茨城県・土浦市。

市域の東にそびえるは、もはや海級。日の本第2位の広さを誇る湖・霞ヶ浦。
市域の西にそびえるは、小野小町も超絶賛。北関東の名峰・筑波山。
霞ヶ浦と桜川とが織りなす風光明媚で肥沃なデルタ地帯がその前身。それゆえに古来より交通の要害として発展、歴史と文化が調和し、行き着いた先がレンコン生産日本一という渋すぎる功績を挙げる、茨城県南部の中心地。

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 (桜の時期にはぜひ土浦へ行くべし!強烈に風光明媚)

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 (どこからどう見ても、海にしか見えん。今日も飛ぶ飛ぶ霞ヶ浦にゃ・・)

今回はその土浦市の文京地区で、大正時代より続く(約100年)歴史ある駄菓子屋「高田商店」をご紹介します。

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 (右手はクリーニング。左手は伝統的な駄菓子屋。)

パッと見るとクリーニングの店。
しかし実は入り口が二つあり、右側がクリーニング・左側が駄菓子・文房具店。
両方をおじちゃん・おばちゃんが行き来して、地元の人達の憩いの場となっています。
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 (所狭しとおかれている駄菓子・文房具・駄玩具。いいね)

元々は近所の小中学校向けの学用品・文房具のお店でしたが、時代とともに駄菓子・駄玩具そしてクリーニングと、扱い商材を増やし今に至ります。

筆者が伺ったのは桜が満開な春うららな或る日の昼過ぎ。
筆者を最初「町づくりのNPOの人かな?」と思ったというおじちゃん。その口から「NPO」という単語が出てきた事に驚きましたが、話を聞いているうちにその博識にもっとビックリ!!
戦後の混乱期~高度経済成長に自身でおもちゃの貿易を商っていて、関東の歴史・東京の地理(筆者の生まれ育った台東区・蔵前のことも相当)も相当詳しく、逆にいろいろと教えてもらっちゃいました。
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(スーパーボールのこの色のコントラストがかっけーんだよな!)

「今日も飛ぶ飛ぶ、霞ヶ浦にゃ~」で有名な予科練があったのが霞ヶ浦。
おじちゃんより少し上の世代が予科練で訓練を受けていて、戦時中の話はもちろんの事、価値観180度変えられてしまった戦後の話も、そして何より日本を支え続けてくれたこの世代(団塊の一回り以上うえの世代ね)の若い世代に対して持つ様々な「思い」を色々と話してくれ、本当に勉強になりました。
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 (店を取材に来てくれた方がくれたお手製の画集。いいね)

おじちゃんと小1時間ほど話していると、駄菓子の仕入に行っていたおばちゃんがたくさんの駄菓子を抱えて帰ってきて、またまた楽しい談笑をさせてもらいました。

店を出る際に「これ小腹が空いたら食べなさいな」と、売り物である煎餅を2枚も頂きました。ありがとうございます!

文化・歴史の上に人情が混じり合り、優しい雰囲気に包まれている「高田商店」。

皆さんも土浦観光に行かれる際は、是非「高田商店」で活きた勉強をしてみてはいかがでしょうか?

「高田商店」アクセス
JR常磐線「土浦」駅下車 徒歩15分
茨城県土浦市文京2-4