東京都中央区。

花の都・大東京が江戸と呼ばれし昔から現代に至るまで、道路の起点であり続ける「日本橋」を中心に、世界中からの「金」持ち達を吸い寄せる銀本位制度の元牙城「銀座」、新興セレブタウン「晴海」、もんじゃの町「月島」や移転に揺れる「築地」市場、東京の離れ小島「佃」・「勝どき」を擁する、文化も経済も文字通り東京の中央に位置する街。
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 (実は水の都でもある中央区。下町風情も猛烈に残っているYO)

今回はその中央区の、隅田川にかかる唯一の可動式の橋として名高い「勝鬨橋」一帯、開発著しく高層マンションと昔ながらの下町がカフェ・オ・レの様に交じり合う町「勝どき」の駄菓子屋「おまけや」(※細貝商店は名称。以下は「おまけや」)をご紹介します。
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 (大通り沿い、高層マンション立ち並ぶ界隈で存在感を示す)
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 (いい雰囲気でしょ!今はカフェも併設されている)

祖母(戦前・戦後)⇔母(古き良き昭和)⇔娘(現在進行形)の親子3代、「勝どき」の歴史とともに町に根付き、共に歩んできた由緒正しき駄菓子屋。

戦前は大衆食堂を営み、戦後すぐの食糧難時に駄菓子屋となって地域の子供たちの小腹と心を満たし続けてきました。

ちなみに元々の名前は「おかめや」。
しかし、初代のおばちゃんが子供たちにオマケばかりしていたらしく、誰ともなく「おまけや」に変わっていったそう。いい話や・・
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 (ハイカラさんが通りそうなシャレオツな店内。詳細は後ほど)
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(駄菓子袋詰めセットはもはや芸術の域)

現・おばちゃん(というには若く底抜けに明るいので、以下・3代目)に「駄菓子屋研究家」の名刺を差し出すと、一気に満面の笑みに変わり、それはもう楽しくお互い笑いながら色々な話をしました。

今から20年ほど前、2代目が駄菓子屋+αで甘味処を併設し、3代目がそれをカフェに昇華させました。
カフェの内装は明治生まれで職人気質の大工だった祖父が造ったという当時の家を柱や針などをそのまま使用でリフォーム。 

すごくオシャレな空間で、なによりコーヒーが超絶に美味しい!まさに隠れ家ってやつですね。
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 (昔から「おまけや」に通った地元の人達の憩いの場。)

メディアの取材はお断りを貫く「おまけや」の3代目。
「大挙されると困るのよ。駄菓子を買いに来てくれる子供達・カフェによく来てくれる地元企業の人や昔なじみの住人達をなにより大事にしていきたいから」とその理由を話してくれました。

素晴らしい想いです!

「コーヒーつながりで色々話す事はあるけど、駄菓子屋つながりは始めて!「縁」があったから・・・この「縁」は大事にしたいね。だから、貴方には写真(ブログ)OKだし、もっと話したい位よ(笑)」と言ってくれ、感激しまくりでした!

駄菓子関係の人、もし「縁」あって勝どき周辺に行かれる際は、美味しいコーヒーと昔ながらの人情を頂きに「おまけや」に遊びに行ってはいかがでしょうか?

「おまけや」アクセス
 都営大江戸線「勝どき」駅 徒歩すぐ
 東京都中央区勝どき3-7-4