東京都板橋区・高島平。

1~9丁目までを擁し、その名を聞けば「団地」が頭に浮かぶ人も多いはず。
その歴史は、高島秋帆(日本史好きな人は知ってるよね?)が国内初の洋式砲術を行った幕末期まで遡り、その偉業に因んで大型団地建設時に「高島平」の名を授けられし町。

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 (確かに団地は多いが、公園等の施設も充実)

今回は、その高島平で昭和54年(1979年)創業の駄菓子屋「西沢商店」をご紹介します。

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(シャレオツな外観・ポップなテントが目印)

豊富な駄菓子の他にもジュースやタバコも売っている「西沢商店」には、子供達だけではなく地域の老若男女が買い物に訪れます。
筆者がおばちゃんに色々とお話をうかがっている際も、何人か近隣のおじさんが訪れ、タバコを買う⇔おばちゃんと話す→「また明日!」と、颯爽と帰っていきました。
こうしたルーチンの挨拶を交わせる場所っていいよね!大人にも必要でしょ!

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 (整然とされてるね!!見やすいこと見やすいこと)

知らない大人の筆者がいることで緊張したのでしょう。
「西沢商店」でおばちゃんと話していると、子供2人組が少し照れながらもキチンと挨拶をして店内に入ってきました。
子供達は駄菓子を楽しそうに選び→計算→買いのサイクルをこなし、店を出る時に再度照れながら「じゃあね、おばちゃん」と・・・
少年よ。大変よくできました。今は挨拶できればなんも問題ない!おっさん、マジでそう思うよ。

「子供達が悪いことしたら平気で怒るのよ」と、なんとも言えない笑顔で答えてくれたおばちゃん。
そうした怒ってくれた人の存在こそ「古き良き昭和」の屋台骨を支えてくれていたんだよねぁ・・・今になって気づきますYO。

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 (駄菓子屋で学ぶこと。今の日本人に一番足りない「心」なんじゃない?」

筆者がまだ子供の頃、と言っても25年位前までの話ですが。
家の周りを歩いていれば、隣近所のおじちゃん・おばちゃんが声をかけてきてくれ、あいさつは当然の事、お菓子をくれたり、家に入れてくれたりが当たり前のように行われていました。(その分、本気で怒られもしましたが)

いつからでしょうね?
「知らない人について行かないで」という教訓ですら風化するほど、人間関係が希薄になってきたのは・・・
知らない人だらけ・・・
知ってる人が近所にいないんじゃ笑い話にもならんて。マズイよね・・・

そんな中、団地の町の一角で、昭和と変わらない人間通しの緩やかなつながりを「西沢商店」で見た気がしました。ありがとう!おばちゃん。

また遊びに行きますね!

「西沢商店」アクセス
都営三田線「西台」駅・徒歩3分 「蓮根」駅・徒歩8分
東京都板橋区高島平1-59-15

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