千葉県八千代市。

少子高齢化もなんのその、東京都心部への便利なアクセスを追い風に「東葉高速鉄道」沿線が大開発,年少人口が増え続け人口千葉県下第6位に急浮上するも、今なおノスタルジックな風景を残す田園都市。


今回は、2012年(平成24年)9月に八千代市にOPENしてから、「大人も子供もおねーさんも」来る人みんなをワクワクドキドキ魅了し続ける駄菓子屋「まぼろし堂」を御紹介します。
まぼろし堂 HP
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 (「まぼろし堂」でワクワク体験のはじまり、はじまり)

筆者が「まぼろし堂」を訪れたのは或る晩夏の夕暮れ時。
都会の喧噪を離れ、蜩の鳴き声に包まれながら八千代の田園風景のなかを車で駆け抜け、「まぼろし堂」にたどり着きゲートを潜り抜けると、不思議な事に少年時代にタイムスリップした様な錯覚にとらわれます。「まぼろし堂」の敷地内は、その名の通りファンタジーゾーンなのかもしれませんね。

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 (ここをくぐると、心は少年時代へGoing)

懐かしさと思い出を大切にしていきたい・・・・・
開業してもうすぐ1年になる「まぼろし堂」のコンセプトです。

店長でもあるおばちゃん(やっちゃん)を中心に、息子さん(ひで兄)・娘さん(あつ姉)から孫に至るまで家族一丸となり竹藪を切り開き、建屋の基礎・土台から建物自体まで築き上げたと聞いては、驚きを通り越し尊敬の念を感じざるを得ません!!

そして、今もこうしている間にみんながワクワクするようなイベント・企画を実行する為、フレキシブルに敷地内を開拓しています!

「まぼろし堂」は自らが土地を切り開く開拓スピリッツ溢れる駄菓子屋でもあるのです。
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 (竹藪開拓は現在進行形なり。大変なんだよ、竹って。刈るの!)

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(家の土台作りなど、努力と思い出の詰まったアルバム)

イベントや企画が楽しく大盛況に行われるのも、本来の駄菓子屋業がしっかりしているからこそ。
駄菓子の種類も豊富だし、配列もシャレオツで大人も楽しめる店内。ワクワクしちゃいますね!

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 (大人は節度を持って買い物してね!筆者も肝に命じる哉・・)

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 (目で愛でるフィギア達(売り物ではないYO)。胸アツでしょ!)

正面のドアを開ければ多くの駄菓子・飾られるフィギアと共に、温かくみんなを見守るやっちゃんがお出迎え。
子供達も元気にあいさつしながら入って行きます。
あいさつって大事なんだよなぁ。つくづくそう思います。「あら!~~君」とか「~~ちゃん」とか声をかけられて子供達も本当にうれしそう!

他学年・他学校同士の交流から垣間見える子供の成長や変化を、やっちゃんは嬉しそうに筆者に語ってくれました。
学校や家庭だけでは学べない大切な何かを教えてくれる・・・・駄菓子屋には現代の寺子屋的側面もあるのです。

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 (いつもありがとう!これからもよろしく!みんなそう思ってるYO)

「多くのボランティア・有志の方に支えられてイベントを行っています」と話す、筆者と同世代のひで兄。

目を輝かせがら、コマ・ベーゴマなど一昔前の遊びからミニ四駆大会の話を、これまたおもしろいラーメンブース(豚メンを食べれるスペース)内で聞かせてもらいました。

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 (これはオモシロいアイデア!)

「駄菓子屋は日本の文化。日本一=世界一。」

駄菓子屋についてアツく話せる仲間が八千代にいた事に、筆者の鼓動は感激のビートを奏で続けています。すごくうれしかったです!

市外からも子供達が自転車に乗って1時間以上の大冒険をしてやってくることもあると言う「まぼろし堂」

「まぼろし堂」にたどり着く道中までもがアドベンチャー!
皆さんも不思議でファンタジーなドキドキ感を味わいに、週末親子で訪れてみては如何でしょうか?

「まぼろし堂」アクセス 
千葉県八千代市桑橋116‐3
東葉高速線「八千代中央駅」徒歩45分・自転車25分
まぼろし堂 HP
善林寺を目指して!皆さんも探してみてください!