉県・さいたま市。

永遠のライバルと言われた武蔵野の両巨頭(旧大宮市・旧浦和市)が合併し、旧与野市・旧岩槻市も後に続いて誕生した人口120万強を誇る県下NO1都市。
(大宮区・浦和区・岩槻区・見沼区・中央区・緑区・桜区・西区・北区・南区の10区で構成)

旧浦和市を引き継ぎ、浦和レッズのダイヤモンドな輝きを放つ浦和区もその1区。
中山道の宿場町(うなぎが名産)として栄えた文化の残り香と、県庁所在地として行政パワーとがハイソにMixし、かつて「鎌倉文士に浦和画家」と称され、今なお国内トップクラスの「文教都市」と称される、文武両道を突き進む街。
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(浦和うなこちゃんの石像。思わず胸キュンなルックス!)

今回は浦和駅から歩いていける安心の公営ギャンブル「浦和競馬場」へと続く道すがら、「We Are RED」な浦和の風を両端で感じることのできる「前地通り商店街」にある、子供にも大人にも大人気(大歓迎!大人買い)な駄菓子屋「鈴木さんち」を紹介します。
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 (赤い旗は浦和レッズのしるし!商店街もレッズ一色だねぇ)
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 (外観からも楽しい雰囲気がビシバシ来るでしょ!!!)

「鈴木さんち」は2008年OPEN。
ご近所さんの家のようですが違いまっせ!「鈴木さんち」というれっきとした店の名前なんですYO。

充実のラインナップを誇る駄菓子・駄玩具のほかに、ほっぺたが落ちるとはこの事!超絶に美味しいおばちゃん御手製のクレープ(皮の生地はヘルシーな豆乳仕様)とチーズケーキ(植物性生クリームと三温糖仕様。やっぱりヘルシー)はおススメ。
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 (こんなおいしいチーズケーキは初めて!しかもヘルシー!!)

駄菓子屋が少なくなってしまった浦和区一帯で近隣の子供達にはもちろんの事、チーズケーキやクレープを求めて遠方からもお客さんが訪れるのも納得。
柔らかく・甘く・美味しく。そのうえヘルシーなんですもの!!!!人気高いのもうなづけます!
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 (イラストや写真も多くシャレオツな店内。楽しい空間!)
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 (駄玩具も充実の品揃え!楽しい空間パート2)

さまぁ~ずの人気番組「モヤさま」や、「ぶらり途中下車の旅」にも出演した事のある「鈴木さんち」。
駄菓子・駄玩具を選ぶ楽しさ、手作りのスイーツの美味しさなど魅力が満載ですが、最大の魅力はなんといってもおばちゃんの人柄・やさしさ!なのでしょう。
筆者も訪問の際、一発でファンになってしまいました!
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(なんかスゴイぞ!訪れし有名人のサインに写真がズラリ)

「鈴木さんち」だけあって、おばちゃんの苗字も当然「鈴木さん」なのだろうと思いましたが、違いました!鈴木=おばちゃんの旧姓。
その名前にこそ、おばちゃんが駄菓子屋を続ける(開店した)思いが込められていたのです。

元々、この地で自転車屋(鈴木自転車店)を営んでいたおばちゃんの親御さん。その跡を継いだお兄さんも若くして亡くなってしまったそうです。

持ち主がいなくなり、家を売却するか否かの決断に迫られた時の事。
家族との思い出がいっぱい詰まったこの家・この名前を残したいと、おばちゃん一大決心。

みんなが気軽に寄れる店を。そう、かつての我家の様に!
駄菓子と自分が出来るケーキをラインナップに加えて、お客様に愛される駄菓子屋をはじめよう!

そしてついた名前が「鈴木さんち」。

もうね。何にも言えないほどに感動してしまいましたYO。

老若男女に愛されている現在の「鈴木」宅。それをみて、天国の御家族も満点の笑顔を浮かべていることでしょうね。

美味しいクレープと家族愛に包まれた「鈴木さんち」。皆さんも行ってみてはいかがでしょう?

「鈴木さんち」アクセス。
JR京浜東北線・湘南新宿ライン・宇都宮線・高崎線「浦和駅」 徒歩8分
埼玉県さいたま市浦和区前地1-2-14