菓子先進国(世界ぶっちぎりでしょ。マジで誇ろうぞよ)の我が日本。
アジアを旅していると、日本の駄菓子にインスピレーションを受けたと推測(モロパクも多し)できる菓子に巡りあった経験した人も多いのではないでしょうか?

前置きはさておき、今回は台湾とのちょっとした比較から入ります。御了承を。

コーラ缶を縮尺ごと小粒に仕上げた見事なフォルムに、中身も比例して小粒なラムネを1粒1粒キチンとコーラ味に仕立てて「ハイ!ど~ぞ」的スタイルでお馴染み、日本が誇る「オリオン㈱ ミニコーラ」。

対するは、愛すべき隣国・台湾。
可楽(コーラ)缶をやや大柄に誂え、Candyの名からも中にラムネ(水菓糖)入りと分かる川元食品の可樂糖(Cola Candy)。

とりあえず外見フォルムを見比べてみましょう。
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 (大きさでは可樂糖が圧勝!並べると似てないね。)

色とコンセプト(コーラ缶ミニ化→中身はラムネ)はクリソツな両者。

ミニコーラ=30円
可樂糖=約66円(1台湾元=3.3円。2014年10月現在)
と値段と大きさは台湾が超リード。
物価等を鑑みれば、単純に価格比較は出来ないし、したくもないので割愛としますね。

男の価値(人気度)は外見より中身で決まる!!と思う女子の少なさに壮絶な思春期を迎え、泣きながら声変わりを迎えた男子諸君。焦りなさんな。
どちらにしても中身もダサダサだったので気にすることもなかろう・・・(俺の事か?)な諸君にリスペクトを送りつつ、両者の中身を比べてみましょう。
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 (おお!この流れは・・・・・・・・・・・・・・・・・)

台湾代表の中身はコーラとは程遠いフルーティなラムネが出てきたぞよ?
しかもこの形、色は?もしや・・・
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 (クリソツどころのレベルじゃねーぞ!!!同じじゃい)

形が前回御紹介した「台湾駄菓子 樂彩球」と同じじゃあ~りませんか!

味は違うだろうと口に頬張ってみて広がる懐かしきデーゲーム味。
ブラック聖闘士さながら、色は違えど「台湾駄菓子 樂彩球」にクリソツな姿形に口あんぐり。

「ふ・・・台湾。これだけコーラを前面に出しておいて、味な真似しやがる・・・。つうより全く同じ味じゃねーか・・・瞬。俺が代わりにデスクイーン島に行く。」

聖戦士に同じ技は通じないのは定説として、筆者には同じ味は全然通じてしまうのが笑えるYO!

日本にはないオリジナルティ溢れるその味に再び出会えた事に感謝しつつも、「何もコーラの形にすることもあるまい・・・」と少しニヒルな気持ちになりましたとさ! おしまい。

似て非なるアジアの小宇宙(コスモ)。君も感じてみてはどうか!