東京都江戸川区・小岩。

小岩を関する東西南北の地名(東小岩・西小岩・南小岩・北小岩の事。小岩四天王)に驚く勿れ。
となりの葛飾区には新小岩(東新小岩・西新小岩はもちろん、オーソドックスタイプ・新小岩もある)が聳え立ち、両区の小岩系住民が手を結んだら、「東京23区内で新たに独立するならこの町なんじゃないコンテスト」BEST4はかたい、江戸川・中川、両河川に囲まれたスモールロックな水辺の町。

※優勝候補はやっぱり千住。もうさ、独立しちゃいなYO。南千住(荒川区)と千住一帯(足立区)さぁ。

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 (夕暮れ時の江戸川河川敷にて。哲学Timeしたい奴にオススメ)

今回は小岩地区の一角を成す北小岩から、グレートロックな温もりを持つ駄菓子屋「市川屋」を御紹介します。

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 (一見して駄菓子屋とわかる佇まい。いいでしょ!)
元々は文房具屋さんだったと言う「市川屋」。
今のおばちゃんは2代目。初代はおばちゃんのお母さん。

母娘2代で紡ぎ続けたその日々は、小さな店内いっぱいに広がるぬくもりへと昇華しています。いい雰囲気だなぁ。
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 (子供二人はいれば満杯の店内。この距離が絆を生み出す)

子供達はこの小さな店の中で、駄菓子を選び・おばちゃんとガチンコで話し、外で待つ友達と交代するサイクルを通じて不文律の掟(社会出たらそんなのばっかよ!今の内学んどきや)を学んでいったのでしょう。
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 (駄菓子の配列とか、匂いとか。結構好きな感じ!)

そして筆者が一番驚いた事。それは。
駄菓子一つ一つに黒のボールペンで価格が丁寧に書かれている事。これはすごい事だよね!
「スゴイ丁寧な、いい仕事してますねぇ」と言うと、少し照れながらおばちゃん「子供を連れてくる家族(駄菓子の値段を知らない)や、初めて駄菓子屋に来た子にもわかる様に書いてるの」と。
う、う・・・頭下がりまくりです・・・・・
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 (見て見て!一個ずつ手書きっす。しかも全部だYO)

なんか、手間暇かけて価格が書かれた駄菓子を開けてしまうのはモッタイナイ気がしたのですが、食べないのも何なのでペロリといっちゃいました。

一つわかった事があります。
手間暇を惜しまないおばちゃんの優しさは、「市川屋」店内に充満して訪れるお客さん(筆者もね)を幸せにしてくれています!

また遊びに行きます。本当にありがとう。
皆さんも小岩にあるスモールロックな「市川屋」で、グレートロックなぬくもりを体感しに行かれてはいかがでしょうか!!

「市川屋」アクセス
京成本線「京成小岩」駅・「江戸川」駅 徒歩5分
東京都江戸川区北小岩7-3


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