「大きな夢を売る小さな駄菓子の店」

2012年の初訪問時に、その掲げしコンセプトに大きく感動したのを昨日の事の様に思いだします・・
読者様より「閉店しました」と情報を頂きました。

優しいおじちゃん亡き後、一人で店を切り盛りしていたおばちゃん。
2017年4月に閉店を決意。
最終日は地元の子供達から感謝状や花束を贈られ、本当にみんなから愛されたお店であった事が偲ばれます。

本当にありがとうございました。そして、お疲れさまでした。

「夢商店」で育った子供達。大きな夢をもって羽ばたいてくださいね!

以下過去記事(2012年)




東京都品川区・南大井。
江戸3大刑場の1つで、現在でも都内有数の霊SPOTとして知られる「鈴ヶ森刑場」跡地を擁し、モースのとっちゃんでおなじみ「大森貝塚」へも徒歩で行ける史跡・緑に囲まれた町。

今回は南大井の駄菓子屋「夢商店」を御紹介します。
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 (赤いPOSTとガチャガチャが目印。)

「夢商店」・・・なんて心地いい響きでしょう。

10年ほど前に「大きな夢を売る小さな駄菓子の店」をコンセプトに開業されたとの事です。
ネーミングセンスに加え、コンセプトも最高ですね。
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 (店内が一望できる造り。この安心感はすごい。)

圭子の夢は夜にひらきますが、子供達の夢はいつ何時ひらくかわかりません。

学校?家庭での団欒?あるいは子供たちだけの世界である放課後?・・・

全てが大切なのでしょうが、駄菓子を片手に公園や道端で遊んでいる子供達を見ると、夢へ向かう原動力の第一歩であるコミュニケーション能力の育成と言う意味でも、その一翼を担っているのが駄菓子屋さんなのは間違いない事でしょう。
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 (豊富な種類の駄菓子に絶句。)

夢だけではありません。「夢商店」は出会いの場でもあるのです。

子供・近所に知り合いのいない親御さん・地域の高齢者etc・・・
いつでも「夢商店」に行けば友達になれ、孤独を見事にシャットアウト。

「地域社会のボランティアみたいなもんだYO」
おじちゃんは何とも言えない良い笑顔でそう筆者に語ってくれました。
(おじちゃん・おばちゃんの強力タッグで絶賛営業中。)
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 (おごり・おごられは大人になってからね!)


地域社会崩壊が叫ばれて久しい現代にっぽん。

子供だけではなく、その親や近所の住民も気軽に立ち寄り、地域社会の再構築への拠点となっている「夢商店」。
ボランティアと言うより偉業と思うのは筆者だけでしょうか?


「夢商店」アクセス
京急線「立会川駅」より徒歩7分
東京都品川区南大井4-2-21

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