「おばちゃ~ん。UFOチョコ2個ちょうだい!1個は食べて1個は家に持って帰るから!!」
「はい40円!」
独特アクセントでそう言われ40円(当時は1個20円だった)を差し出すと、「思い出の駄菓子屋 ババヤ」のおばちゃんは慣れた手つきで、もちろん手づかみで、1個を小さな袋に入れ、1個を直接ボクの口に運んでくれた。
もう30年も前になるのか・・・・・・
外側にオレンジでUFOが描かれた白が基調のボール紙の箱。
中にはUFOの形をしたチョコが7~8個で1層構成でバラ積みされていて、ほとんどの場合手づかみで、やや気の利いた駄菓子屋に行けば小さなトングの様なものがついていた伝説のチョコ系駄菓子・「UFOチョコ」を覚えている諸兄も多いはず。
そして、今はどこを探しても、あの甘みと昭和のビター感が奇跡のドッキングを成したあの味に出会えない事を心の底から嘆いている諸兄も多いはず。
悲しむ勿れ、世の日本男児たちよ。
我、かの味を、昭和と共に無くなりしかの味を発見セリ!!! 括目して見よ!
でもその前に、その「包ぷくぷく チョコカステラ(以下・ぷくぷく」を作ってくれている「㈱植竹製菓 HP」に最大限の敬意を示すのを忘れるな!
(もうこの際、キャラクターは〇〇チューに似てるとか気にするな!)
一見すると、あのポ〇モ〇の人気キャラ?って思うでしょうが、その辺は触れないで直球勝負で味を噛み締めて欲しい。
1串に3本付きのコーティングByチョコ。1口食べれば口中に広がるは、懐かしきあの未確認飛行物体味。
もう二度と出会えぬであろうと思った味。ありがとう!
(哀しい事、辛い事があったら心にチョコをコーティングしよう!)
チョコUFOのコンセプトそのままに、後継として1枚1枚丁寧に袋詰めされた「チョコフォーカステラ」を知っている人も多いはず。
(写真がなくて申し訳ないっス。上記HPを参照のこと)
美味しいし、筆者も見つければ必ず買って食べるのだが、若干違う味(袋詰め・湿度や管理方法の差かもね?)だと感じてしまっていたのは大人の階段をムリクリ登った為と思っていたのだが・・・・・
「ぷくぷく」を食べれば、その懐かしき味に思わず心の中は、硝子の階段を2段飛ばしで駆け下りて来るほど一気に幼き頃の柔らかな想い出がいっぱいに!
「ぼくの心はひび割れたビー玉さ。のぞき込めば君が逆さまに映る・・・」なんてstay with meな硝子の少年時代を送った昭和男子は、ぜひ確かめてみてね!
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