・・・・もう四半世紀以上前になるのか。
東京のド下町で生まれ育った筆者にとり、駄菓子屋で「100円もんじゃ」(少量のキャベツとあげ玉+小麦粉ONLYみたいなもんじゃ。通は駄菓子でトッピングを施す)を頼む事は、超絶なアドベンチャーだった。
なぜなら、駄菓子の相場は10円~20円が多く(今現在もそうだが)、100円=その日使える全財産だった子供にとってチビチビねばるのが王道で、「100円もんじゃ」を頼む事は一発でステージクリアしちゃう5000ガバス級の「裏技・裏テク」みたいなものだったからだ・・・・・
広島の駄菓子屋で定番の100円駄菓子を手にした際、思わず幼少期の思い出がフラッシュバック。
危うく「時をかけるおっさん」になってしまう所だったぜ・・・ふーぅ。
と言うわけで、今回は「尾道三部作」が有名な映画の街・尾道から広島中を席巻する㈱オオニシの「若鳥の手羽」を紹介するぜよ。
(駄菓子と言うよりつまみや食事の域だねぇ)
広島周辺では「ブロイラー」と親しみを込めて呼ばれているとの事。
静岡周辺の駄菓子屋にはおでんが、大阪周辺=鉄板焼きなど、画一的ではない日本各地の駄菓子屋文化を語る上で外せないのが広島=ブロイラー文化。
筆者も実は初見。
仲良くさせてもらっている千葉県八千代市の「まぼろし堂 」で教えてもらい、思わず飛びついてしまった。
(密閉されまくった形跡が激シブ。「ブロイラー」と表記されている)
窒素も酸素も、往年のサンフレッチェ広島を思わせる鉄壁のガードでシャットアウト。
この密閉力はハンパない。打倒!賞味期限!!!
(脂っぽさがマジでない。燻製の様な味。病みつき必至)
見た目通り、脂っぽさがあまりなく、まるで「手羽先の燻製」を思わせる雄姿。
その仁義なき歯ごたえに一発で虜になってしまった。
酒は進むわ美味しいわ。これはすごい!
やはり広島の駄菓子屋文化は面白い。
いつの日か必ず、広島の駄菓子屋めぐりに行ってやるけんのう!
ブロイラーについて詳しく知りたい方→㈱オオニシ HP
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